SIGMA fp 実写レビュー | コンパクトなフルサイズミラーレスカメラ

目次
特徴・操作性
世界最小・最軽量のフルサイズミラーレスカメラ
Lマウントの採用
シネマカメラとしても活躍
実写レビュー
フルサイズならではの大きなボケ感と諧調表現
クリエイティブなカラーモード
アスペクト比「21:9」でシネマチックに
取り回しの良いコンパクトボディ
画質
解像感
高感度性能
比較
SONY α7CII と比較
メリット・デメリット
フルサイズカメラということを忘れるコンパクトさ
レンズの選択肢が多い
バッテリーの持ちが悪い
おすすめユーザー
コンパクトなフルサイズミラーレスカメラが欲しい方
作例に使用したカメラ
作例に使用したレンズ
まとめ

フジヤカメラ店
東京都 中野区のカメラ専門店 フジヤカメラ店です。カメラ、レンズ、三脚、動画機材まで、新品、中古機材を多数取り扱っております。中古在庫は常時3,000点以上!これからカメラを始める方も、ベテラン、プロカメラマンも、機材の事ならフジヤカメラ店にお任せ下さい。WEBサイトはこちら
特徴・操作性
世界最小・最軽量のフルサイズミラーレスカメラ
SIGMA fpは、外形寸法112.6mm×69.9mm×45.3mm・質量370gの小型軽量なボディと有効画素数約2,460万のフルサイズミラーレスカメラです。
シンプルなデザインと片手に収まるサイズ感なので手の届きにくいフルサイズミラーレスカメラをより身近なものにしてくれます。
Lマウントの採用
SIGMA fpの交換式レンズマウントはLマウントを採用しています。高い解像力と豊富なバリエーション、そしてコスパの良さに定評があるSIGMAのレンズはもちろん、Lマウント対応のLeicaやPanasonicのレンズも使用可能です。各社の豊富なレンズから選べるところも魅力のひとつとなっています。
シネマカメラとしても活躍
SIGMA fpは静止画撮影だけでなく、動画撮影向けのシネマカメラとしても大活躍します。
ボディの上面に「CINE」と「STILL」の切り替えスイッチが設置されており、スイッチひとつでそれぞれのインターフェイスを呼び出すことができます。また、ボディのサイズがコンパクトなので各種ジンバルや専用ゲージなど用途に合わせて多種多様なカスタマイズが可能な拡張性に優れているところも動画撮影に向いている点といえるでしょう。
日常的な動画撮影から本格的なVlog撮影、映画撮影などあらゆる用途に対応できるハイブリットなカメラです。
実写レビュー
テスト撮影ではキットレンズとしても販売されているSIGMA 45mm F2.8 DG DN Contemporaryの組み合わせで撮影しました。
【商品情報】SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN | Contemporary キット
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フルサイズならではの大きなボケ感と諧調表現
作例1:F2.8 1/50 ISO100 露出補正-0.7 カメラ:SIGMA fp レンズ:SIGMA 45mm F2.8 DG DN Contemporary
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フルサイズセンサーを搭載した SIGMA fp はF2.8のレンズであっても大きく柔らかいボケを演出してくれます。
作例2:F2.8 1/125 ISO100 露出補正+ カメラ:SIGMA fp レンズ:SIGMA 45mm F2.8 DG DN Contemporary
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商店街に差した光が印象的だったので撮影しました。
左から右にかけての光と影のグラデーションを綺麗にとらえています。
クリエイティブなカラーモード
作例3:F2.8 1/320 ISO100 露出補正+0.3 カラーモード:Teal & Orange カメラ:SIGMA fp レンズ:SIGMA 45mm F2.8 DG DN Contemporary
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SIGMA fp にはスタンダードを含めた14種類のカラーモードが搭載されています。
特に人気の高い映画グレーディングから着想を得た「Teal & Orange」は、お互いの色を引きたてる補色の関係にある青緑(Teal)とオレンジ(Orange)を合わせた色調で、まるで映画のワンシーンのような印象的な写真に仕上げてくれます。
アスペクト比「21:9」でシネマチックに
アスペクト比とは写真や映像において、画像のタテヨコの長さの比率を指します。
一般的なカメラに搭載されているアスペクト比は「4:3」や「16:9」などが多いですが、SIGMA fp は一般的なアスペクト比に加え映画などで用いられる「21:9」やインスタグラムの投稿サイズの「1:1」など計7種類のアスペクト比が搭載されています。

