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2023.10.14
専門店・プロレビュー,

Nikon(ニコン)おすすめカメラ14選!専門店スタッフが選ぶポイントを解説

Nikon(ニコン)おすすめカメラ14選!専門店スタッフが選ぶポイントを解説

Nikon(ニコン)は長年にわたり日本のカメラ業界をけん引して来た老舗の光学メーカーです。その光学機器のノウハウを活かしたカメラやレンズは、プロアマ問わず国内外の写真家に愛されています。

Nikonのカメラは、センサーサイズやオートフォーカスによって複数種類があるため、今回はカメラを選ぶポイントとNikonカメラのシリーズ別の特徴とおすすめをフジヤカメラスタッフが解説します。


■この記事の監修

フジヤカメラ店

東京都 中野区のカメラ専門店 フジヤカメラ店です。カメラ、レンズ、三脚、動画機材まで、新品、中古機材を多数取り扱っております。中古在庫は常時3,000点以上!これからカメラを始める方も、ベテラン、プロカメラマンも、機材の事ならフジヤカメラ店にお任せ下さい。

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国内の大手カメラメーカーとして高い人気を誇るニコンは、特にデジタル一眼レフカメラの分野で、プロ、そしてカメラ愛好家からも絶大な支持を得ています。

Nikon(ニコン)カメラの他にはない特徴とは?

現在のNikonカメラ、特に評価の高いフルサイズミラーレス一眼カメラについて外せないポイントを2つ紹介します。

ひとつ目は、大型のマウントとショートフランジバックです。

Nikonのフルサイズミラーレス一眼カメラ用のZマウントは、他メーカーと比較して大きく、さらにセンサーまでの距離が短い(ショートフランジバック)マウントとなります。これによりレンズ設計の自由度が大幅に増し、後に紹介するSラインのような高性能レンズが設計できるようになっています。

もう一点は、ピント合わせとフレーミングに重要なEVF(電子ビューファインダー)の見やすさです。

通常EVFを良くするためには液晶パネルの品質を上げるのが普通ですが、Nikonは、液晶パネルから接眼部まで光を導くレンズにもこだわっています。これにより多くのカメラファンから高い評価を得る素晴らしい見え味を実現しているのです。

電子機器だけでなく、光学機器にも多くのノウハウを持つNikonの技術によるものでしょう。

世界に認められた「NIKKOR」レンズが使用できる

Nikon創成期の代表的機種「F」

NIKKORレンズを語る上で、写真雑誌LIFEの有名カメラマンだったDDダンカンとNikonの出会いはあまりにも有名です。

撮影で来日していたダンカンをアシスタントの三木淳が撮影、そのカメラにはNIKKORレンズが装着されていました。後日プリントを見たダンカンはその優秀さに惚れ込み、そのまま日本光学(現在のNikon)大井工場を来訪、ライカ用ニッコールレンズの購入を即断したというものです。

日本の光学技術力の高さが世界的に認められた瞬間であり、その後世界へと羽ばたいていく、Nikonの創成期を代表するエピソードとなりました。

デジタルカメラが高性能、高画素になったおかげで、ここ10年程でレンズの性能は格段に向上しました。NikonとNIKKORレンズはそんな時代の潮流を技術的にけん引して来たメーカーです。

特にコーティングの高性能化の流れをつくったナノクリスタルコートは、逆光線でも極端に少ないフレアで撮影する事を可能とし、一部のプロカメラマンはナノクリスタルコートのレンズを使いたいがために、Nikonに乗り換えるといった事が起きたくらいでした。

また、多くのプロカメラマンがNIKKORレンズのカラーバランスの良さを指摘しています。一般的に取り付けるレンズによって多少のカラーのバラツキはあるものですが、NIKKORレンズはそれがとても少ないというのです。厳しいプロの目にさらされてきたNikonの誠実さを、こんなところにも目にすることができます。

フルサイズミラーレス一眼カメラ用に開発されたSラインレンズ

現在、NIKKORレンズを代表するシリーズと言えば、フルサイズミラーレス一眼カメラ用に開発されたSラインでしょう。

ボケ味とシャープネスという一般的には両立が難しいとされる描写を高いレベルでバランスさせたレンズ群は、他社と比較してもトップクラスの解像力をでありながら、美しく滑らかなボケ味を持っており、理想的な写りのレンズと言っても過言ではありません。70年前に世界に認められた技術と志は、デジタルカメラの時代にも継承されているようです。

