フィルムカメラの魅力や特徴やカメラやフィルムの種類、おすすめの機種をご紹介します。
フィルム写真とフィルムカメラは、少し手間がかかりますが、道具を使う楽しさと手作りで仕上げる写真のノスタルジックな風合いが人気です。
中古で人気のフィルムカメラですが、中古でのカメラ購入には不安がつきもの、中古でカメラを購入する際のポイントも併せて紹介します。
フィルムカメラの魅力
フィルムカメラの種類と特徴
レンズ交換式カメラの代名詞「一眼レフカメラ」
かわいい見た目と味わい深い描写「コンパクトカメラ」
クラシックカメラの王道「レンジファインダーカメラ」
プリントがすぐ渡せる「チェキ」
お手軽に始めるなら「レンズ付きフィルム」
フィルムの種類と選び方
写真が変わる!?選ぶのも楽しい「フィルムの種類」
カメラに合わせて選ぶ「フィルムのサイズ」
中古カメラ店スタッフが解説!中古フィルムカメラ購入のポイント
おすすめのフィルムカメラ13選
Nikon FM2 [MF一眼レフ]
Nikon F3 [MF一眼レフ]
Canon New F-1 [MF一眼レフ]
PENTAX MX [MF一眼レフ]
Canon EOS1 シリーズ[AF一眼レフ]
LEICA M3 [レンジファインダーカメラ]
OLYMPUS PEN [コンパクト]
CONTAX T2 [コンパクト]
RICOH GR1 [コンパクト]
Rollei ローライ 35 [コンパクト]
PENTAX 67 [MF一眼レフ]
Kodak コダック プロフェッショナル 400TX シングルユース(使い切り)カメラ [レンズ付きフイルム]
FUJIFILM instax mini Evo [チェキ]
押さえておきたいフィルムカメラの使い方
フィルムの入れ方
露出について
手動でのピント合わせ
現像、プリント
まとめ
フィルムで写真を撮る魅力は多くありますが、その一つはフィルムならではの温かみのある仕上がりではないでしょうか?
薬品の科学反応を利用して光を焼き付けるフィルム写真は、シャープで硬い印象のデジタルとは一味違う、柔らかい有機的な仕上がりになります。
粒状性という薬剤のつぶつぶが現れるのも特徴で、粒状性のザラザラ感を写真表現に活かす為に、わざわざザラザラ感が強い高感度フィルムを使う方もいるくらいです。私が写真をはじめた頃はフィルムカメラしか無くて、出来るだけザラザラ感の少ない粒状性のいい低感度のフィルムが好まれた事を考えると、なんだか不思議な感じがします。
フィルム写真には、撮って完成のデジタルカメラと違い、撮る→現像する→プリントする→完成というプロセスが必要です。撮って直ぐ写真を見る事は出来ないので、撮影者にシャッターを切った段階で仕上がりがどうなるかを予測する能力が必要になります。
とは言え、プロカメラマンでないなら、逆にどういう写真になったか、ワクワクしながら待つのも楽しい時間です。デジタルカメラは写真が出来上がる楽しみも一瞬ですが、フィルムカメラはそうはいかないので、ゆっくり写真が出来上がるまでの時間を楽しみましょう。
ちょっと待たされた分、出来上がりが良かった時の喜びもひとしおなのではないでしょうか。
現在、フィルムカメラを新品で製造しているメーカーは殆ど無いので、フィルムカメラは基本的に中古品を手に入れて使う事になります。20、30年前、あるいはそれ以上前にデザインされたフィルムカメラは、外観を見ているだけで楽しくなります。フィルムを手で巻く、セルフタイマーの「ジー」という作動音など、最近では珍しくなってしまったカメラの動作は、今見るとむしろ新鮮に感じます。
お気に入りのカメラを使って好きな被写体を自由に撮る事は、写真の出来上がりだけにフォーカスして撮るプロカメラマンとは違う、アマチュアならではの楽しみなので、大いに楽しみましょう。
それでは次に、そのカメラの話をしようと思います。
フィルムカメラには幾つかのタイプがあります。
一眼レフやコンパクトカメラがその代表ですが、古い形式のレンジファインダーカメラや「写ルンです」に代表されるレンズ付きフィルムもフィルムカメラの一種です。インスタントカメラの「チェキ」をフィルムカメラと言うには少し無理がある気もしますが、デジタルカメラには無い、薬品を使ってプリントをするカメラという意味でフィルムカメラにジャンル付けされるケースも多いようです。