特に「21:9」の比率は、搭載されているカメラが少ないので、撮影時に設定できると仕上がりがイメージしやすいので嬉しいですね。
紹介したカラーモード「Teal & Orange」と組み合わせて撮影すると、よりシネマチックな写真ができあがるので、写真を撮る楽しさを一層深めてくれます。
取り回しの良いコンパクトボディ
作例5:F2.8 1/1600 ISO100 露出補正+0.7 カメラ:SIGMA fp レンズ:SIGMA 45mm F2.8 DG DN Contemporary
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もしボディの大きいフルサイズカメラを使用していたらこの1枚は撮れなかったかもしれません。取り回しの良いボディだからこそ撮りたい一瞬を逃さず撮影することができました。
ただし、SIGMA fp は他のカメラに比べると起動時間が長いため、速写性を意識したい方は注意が必要です。
画質
解像感
作例6:F2.8 1/250 ISO100 露出補正±0 カメラ:SIGMA fp レンズ:SIGMA 45mm F2.8 DG DN Contemporary
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質感が異なる植物とコンクリート、自転車を撮影した作例です。ツタや自電車の輪郭を忠実に描いてくれます。
このシャープでキレのある描写にSIGMAらしさを感じました。
高感度性能
SIGMA fp は、メーカー初となるベイヤーセンサーを搭載しています。
今までのSIGMAのカメラに搭載されていた「Foveonセンサー」は繊細な解像度・色表現が得意な一方で高感度撮影は苦手としていましたが、ベイヤーセンサーの搭載によりフルサイズらしい高感度撮影が可能になりました。
ISO6400で撮影
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ISO12800で撮影
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高感度撮影では輝度ノイズが発生しますが、カラーノイズのような騒がしいノイズではなく、フィルムのような粒状感を感じます。
比較
SONY α7CII と比較
SONY α7C IIは SIGMA fpと同じく、小型・軽量で動画機能も充実しているフルサイズミラーレスカメラです。
SONY α7C IIには7.0段の高性能光学式5軸ボディ内手ブレ補正が搭載されており、気軽に手持ちでの動画撮影が可能になります。また、オートフォーカスについてはAIプロセッシングユニットの搭載により、速くて正確な被写体検出が可能です。
一方SIGMA fpは、手振れ補正が搭載されていませんが、拡張性が高く、ジンバルをはじめとした多種多様な動画撮影機材の取り付けが可能です。
また、4K撮影については最大フレームレートが60fpsのSONY α7C IIに対して、SIGMA fp は30fpsです。動きの多い被写体を撮影したいのであれば、SONY α7C II、Vlog撮影や映像作品の制作など質感にこだわりたい方にはSIGMA fp がおすすめです。
メリット・デメリット
フルサイズカメラということを忘れるコンパクトさ
コンパクトなレンズと合わせて使用すれば、スリムで取り回しの良いカメラになります。
サイズが大きいものだと、カメラを取り出すのが億劫になる場面があると思いますが、軽快なサイズ感だからこそ撮れる魅力的な写真撮影ができることがコンパクトなカメラのメリットといえるでしょう。
レンズの選択肢が多い
SIGMA fp はLマウントを採用しており、LeicaやPanasonicのレンズも装着することができます。
レンズのコンパクトさに定評のあるLUMIXレンズなどに合わせることでSIGMA fp の長所を最大限に生かせるのではないでしょうか。SIGMA製品だけではなく他社の豊富なレンズラインナップから選べる拡張性の高さも魅力です。
バッテリーの持ちが悪い
コンパクトなカメラには付き物かもしれませんが、バッテリーの持ちはあまりよくありません。
3時間ほどのテスト撮影でしたが、終わるころにはバッテリーの残量がわずかでした。1日中カメラを使う場合は予備バッテリーを常備することをおすすめします。
おすすめユーザー
コンパクトなフルサイズミラーレスカメラが欲しい方
SIGMA fp の一番の強みはボディのコンパクトさです。
持ち歩きやすいサイズ感なのでフルサイズミラーレスカメラをより身近なものにしてくれるカメラです。
作例に使用したカメラ
【商品情報】SIGMA fp
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作例に使用したレンズ
【商品情報】SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary Lマウント
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まとめ
・SIGMAレンズだけでなく、LeicaやPanasonicなどのLマウントレンズの使用が可能
・カラーモード搭載で手軽にシネマチックな写真撮影が可能
・長時間使用する場合は予備バッテリーを準備

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