NASAにも正式採用されるほどの信頼性

Nikonの優秀さを語る上で外せないのは、極地での使用を幾度となく経験してきたことです。極地で使われたNikonと言えば、冒険家植村直己のスペシャルモデルが特に有名ですが、その他にもNASAによる宇宙での使用が挙げられます。

NikonとNASAの関係は古く、1971年のアポロ15号でNASA仕様のニコンフォトミック FTNとNIKKORレンズが使われたことに始まります。最近ではデジタル一眼レフカメラNikon D5が53台、NASAに納入されました。

故障や失敗の許されない宇宙での撮影にNikonが使われていることは、Nikonカメラの優秀さを示す事実のひとつといえるのではないでしょうか。

Nikon(ニコン)カメラの種類と選び方

Nikonの主なカメラはレンズ交換式のデジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラで、いずれもトップメーカーといえます。Nikonの特徴である堅牢で信頼性の高いボディ、優秀なレンズはいずれもレンズ交換式カメラにとって重要な要素で、特にプロカメラマンやハイアマチュアなどカメラにより高いレベルの性能を求めるユーザーから支持を得ています。

もちろん、質の高いカメラはこれから写真を始める初心者にとっても、上達のプラスになりますので、ここからは、Nikonカメラの選び方を紹介したいと思います。

デジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラ

まずは、Nikonが主力としているデジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラ、どちらを選ぶかです。

一眼レフの特徴は、長い歴史を持つ信頼性の高い仕組みである、写真の写る範囲を決めるファインダーに光学式を採用している点です。レンズを通った光を直接確認することができます。

対するミラーレス一眼は、ショートフランジバックというレンズとセンサーを近づけて設計ができるため、高いレンズ性能を誇ります。その特性から軽量でコンパクトなサイズのボディを特徴としています。ファインダーは電子式なので、リアルさと言う点では光学式に少し劣るでしょう。

それぞれレンズは専用となるので、購入の際はお気に入りのレンズがあるかどうかを確認しておきましょう。

イメージセンサーで選ぶAPS-Cかフルサイズか

イメージセンサーとは、レンズから入った光を電気信号に変換する半導体センサーのことです。Nikonのセンサーには大まかに2つのサイズがあります。フィルム時代と同じ大きさのFXフォーマット(フルサイズ)と、一回り小さいDXフォーマット(APS-Cサイズ)です。

FXフォーマットのセンサーの方が高画質でフィルムと同じ画角になります。そのため、上級者・プロ仕様のカメラといえるでしょう。

一方でDXフォーマットはカメラ本体が小さいこと、同じ画角のレンズを使った場合ピントが合いやすいという点から、初~中級者におすすめです。

画素数で選ぶ

4000万画素を超える高画素のカメラを求めるのであれば、FXフォーマット(フルサイズ)がおすすめです。Nikonが誇る最高性能のレンズ、Sラインのレンズも全てFXフォーマット用です。

FXフォーマットのカメラは、DXフォーマットよりも画質が大きいため、背景のボケた繊細な表現が可能です。一眼カメラらしい写真にこだわりたいユーザーがFXフォーマットを選ぶのも納得できます。

オートフォーカス(AF)で選ぶ

photo:落合憲弘
Nikon Z 9 + NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S・400mmで撮影・絞りF5.6・1/10000秒・ISO3200・-0.7EV露出補正

ペットやスポーツなど動きの多い被写体を撮影したい場合は、オートフォーカス機能の性能を確認しましょう。オートフォーカスとは、ピントを被写体に自動的に合わせる機能のことです。シャッターボタンの半押しや、タッチパネルを被写体の上でタッチすると自動的にピントを合わせてくれる便利な機能です。

現在はほとんどのデジタルカメラにオートフォーカス機能が搭載されていますが、中には人の瞳や鳥の検出が可能な被写体認識機能が搭載されているものもありますので、撮りたい被写体に合わせて事前に確認することをおすすめします。

動画撮影は4KとAFを確認

一眼カメラでの動画撮影は、主にミラーレス一眼カメラで主流の撮影方法となりました。

4K対応であれば高画質できれいな動画撮影が可能な点、広角や望遠などの交換レンズを使用することでレンズの個性を活かした撮影が可能なことから映像作品やVlogの撮影などに使用されています。