ここではそんな幾つかのタイプのフィルムカメラのそれぞれの特徴について解説します。
これからフィルムカメラをはじめるのにおすすめのカメラ第一位は、一眼レフカメラです。特にマニュアルフォーカス時代の一眼レフカメラは形もレトロで、メーカーや種類も豊富、機械的にもまだまだ使える物が多く存在します。
写真の良し悪しや個性を決定づける多くの交換レンズが存在し、眠いレトロな写真からシャープで抜けのいい写真まで、レンズを交換する事で幅広く楽しむ事が可能です。カメラが新品で販売されていた現役時代、高価で買えなかった機種を懐かしんで中古品を求める方も多くいらっしゃいます。巻き上げやフォーカスリングの動作などの操作を楽しめるのも、本格的なカメラだった一眼レフカメラならではです。
「マニュアルフォーカスはちょっと不安」という方にはオートフォーカスのモデルも数多く流通しており、少し大きいという欠点もありますが、誰でも気軽に本格的なフィルム写真を楽しむ事ができます。
おすすめフィルムカメラ第二位はコンパクトカメラです。
コンパクトフィルムカメラのレンズは、写りの良し悪しよりも便利さやコスパを重視して開発されており、描写性能という意味では一眼レフに劣ります。しかし最近では逆にちょっと欠点のある写りが個性として評価されるようになったので、そんな個性的な写りを楽しみたいユーザーから大きな支持を得るようになりました。
と、少し理屈っぽい事を書きましたが、懐かしいデザインがかわいいから、出来上がった写真がノスタルジックでカッコいいから、そんな動機でフィルム写真を楽しめるならそれで十分だと思いますし、そんな気軽な気分で楽しめるのがコンパクトカメラの魅力です。
一眼レフカメラよりも古いレンズ交換式カメラがレンジファインダーカメラです。
ライカに代表されるレンジファインダーカメラは、撮影レンズとファインダーが別にある事が特徴で、一眼レフよりもピントの精度では劣りますが、シンプルな構造故のコンパクトさがメリットで、今でも多くのファンがいます。
50年以上前に製造されたモデルも数多く、全ての動作を機械的に行う機種が多いのも特徴で、メンテナンスにお金をかければ一生もので使える機種も数多く存在します。
個人的にチェキをフィルムカメラと呼ぶには少し抵抗がありますが、薬品を使って光を写しとめるという意味で、ここではフィルムカメラとして扱う事にしました。
最大の特徴は撮った写真が基本的に世界で一枚の写真となる事で、思い出を写しとめるのに最適のカメラと言えるでしょう。「写真」をデータではなく物として扱えるので、その場で人にプレゼントしたりできる楽しさもあります。
最近ではデジタルデータをチェキでプリントする事ができる機種も登場し人気です。
はじめてのフィルムカメラとしておすすめなのがレンズ付きフィルムです。
「写ルンです」「使い捨てカメラ」など呼び方で年代がばれる悲しさがありますが、まぎれもないフィルムカメラですし、写りの個性を楽しむという意味でも、巻き上げなどの操作を楽しむという意味でも、最初からあまりお金をかけずに楽しめる魅力があります。
最近は白黒フィルムを使って古いモノクロ写真を楽しめるモデルもあり人気です。
一枚一枚違う設定で撮れるデジタルと違い、フィルムでは装填したフィルムの種類で写りが決まります。
又、あまり知られていませんがフィルムにはサイズがあるのです。ここではそんなフィルムの種類やサイズを解説します。
フィルムの種類は大雑把にいって「ネガフィルム」「ポジ(リバーサル)フィルム」「モノクロ(白黒)フィルム」の3種類があります。
カラーネガフィルムは、フィルムには色が反転した状態で記録され、プリントの際に本来の色にするタイプのフィルムです。最もポピュラーなフィルムで、一般的にフィルムと言ったらネガフィルムを指す事がほとんどです。
カラーフィルム(カラーネガフィルム)が大半ですが、以前はカラーネガと同じ処理で現像できるモノクロフィルムも発売されており、一般的な街のラボで現像できる事から人気でした。
