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2020.01.14
本日のフジヤ【スタッフ レビュー&ハウツー】,

カメラ専門店が選ぶ 安いミラーレス一眼カメラ

人気のミラーレス一眼カメラですが、低価格なモデルも多くラインナップされています。安いカメラ=性能が悪い、入門者向き、と思われがちですが、実はカメラ専門店のスタッフから見ても「このカメラ、性能の割に安いな~」と思うコスパの高い機種が多く存在します。

 

又、安いモデルは、入門者や女性を意識する為か、コンパクトで軽量なモデルが多く、上位機種を持っているユーザーでもコンパクトカメラ的なサブ機やお散歩カメラとして重宝します。

 

今回は、そんな比較的安いミラーレス一眼の中から、長く使える入門機としても、高級機のサブ機としても使える、レンズを含めても10万円以下で買える、コスパの高いミラーレス一眼カメラを4機種セレクトしてみました。

 

FUJIFILM (富士フイルム) X-A7

FUJIFILM (富士フイルム) X-A7 本体写真
 

センサーサイズ: APS-C
画素数: 約2424万画素
常用ISO感度: ISO200~12800
手振れ補正: 無し(レンズ)
 

個人的にも大好きなFUJIFILMのカメラです。

 

X-A7 は、高級機に使われるFUJIFILMオリジナルのセンサー「X-Trans CMOSセンサー」ではなく、一般的なデジタルカメラに使われる「ベイヤー式センサー」を使用しています。おかげで、性能のわりに安い価格を実現したミラーレス一眼カメラです。

 

軽量コンパクトでクラシックなデザインは、電子ビューファインダーこそ搭載していないものの、バリアングルモニターを搭載しており、極端なローアングルやハイアングルなど、人と違うアングルで撮りたい時など非常に便利です。

 

FUJIFILM X-A7 撮影風景
 

勿論、FUJIFILMのカメラの最大の売りの一つは独自のフィルムシミュレーションで、Velvia(ベルビア)、クラシッククローム、PRO Neg.Std(プロネガスタンダード)といった、魅力的な11種類のフィルムのカラーを簡単に切り替えて使う事が出来ます。

 

フィルムシミュレーション比較
 

先に書いたとおり、一般的なベイヤー式センサーを使っている故に安い価格となっていますが、実はJPEGで撮って出しなら、高級機に使われるX-Trans CMOSセンサーとの画質差は殆ど無く、画質的にも非常に優れています。

 

論より証拠で、上位機種X-T3との画質の違いを見ていただきましょう。

 

画質比較拡大前画像

X-T3、X-A7画質比較
 

正直言って、画質の差は殆ど感じられません。

 

このレベルの描写力があれば、上位機種をお持ちのユーザーの方にも、安いコンパクトなサブ機として、十分以上に活躍出来ると思います。

 

さらに安い前機種のX-A5と迷うところですが、AF性能の向上、4K動画(30p)の撮影(X-A5はフレームレート15pまでなので、実質撮れないのと同じ)、USB Type-Cの採用など、性能も使い勝手も向上した部分が多いので、予算次第で選択すればいいと思います。

 

FUJIFILM X-A7は、おススメの安いミラーレス一眼カメラです。

 

>>> FUJIFILM(富士フイルム) X-A7

 

こちらもおススメ! X-T100

FUJIFILM X-T100 本体写真
 

X-A7同様、ベイヤー式センサーを使う事で、コストを抑えた機種です。

 

X-A7には無い、電子ビューファインダーを内蔵しているので、ファインダーを覗きながら撮る、いかにも一眼デジタルを使っているという感覚で、撮影が出来ます。デザインも一眼レフみたいでかわいいですね。

 

コンパクトさを重視しないなら、価格も安いのでおススメのミラーレス一眼カメラです。

 

>>> FUJIFILM(富士フイルム) X-T100

 

2本目にはこのレンズ! XF23mmF2 R WR

XF23mm f2
 

明るい単焦点レンズなので、安いとは言えませんが、35mm判換算で35mmの画角はスナップやお散歩写真、テーブルフォトまで広く対応出来て魅力です。

 