像面位相差AFは、像面(撮像面、センサー面)で位相差AFを行うオートフォーカス方式のことです。素早いピント合わせが可能なため、動画の撮影に適しています。

動画撮影を目的とするのであれば、この2つをチェックしましょう。

ZマウントとFマウントで比較

ZマウントとFマウントの違いは簡単に言うと、マウント規格の違いにあります。レンズ交換式のカメラのボディに装着する部分には決められた規格サイズがあり、それを「マウント」といいますが、ニコンのカメラにおいては、フィルムカメラやデジタル一眼レフカメラで採用されているマウントがFマウント。ミラーレスでのみ採用されているマウントをZマウントです。

一眼レフカメラのFマウント

デジタル一眼レフカメラで採用されているFマウントのレンズは、汎用性の高さやボケ味の良さに定評があります。Fマウントはその長い歴史から多様なレンズが発売されていますので、色んなレンズを楽しみたい方におすすめです。

ミラーレス一眼のZマウント

ミラーレス一眼カメラで採用されているZマウントのレンズは、近年の高画素化に対応した規格を採用しています。マウントアダプターを使用することで、ミラーレスでFマウントレンズを使うこともできます。初めての一眼カメラであれば、Zマウントがおすすめです。

Nikon(ニコン)のおすすめミラーレスカメラ

Nikonの主力製品はミラーレス一眼カメラです。評価の高いFXフォーマットの機種、同じZマウントを採用したDXフォーマットのカメラもラインナップしており、高性能で名高いSラインシリーズのレンズを共通で使えるというメリットは大きいでしょう。

Z fc

photo:ミゾタユキ

タイプ:ミラーレス一眼カメラ
センサーサイズ:DXフォーマット(APS-C)
マウント:Zマウント
画素数:2088万画素
ボディの重さ:約445g
Z fcのクラシックカメラのような外観は、それもそのはず、1982年に発売されたNikonのフィルム時代の名機FM-2をコピーしたデザインだからです。

基本性能はフラッシュが内蔵されていない事以外はZ 50がベースとなっているので、見た目だけでなく性能的にも本格的なカメラとなっています。

古いカメラのデザインは、実は露出などの写真を勉強するのにも向いているので、初心者や入門者に特におすすめしたい機種です。

【商品情報】Nikon Z fc

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Z 30

photo:ミゾタユキ

タイプ:ミラーレス一眼カメラ
センサーサイズ:DXフォーマット(APS-C)
マウント:Zマウント
画素数:2088万画素
ボディの重さ:約405g
VLOGカムとして開発されたZ 30は、APS-Cサイズセンサーを採用したコンパクトなボディに、指向性マイクを搭載したハイクオリティな動画撮影を得意とするカメラです。

もちろん、2088万画素のセンサーと画像処理エンジン EXPEED 6による美しい静止画も得意としており、動画、静止画の垣根無く映像表現を楽しみたいユーザーにおすすめの機種となっています。バリアングルモニター採用により自由なアングルで撮影しやすいのもポイントです。

【商品情報】Nikon Z 30

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Z 50

タイプ:ミラーレス一眼カメラ
センサーサイズ:DXフォーマット(APS-C)
マウント:Zマウント
画素数:2088万画素
ボディの重さ:約450g
DXフォーマットを採用したミラーレス一眼カメラZ 50は、ベビーZ 7II、6IIとも言える、堅牢で小型軽量な使いことが特徴の機種です。

定評のあるデザインや操作性、画質の多くをFXフォーマットのカメラから受け継いでおり、握り易いグリップなど、本格的な撮影を目的としたカメラマンにもフィットする機種となります。Zマウントを採用しているので、Z 50の性能を最大限活かせる高性能レンズシリーズ「Sライン」が使えることもZ 50の長所のひとつです。

【商品情報】Nikon Z 50

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Z f

タイプ:ミラーレス一眼カメラ
センサーサイズ:FXフォーマット(フルサイズ)
マウント:Zマウント
画素数:2450万画素
ボディの重さ:約710g
同社のフィルム時代の名機「FM-2」をベースにしたヘリテージデザインが特徴のモデルです。

高性能になる分サイズアップし続けたカメラの世界にあって、フィルムと同じ面積を持つフルサイズセンサーを搭載していながら、フィルムカメラ、それもマニュアルフォーカス時代のフィルムカメラとほぼ同じサイズを達成している点もZ fの大きな価値と言えるでしょう。