ポジ(リバーサル)フィルムは、見たままの色がそのまま記録されるフィルムで、高いコントラストと美しいカラーバランスが特徴ですが、適正露出の範囲が非常に狭く少し扱いが難しいフィルムです。印刷に向く特性から以前はプロカメラマンが使うフィルムと言えばポジフィルムである事がほとんどでした。
使用するフィルムによりコントラストやカラーバランスがほぼ決まるので、使うシチュエーションや撮影者の好みで銘柄を選ぶ楽しさもあります。
以前は非常に多くのタイプが発売されており、「EPP」「EPR」「RVP」「RDP II」などといった型番で言うのがちょっと通っぽくてカッコ良かったのです。
モノクロフィルムは、映像が白黒で表現される古いタイプのフィルムです。
モノクロフィルムで撮影するだけで少しノスタルジックな表現ができる事や、カラーしか知らない世代にはむしろ新鮮にうつるせいか、最近では多くのユーザーから使われる人気のフィルムとなっています。
粒状性のいいフィルムと高性能なレンズを組み合わせると、驚くほどシャープで高解像な写真を撮る事もできるので、性能的にも古いタイプのフィルムだからと馬鹿にできません。
フィルムのサイズには一般的な35mm判以外に、中判(ブローニー判)、大判などのサイズがあります。
フィルムが大きくなるほど、多くの情報を記録できるので高精細な写真が撮れますが、合わせてカメラやレンズも大きくなるので、一般的なカメラのほとんどは35mm判です。しかし、中判や大判などの高解像で美しい諧調の写真にはデジタルでは得られない独特の魅力があり、不便を覚悟で使うマニアなユーザーが今でもいます。
フィルム購入の際は、特に35mm判と中判はパッケージだけ見ると似ているので、違うサイズを買わないよう注意しましょう。
趣味で使うカメラですから、先ずは気に入ったカメラを購入しましょう。例えば「形がカッコいい」そんな動機で購入するのも勿論ありだと思います。
とは言え、中古カメラを初めて購入するのは、色々と不安もあると思います。ここでは中古でフィルムカメラを購入する際のポイントについて説明しようと思います。
フィルムのカメラ、特にマニュアルフォーカスのカメラは、基本的に古いカメラだという事は認識しておいた方がいいでしょう。古いカメラゆえに多くは一度壊れると修理する事が困難で、壊れてしまったらそれまでのケースが殆どです。経年劣化で、使わなくても自然と壊れてしまう事も。
特に買って直ぐ壊れると金銭的にも精神的にもダメージが大きいので、故障した際一定期間なら返金に応じてくれる中古販売店や専門店で購入するのがベターだと思います。
又、Leica(ライカ)などの機械式の高級機は今でも修理出来る機種が多くありますが、修理代は高額なので、修理するにはそれなりの覚悟が必要です。それでもメンテナンスさえ怠らなければ一生ものとも言える長い時間使える良き相棒となるカメラなのは、大きな魅力と言えるでしょう。
中古のカメラは、取り扱い説明書が付かない事も多々あります。
使い方は、ネットなどで情報を探したり、販売店で購入しするなら店員さんに聞いてフィルムの入れ方などの基本的な操作を教わっておくのも手です。実は古いマニュアルフォーカスの一眼レフカメラは操作が似ている事も多く、1台持っていると他の機種でも応用が効く事もあります。
しかし、もし取り扱い説明書が手に入ったら是非中身に目を通して見て下さい。時代を感じさせる作例写真や言い回しなど、取り扱い説明書の中にもたくさん楽しみが隠れています。
露出計以外の部分に電気を使わないフルメカニカルの一眼レフカメラで、2、30年前は写真学科の学生さんの大半が使ったシンプルで使い易い機種です。発売当初は1/4000という当時としてはトップクラスの超高速シャッターの搭載が売りでした。
シンプルで壊れずらい構造、一眼レフらしい整ったデザイン、今でも比較的入手し易い豊富なレンズ群など、長く付き合えるフィルムカメラの一つです。
この時代のNikon(ニコン)には、F3やFAといった時代を切り開いた名機が数多く存在します。そんな中でもシンプルで堅牢なNew FM-2は名機中の名機のひとつです(写真はチタン合金をボディ外装に使った、New FM-2/T)。
NikonのベストセラーカメラF3は、チタン幕の横走りシャッターを採用したプロ用の非常に堅牢なカメラです。