ズームレンズでは難しいf2.0という非常に明るい光学系は、背景をボカした、いかにも一眼カメラで撮りました、という写真が撮れて、価格以上の満足を得られると思います。

 

ミラーレス一眼用の広角レンズは、一眼レフ用のそれよりも性能がいいと言われるくらいなので、性能的にも魅力のあるレンズです。

 

>>> FUJIFILM XF23mmF2 R WR

 

SONY α6100

SONY α6100 本体写真
 

センサーサイズ: APS-C
画素数: 約2420万画素
常用ISO感度: ISO100-32000
手振れ補正: 無し(レンズ)
 

位置づけ的には中級機と言っていいレベルですが、価格はレンズを含めても10万円を切る、非常にコスパがいい機種です。

 

特徴は、なんと言っても強力なAF機能で、ほぼ画面全体をカバーする、425点のフォーカスポイント全てに位相差検出方式とコントラスト検出方式の2つのセンサーを配し、オートフォーカスの精度とスピードはミラーレス一眼カメラの中でもトップクラスです。

 

さらに、一度選択した被写体のピントを追いかけ続ける「リアルタイムトラッキング」、人間の瞳のみならず、犬や猫といった動物の瞳にもピントを合わせられる「動物瞳AF」と言った、殆ど反則と言っていいレベルの強力なオートフォーカス機能を搭載しており、人間業では不可能な精度でピントを合わせる事が可能です。

 

SONY 瞳AFテスト写真
 

しかも、前機種には無かった3.5mmのマイク端子が搭載された事で、強力なAF性能と併せて、動画用ミラーレス一眼の入門機としても、おススメ出来る機種になりました。

 

ケージなどもα6300や6400と同じものが使える事もメリットの一つです。

 
SONY α6100 本体写真(ケージ)
私物のα6400を入れている SmallRig のケージ(ケージ内でカメラが動かないように、ストラップ金具をネジ止めするタイプ)にα6100を入れてみましたが、問題なく入りました。
 

ギリギリ10万円を切る価格は「安い」と言える程安くありませんが、上位機種に肉薄する機能を持っており、動画までこなせる、長く使えるミラーレス一眼になると思います。

 

安いミラーレス一眼カメラというよりも、安い高性能ミラーレス一眼と言った方がしっくり来る、非常にパフォーマンスの高い機種だと思います。

 

>>> SONY(ソニー) α6100

 

望遠が得意なα6100に運動会用キラーレンズ E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS

SONY E70-350mm f4-6.3 本体写真
 

カメラの強力なオートフォーカスと、APS-Cサイズセンサーによる画角の狭さから、α6100は、望遠レンズを使うのにも適したカメラです。

 

E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS は決して安いレンズではありませんが、35mm判換算で約525mmとなる超望遠ズームレンズで、運動会や野鳥撮影などに絶大な威力を発揮します。

 

超望遠レンズとしては比較的コンパクトなデザインでありながら、かなり高性能な事も見逃せません。

 

>>> SONY(ソニー) E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS

 

OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M10 Mark III

 

OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M10 Mark III 本体写真
 

センサーサイズ: 4/3型(マイクロフォーサーズ)
画素数: 約1605万画素
常用ISO感度: ISO200-25600
手振れ補正: 有り
 

コンパクトなボディに、5軸手振れ補正を含めた多くの機能を詰め込んだ機種で、交換レンズも小さく軽い事から、システムとして小型軽量化出来るので、女性にもおススメの機種です。

 

発売から2年ちょっと経過した事で、カメラの作りがいいわりに、価格は安い、お買い得な機種になったと思います。

 

特徴は古いフィルムカメラのようなクラシックな見た目の小さなボディに、強力な5軸ボディ内手振れ補正を搭載している事で、初心者から安心して使えるモデルとなっています。

 

OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M10 Mark III 本体アップ写真
 

可愛らしくコンパクトなデザインは、いつでもカメラを持って歩きたくなるモチベーションにつながると思いますし、価格が安いわりに、作りがしっかりと丁寧なのも、ミラーレス一眼を持つ喜びを満足させてくれそうです。