高感度性能と解像感をバランスさせた高性能なセンサーや上位機種に肉薄する被写体検知機能など、基本性能の高さも魅力です。

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Z 5

タイプ:ミラーレス一眼カメラ
センサーサイズ:FXフォーマット(フルサイズ)
マウント:Zマウント
画素数:2432万画素
ボディの重さ:約675g
Z 5はNikonのフルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラのベーシックモデルという位置づけの機種です。

ベーシックモデルでありながら、堅牢なマグネシウム合金製のボディは防塵・防滴構造を採用しており、上位グレードと同等の非常に質の高いものとなっています。他社であればミドルグレードと言ってもいい、上級者でも安心して使えるモデルです。

メディアスロットにはSDカードのダブルスロットを採用しており、一般ユーザーならむしろ使いやすい仕様となっています。

【商品情報】Nikon Z 5

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Z 6II

photo:上田晃司

タイプ:ミラーレス一眼カメラ
センサーサイズ:FXフォーマット(フルサイズ)
マウント:Zマウント
画素数:2450万画素
ボディの重さ:約705g
上位機種Z7 IIの低画素モデルとなるZ6 IIは、カメラとしての機能の多くを上位機種から受け継ぎながら価格は抑えられたコストパフォーマンスの高い機種です。

それでも画素数は2450万画素、フォーカスポイントは273点と一般的な撮影には十分すぎるスペックを持っています。画素数が少ない分、最大約14コマ/秒の高速連写が可能な事も見逃せません。

信頼性の高いマグネシウム合金製のボディや、トップクラスに見やすいと評価の高いファインダーなどは上位機種と同等なので、Nikonのフルサイズミラーレス一眼の良さを体験できるおすすめの機種です。

【商品情報】Nikon Z 6II

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Z 7II

タイプ:ミラーレス一眼カメラ
センサーサイズ:FXフォーマット(フルサイズ)
マウント:Zマウント
画素数:4575万画素
ボディの重さ:約705g
Z7 II 今のNikonを代表するカメラであり、Nikon史上最高画質のフルサイズミラーレス一眼カメラです。

最大10コマ/秒の高速連写や、ほぼ画面全体をカバーする493点のフォーカスポイント、ターゲット追尾AFや瞳AF/動物AFを持ち、高画素でありながら高い速写性能を併せ持ったオールラウンド機となっています。

高い剛性と耐久性を持ったマグネシウム合金製のボディは防塵・防滴仕様となっており、Nikonらしい堅牢性を備えている点も見逃せません。

【商品情報】Nikon Z 7II

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Z 8

photo by:上田晃司

タイプ:ミラーレス一眼カメラ
センサーサイズ:FXフォーマット(フルサイズ)
マウント:Zマウント
画素数:4571万画素
ボディの重さ:約910g
「コンパクトなフラッグシップ」Z 8を一言で表現するならそんなカメラです。

性能としてはフラッグシップ機のZ 9とほぼ同等でありながら、グリップ部分を取り外し可能とした事でアマチュアを含む幅広いユーザーが使いやすいモデルとなりました。

勿論、Nikonらしい精度の高い動作や堅牢なつくりはZ 8の大きな魅力となっています。

【商品情報】Nikon Z 8

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Z 9

タイプ:ミラーレス一眼カメラ
センサーサイズ:FXフォーマット(フルサイズ)
マウント:Zマウント
画素数:5237万画素
ボディの重さ:約1340g
Nikonが誇るフラッグシップ機、それがZ9です。プロ用の機材として開発されたボディは非常に堅牢かつ高速で、あらゆるシチュエーションに対応できるオールラウンダーカメラとなっています。

9種類の被写体検出機能を持ち、高速で正確なオートフォーカスが可能となっており、プロの過酷な撮影にも高い精度で応える事が可能です。ミラーレスカメラとしても珍しいメカシャッターを持たないモデルですが、これは、超高速処理により殆どローリングシャッター歪みが発生しないセンサーを搭載したNikonの自信の表れなのかもしれません。

【商品情報】Nikon Z 9

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Nikon(ニコン)のおすすめデジタル一眼カメラ

D7500

タイプ:デジタル一眼レフカメラ
センサーサイズ:DXフォーマット(APS-C)
マウント:Nikon Fマウント(AFカップリング、AF接点付)
画素数:2088万画素
ボディの重さ:約720g
Nikonの中級機D7500は、突出した性能は無いものの、上級機と同じセンサーの採用や堅牢なボディでツボを押さえた使いやすい機種です。