高速のモータードライブの装着が可能な事や、ファインダーやスクリーンが交換できる事、通常時は精度の高い電子式シャッターが、電池が無いなどの緊急時にはメカシャッターが切れる(1/60、T)など、プロの使用を考慮した堅実で信頼性の高い多くの機能を搭載しています。マニュアルフォーカスのフィルム一眼レフカメラとしては大柄なサイズですが、これはプロカメラマンの過酷な環境に対応した結果なのです。
非常に長期間製造されたカメラなので、中古で購入する際には製造年の新しい個体を選ぶのがおすすめです。
Nikon F3についてより詳しく知りたい方はこちら↓
Canonのフラッグシップ機New F-1は、同社が製造する高性能レンズ「FDレンズ」とともに多くのカメラマンから高い支持を得たカメラです。
モータードライブを装着する事でシャッタースピード優先が、スクリーンを交換する事で測光方式が選べるユニークでシステマチックなカメラでした。艶消しブラックの塗装や、ゴリゴリと重い巻き上げなど男らしい雰囲気のカメラで、塗装が剥がれた部分から見える地金の真鍮に憧れた古いカメラファンも多いのではないでしょうか。
Lレンズを初め、当時としては最先端の光学性能を搭載したレンズを使って、描写性能にこだわりたいユーザーにおすすめです。
当時最も小さい一眼レフカメラだったPENTAX(ペンタックス)MXは、女性でも手になじむコンパクトさと、現行のデジタル一眼レフカメラにまで受け継がれている三角形のペンタプリズムがかわいい、女性にもおすすめのフィルム一眼レフカメラです。
形式としては先にご紹介したNikon(ニコン)New FM-2と同じフルメカニカルのカメラですが、大きさは一回り小さく、Nikonがシャッタースピードを上げる為に金属の縦走りシャッターを使っているのに対して、PENTAX(ペンタックス)は比較的安価な布幕の横走りシャッターを搭載しています。そんなところに当時のメーカーの立ち位置が感じられるのも面白いところです。
MXが採用するKマウントは今もPENTAX(ペンタックス)のデジタル一眼レフカメラ用として今でも使われており、FA Limitedシリーズのようにオートフォーカスレンズでありながら、マニュアルフォーカスでも使い易い現行レンズがラインナップされているのも心強い限りです。
PENTAX MX についてより詳しく知りたい方はこちら↓
Canonが時代をリードし、カメラ業界のトップに躍り出た事を象徴するカメラがEOS1シリーズです。
EOS1→EOS1N→EOS1Vと続くフラッグシップ機のバトンは、時には下位グレードのカメラで培われた技術をフィードバックして設計されるといったCanonらしいユニークで自由な発想と、ユーザーの声を積極的に聞き入れる事で受け継がれました。
写真は最後期モデルのEOS1Vですが、旧モデルのEOS1やEOS1Nなら比較的リーズナブルな価格で手に入るので、オートフォーカスを使ってシャッターチャンスを優先したフィルム写真を撮りたいユーザーにおすすめです。
フジヤカメラでは、一眼レフカメラの中古商品を多数取り揃えております。在庫は日々更新されますのでどうぞこちらからご確認下さい。
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カメラファンが行きつく終着点とも言えるメーカーLeica(ライカ)。そのライカを象徴するモデルがM3に始まるMシリーズのカメラです。
1954年に発売されたM3を筆頭に、クラシックカメラと言っていいシリーズですが、機械式を基本としたシンプルで壊れずらい構造や高い精度で作られたパーツのお陰で、今でも現役バリバリで使える機種が多数存在します。メンテナンスし易く、現在でも多くの部分が修理出来るのもポイントで、正に一生もののカメラと言えるでしょう。
採用されたMマウントは、現在でも同マウントでレンズを作るメーカーが存在する不変のマウントの一つです。
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OLYMPUS PEN は、ハーフ判という35mmフィルムを縦に切り取る事で通常の倍の枚数が撮れるカメラです。