 

さらに、強力な5軸手振れ補正が徹底的に手振れを補正してくれます。

 

OLYMPUSが採用する、マイクロフォーサーズ規格は、APS-Cよりも一回り小さいサイズのセンサーな為、暗い場所などで、ISO感度が高くなると、大きなセンサーのカメラと比べてノイズが多くなる傾向があります。

 
OLYMPUS 夜景テスト写真
同じOLYMPUSの上位機種OM-D EM-5 MarkIIIで撮影された写真。ISO感度は200、シャッタースピードは1/2で撮影していますが、手振れありません。EM-10MarkIIIは若干手振れ補正の効きは劣るものの、ISO400~800程度で撮れた事になるので、画質的には殆ど変わらないレベルで撮れたと思います。
 

夜景などで不利な要素ですが、OM-D E-M10 Mark IIIの5軸手振れ補正は、手持ちでも低感度でスローシャッターを切る事が可能となる為、低い感度で手振れせず撮れるので、実は夜景などでもかなり綺麗に撮れます。

 

又、先に述べたとおり、レンズが小さくなるのも特徴の一つで、これは望遠レンズでも例外ではありません。35mm判換算で600mmとなるような超望遠レンズでも、驚くようなコンパクトさなので、子供の運動会などでも、大活躍します。

 

>>> OLYMPUS(オリンパス) OM-D E-M10 Mark III

 

2本目にはこのレンズ! M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 本体写真
 

一般的に高額になりがちな明るい単焦点レンズですが、センサーのサイズが小さいマイクロフォーサーズは比較的安い価格で用意されています。

 

非常にコンパクトなのも大きなメリットで、レンズを2本持つ事に抵抗があるユーザーにも、受け入れやすいと思います。

 

>>> OLYMPUS(オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

 

Canon EOS Kiss M

Canon EOS Kiss M 本体写真

センサーサイズ: APS-C
画素数: 約2410万画素
常用ISO感度: ISO 100~25600
手振れ補正: 無し(レンズ)
 

フィルム時代から連綿と続く、コンパクトなレンズ交換式カメラのミラーレス判です。

 

初代のフィルム一眼レフカメラのEOS Kissが発売されたのは1993年ですので、かれこれ20年以上製造され続けている人気シリーズになります。

 

プロも選ぶメーカーが作る入門機は、グリップの握りなど操作性も良く、作りこまれた機種という印象を受けます。

 

Canon EOS Kiss M グリップ写真
 

内蔵された電子ビューファインダーも、236万ドットとこのクラスのカメラとしてはかなりおごった設計です。

 

高画質で定評のあるCanonの映像エンジン「DIGIC 8」が採用されているのも見逃せない点で、見栄えのいい、高精細な画を作り出します。

 
Canon DIGIC8 テスト写真
同じDIGIC8を使うCanon EOS R で紅葉を撮影した写真。鮮やかな紅葉をDIGIC8が本物以上に美しく描写してくれました。
 

入門機という事で見逃されがちですが、CanonのAPS-Cサイズのミラーレスカメラの中で、オートフォーカスがいいのもEOS Kiss Mの利点の一つで、被写体を選ばず安心して使えます。

 

>>> Canon(キヤノン) EOS Kiss M

 

まとめ

レンズも含めて10万円以下で買える、比較的安いミラーレス一眼カメラを集めてみました。

 

高級機を多く扱うカメラ専門店の店員として、価格以上のものを持ったカメラをセレクトしたつもりですが、満足出来るラインナップが選べたと思います。

 

とりあえずという事で、標準ズームレンズを含めて10万円というくくりにしましたが、写真を楽しもうと思ったら単焦点レンズや望遠レンズと言った交換レンズは必須なので、併せておすすめのレンズも併記しましたので、参考にしていただければと思います。

 

実は一眼レフまで含めて、10万円以下で買える機種は結構沢山あります。良かったら参考にしてみて下さい


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