一眼レフカメラとしては比較的コンパクトで、初心者でも扱い易いこともポイントのひとつと言えるでしょう。

実は、中古ならレンズが比較的安価に手に入りやすいのもポイントで、これからレンズ交換式のカメラで本格的に写真に取り組みたい入門者の方にもおすすめな機種となっています。

【商品情報】Nikon D7500

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D500

タイプ:デジタル一眼レフカメラ
センサーサイズ:DXフォーマット(APS-C)
マウント:Nikon Fマウント(AFカップリング、AF接点付)
画素数:2088万画素
ボディの重さ:約860g
DXフォーマットのフラッグシップ機と言っていいD500は、Nikonらしい堅牢性と高速さを持ったプロのユーザーまで対応出来る機種です。

画面上を広くカバーするよう配置されたフォーカスポイントや、最高約10コマ/秒の高速連写など、動く被写体を撮らせたら一眼レフカメラとしてはトップクラスの性能を持っています。

DXフォーマットのカメラとしては少し大柄で重いカメラですが、超望遠レンズなど重量のあるレンズを組み合わせる場合にはこの方が安定したりするので、ある程度被写体や使うレンズの定まった上級者向けのカメラと言えるでしょう。

D780

タイプ:デジタル一眼レフカメラ
センサーサイズ:FXフォーマット(フルサイズ)
マウント:Nikon Fマウント(AFカップリング、AF接点付)
画素数:2450万画素
ボディの重さ:約840g
Nikon FXフォーマット(フルサイズ)デジタル一眼レフカメラの中級機D780は、多くの意味で非常にバランスのいい機種です。

連写性能は約7コマ/秒、画素数は2450万画素、画像処理エンジンEXPEED 6と裏面照射型センサーによる高い高感度性能など、FXフォーマットのカメラに求められる特性を広く持っている機種となっています。

ミラーレスに慣れると大きく見えるボディですが、一眼レフ用の大口径ズームは大きいので、このくらいの大きさがあった方がバランスがいいのです。

【商品情報】Nikon D780

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D850

タイプ:デジタル一眼レフカメラ
センサーサイズ:FXフォーマット(フルサイズ)
マウント:Nikon Fマウント(AFカップリング、AF接点付)
画素数:4575万画素
ボディの重さ:約1005g
Nikonのデジタル一眼レフカメラの中で最も高画質な機種となるD850は、ミラーレス全盛の現在でも多くのファンを持つベストセラーカメラです。

4575万画素と高画素でありながら、常用ISO感度で64-25600を達成し、光学ローパスフィルターレスを採用しているのでレンズの性能をシャープに高精細に再現します

特にナノクリスタルコートを採用したNikonの一眼レフ用レンズは最高クラスの評価を得ている高性能なシリーズなので、D850との相性は抜群でしょう。

【商品情報】Nikon D850

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D6

タイプ:デジタル一眼レフカメラ
センサーサイズ:FXフォーマット(フルサイズ)
マウント:Nikon Fマウント(AFカップリング、AF接点付)
画素数:2082万画素
ボディの重さ:約1450g
D6はプロカメラマンをターゲットとしたフラッグシップ機です。

Nikonのデジタル一眼レフカメラ史上最強と言われるオートフォーカスシステムや、40万回にも及ぶ耐久テストをクリアしたシャッター、高い防塵防滴性能を持つ堅牢なマグネシウム合金製のボディなど、ハードに使われる事を前提に設計されています。高速なデータ転送を可能とする、有線、無線LAN通信機能を持っているのも特徴のひとつでしょう。

一般的にはオーバースペックと言えるような堅牢さ高速さを持っている真のプロ機、それがD6なのです。

【商品情報】Nikon D6

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まとめ

Nikon(ニコン)の他メーカーにはない特長やおすすめカメラ12種類をご紹介しました。

ニコンのカメラを選ぶポイントは、
・フィルムと同じ画角のFXフォーマット
・コンパクトでピントが合いやすいDXフォーマット
・動きの多い被写体を撮影したい場合はAFをチェック
・動画撮影なら4KとAFをチェック
・多様なレンズを楽しめるFマウント
・初めての一眼カメラにはミラーレス一眼のZマウントがおすすめ
です。
1917年からカメラ業界をリードしているだけあり、ミラーレスカメラや一眼レフカメラの技術力は今でも世界トップレベルを誇ります。高級志向だったミラーレスカメラや一眼レフですが、誰でも手軽に始められるほどリーズナブルな商品から本格的なカメラまでそろっているため、カメラの入門としてもおすすめです。

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