特にセレン式の露出計を内蔵したPEN EEシリーズは、押せば撮れる簡便さと、非常にコンパクトなサイズ、沢山とれる経済性で人気のシリーズとなりました。普通に構えた状態で縦位置に撮れる事を活かした友達どおしのポートレートや、旅行などで沢山撮れるメリットが大きなカメラと言えるでしょう。
ハーフ判と言う少し特殊なフォーマットですが、最近では大手のDPEショップで現像、プリントを受け付けてくれるようなので安心です。
世界的なレンズメーカーであるドイツのZeissレンズを搭載した高級コンパクトカメラCONTAX(コンタックス)T2は、シンプルでスタイリッシュなデザインで、当時から人気の高い機種でした。写りはZeissレンズらしく高コントラストで骨太、開放では周辺光量が低下するノスタルジックなイメージは今でも大きな魅力です。
あまりの人気にプレミアがつき、一時は新品で売っていた頃と同じくらいの価格まで価格が高騰しました。
ズームレンズを搭載したTVS、後継機のT3、その他幾つかのカラーバリエーションや特別色があります。
安価なKマウントの一眼レフを細々と作っていたRICOH(リコー)が開発した高級コンパクトカメラGR1は、カメラ評論家の意見などを取り入れ、当時としては革新的とも言えるスタイリッシュなデザインで多くのユーザーから支持されたカメラです。
マグネシウム合金製の軽量なボディは、ポケットなどに入れやすい薄型のデザインで、メーカー名が正面からは見えないといった細かい部分までこだわってデザインされています。2世代目のGR1Sからはコンパクトカメラでありながらレンズフードが付属するなど、ユニークなアイデアが多く採用されているあたりも秀逸です。
同じくGRの名前を冠したデジタルカメラが今でも作られている、非常に長命なコンセプトを持ったカメラでもあります(写真はGR1S)。
距離計が無い為、目測でのピント合わせが必要な、今では珍しいタイプのカメラです。
沈胴式という、レンズがカメラの中に収まる構造をしているのも特徴で、折り畳むと非常に小さくなります。小さなサイズにメカが詰まった凝縮感や当時の一流メーカーの製品である事もRollei ローライ 35 の魅力のひとつでしょう。
シャッタースピードや絞りを自分で決める事ができるマニュアル方式のカメラなので、写真や露出にこだわりたユーザーにもおすすめで、現在は同ブランドのフィルムも販売されているので、RolleiのカメラでRolleiのフィルムを使って撮る事もできます。
フジヤカメラでは、コンパクトカメラの中古商品を多数取り揃えております。在庫は日々更新されますのでどうぞこちらからご確認下さい。
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今回取り上げたおすすめカメラの中では唯一の中判カメラです。
ブローニー判という通常使われる35mm判よりも大きなサイズのフィルムを使って撮るので、非常に高精細で高解像な写真を撮る事が可能となっています。カメラ、交換レンズともにかなり大きくなるので、持ち運びや撮影の手間は35mm判フィルムを使うカメラより大変になりますが、それに見合った美しい写真が撮れるのが魅力です。
細密描写が必要な風景写真や、諧調豊かなモノクロ写真を本格的にフィルムで楽しみたいユーザーにおすすめです。
フジヤカメラでは、中判カメラの中古商品を多数取り揃えております。在庫は日々更新されますのでどうぞこちらからご確認下さい。
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簡単にフィルム写真が楽しめると人気のシングルユース(使い切り)カメラですが、Kodak コダック プロフェッショナル 400TX はただの使い切りカメラではありません。長い歴史のあるKodak のモノクロフィルム「400TX」が入っている、モノクロ写真が撮れる使い切りカメラなのです。
モノクロ写真は日常の風景がどこかノスタルジックに再現される楽しさがあるだけでなく、高解像で一般的にカラーよりも長期保存できるのもメリットとなっています。
初めて使うフィルムカメラとしてコダック プロフェッショナル 400TX シングルユース(使い切り)カメラはもっともおすすめできるモデルのひとつです。
【商品情報】Kodak コダック プロフェッショナル 400TX シングルユース(使い切り)カメラ [レンズ付きフイルム]
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チェキはフィルムカメラではありませんが、フィルムに近いプリントを楽しめるという事で取り上げる事にしました。
FUJIFILM instax mini Evo は、内蔵された多彩なエフェクトを使って個性的なチェキ写真が撮れるだけでなく、デジタルカメラで撮影したデータをチェキプリントとして出力するチェキプリンターとして使える事が大きなメリットのひとつです。
デジタルカメラで撮った写真をチェキでプリントするだけで思った以上に新鮮な写真として楽しめる、デジタルユーザーにもおすすめのカメラです。
【商品情報】FUJIFILM instax mini Evo [チェキ]
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フィルムカメラ購入にあたって、事前に知っておきたい使い方のポイントを解説します。
古いフィルムカメラは取説が無い事も多く、ネットなどで情報を探したり、購入時に販売店スタッフに使い方を教わっておいたりする必要があります。
以下のようなポイントを購入前に押さえておけば安心でしょう。
フィルムカメラの購入で最初に押さえておきたいポイントはフィルムの入れ方です。
フィルムの入れ方に失敗すると、フィルムが送られておらず写真が撮れていなかったといった事になりますし、原因がわからない事も多いので、フィルムの入れ方(できれば出し方も)については購入前に教えてもらっておく事をおすすめします。
フィルムを入れるポイントのひとつは、フィルムを送るのはフィルムを巻き付ける軸ではなく、パトローネと言われるフィルムに空いた穴に引っかけるギアである点で、パトローネにギアが入っている事を確認してから裏蓋を閉めるようにします。これは多くの機種で共通の特徴で、特に古いマニュアルフォーカスのカメラの多くは、この点を守れば失敗が少ないでしょう。
フィルムにあてる光の量と、時間を調整する事を露出といいます。露出によって写真を明るくしたり暗くしたり調整でき、時には明るすぎる暗すぎるといった失敗にもつながります。
露出は光の強さを計る露出計の値をたよりに決めますが、古いモデルには露出計が内蔵されていない、ちょっと新しいモデルになると露出はカメラが自動でやってくれるなどカメラにより様々です。
初心者の方なら露出をカメラが自動、又は半自動で決めてくれるモデルがおすすめですが、ゆっくりとカメラをいじりながら撮影をしたいなら、マニュアルのカメラを選ぶのも楽しいでしょう。
ピント合わせにも様々なタイプがあります。大雑把に分けると自動でピントを合わせるオートフォーカスと手動で合わせるマニュアルフォーカスですが、マニュアルフォーカスの中には一眼レフや二重像合致、目測など幾つかのタイプがあります。
オートフォーカスの方が便利で速写性にも優れますが、カメラやレンズが大きくなるデメリットもあります。
せっかくのフィルムカメラなので、マニュアルフォーカスでゆっくりと写真撮影を楽しむのもおすすめです。
先に述べたとおり、フィルムには幾つかのタイプとサイズがあります。また、同じサイズのフィルムでもハーフ判などフィルムの切り取り方が違うタイプもあります。
使うフィルム、特に中判(ブローニー判)などの特殊なフィルムは、入手性やどこで現像ができるかなどを事前に確認しておく方が無難でしょう。
一般的な35mm判フィルムなら、大手のラボで現像、プリントができるのが普通なのであまり気にする必要はありません。
・フィルムカメラには幾つかのタイプがあり、大きさや使い方が違います
・フィルムにはカラー、モノクロなどのタイプがあり、カメラに合わせたサイズを選びます
・フィルムカメラは大きさや使いやすさ、デザインなどで好みの機種を決めましょう
・購入前にフィルムの入れ方など基本的な使い方を知っておく事がポイントです
フィルムカメラ選びの参考にしていただければ幸いです。
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