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2023.12.05
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マクロレンズの選び方とマクロレンズのおすすめ16選を専門店スタッフが厳選

マクロレンズの選び方とマクロレンズのおすすめ13選を専門店スタッフが厳選キービジュアル

写真を趣味としている方なら、マクロレンズという名前を一度は聞いた事があると思います。

最近はズームレンズの最短撮影距離が短くなり、近接撮影もズームで対応している方が多いと思いますが、近接専用に設計されたマクロレンズは、より被写体に接近して大きく写す事が出来るので、肉眼では捉えられない独特の世界観で写真を撮ることができます。

また、マクロレンズは単焦点レンズとしてのメリットもあり、用途が限定されるようで、持っていると意外と出番の多いレンズでもあります。
今回はそんなマクロレンズの選び方やマクロレンズならではのポイント、おすすめのレンズをメーカー毎にご紹介します。

目次

マクロレンズとは

マクロ撮影

接写とは

接写できるレンズ

単焦点レンズのメリット

シャープで明るい写真が撮りやすい

ボケ味を活かせる

マクロレンズの選び方

マウントやセンサーサイズをチェック

最短撮影距離と撮影倍率を確認しよう

用途に合わせてマクロレンズの焦点距離をチェック

シャープな写真を撮るなら、レンズ内の手振れ補正をチェック

マクロ撮影ではレンズが暗くなる!?

Nikon(ニコン)のおすすめマクロレンズ

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8(Zマウント/フルサイズ)

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S(Zマウント/フルサイズ)

canon(キヤノン)のおすすめマクロレンズ

RF100mm F2.8 L MACRO IS USM(RFマウント/フルサイズ)

SONY(ソニー)のおすすめマクロレンズ

FE 90mm F2.8 Macro G OSS(Eマウント/フルサイズ)

オリンパスのおすすめマクロレンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro(マイクロフォーサーズ)

OMSYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PRO

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro(マイクロフォーサーズ)

タムロンのおすすめマクロレンズ

SP 90mm F/2.8 Di MACRO VC USD(一眼レフ用)

SIGMA(シグマ)のおすすめマクロレンズ

70mm F2.8 DG MACRO | Art(一眼レフカメラ用)

105mm F2.8 DG DN MACRO | Art(フルサイズミラーレスカメラ用)

PENTAX(ペンタックス)のおすすめマクロレンズ

HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited(APS-Cカメラ用)

HD PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 ED AW(フルサイズ対応)

FUJIFILM(富士フイルム)のおすすめマクロレンズ

フジノンレンズ XF30mmF2.8 R LM WR MACRO

フジノンレンズ XF60mmF2.4 Rマクロ

フジノンレンズ XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro(Gマウント)

まとめ


■この記事の監修

フジヤカメラ店

東京都 中野区のカメラ専門店 フジヤカメラ店です。カメラ、レンズ、三脚、動画機材まで、新品、中古機材を多数取り扱っております。中古在庫は常時3,000点以上!これからカメラを始める方も、ベテラン、プロカメラマンも、機材の事ならフジヤカメラ店にお任せ下さい。
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マクロレンズとは

マクロ撮影

マクロ撮影した水玉

マクロ撮影とは被写体に近づいて撮影する、いわゆる接写のことで、マクロ撮影を行うためのレンズのことをマクロレンズといいます。

接写とは

カメラと接近した接写イメージ
Photo by 三井公一

接写とは、被写体に近づいて撮影することをいいます。明確にここからが接写という基準はありませんが、花や昆虫、小物といった小さな被写体を撮影することを言う場合が多く、クローズアップ撮影とも呼ばれます。

接写できるレンズ

接写で撮影した花の画像

マクロレンズは近接で描写性能が高くなるように設計されるのが普通ですが、レンズによっては全域で非常に高性能なものも存在するので、これもマクロレンズの定義としては曖昧と言えるかもしれません。

このように、マクロレンズの定義は難しいですが、一般的には撮影倍率が等倍(撮影倍率については後ほど解説)を超えるレンズをマクロレンズというようです。一部1/2倍のマクロレンズもありますが、これはハーフマクロといって撮影倍率が1/2であることがわかるように呼称されています。

単焦点レンズのメリット

マクロレンズのほとんどは単焦点レンズです。そこで、単焦点レンズのメリットを解説していきます。

シャープで明るい写真が撮りやすい

シャープな写真のイメージ画像
Photo by 三井公一

マクロレンズの大半は単焦点レンズであるため、通常F2.8前後の明るいレンズであることがほとんどです。明るいレンズはシャッタースピードを速くできるので、暗い場所でもブレずにシャープな写真が撮れます。特に、50mm前後の標準マクロは、一般の撮影でも使いやすい汎用性の高い画角なので、マクロレンズとしてだけでなくシャープで明るい写真を撮りたいという方にもおすすめです。

ボケ味を活かせる

ボケ味を活かしたイメージ画像

ピントが合う範囲である被写界深度は、絞り値が小さいレンズほど浅くなります。絞り値が小さいレンズほど浅くなるので合わせたい被写体にしかピントが合いません。つまり、絞り値が小さくなるほどボケを活かした写真を撮りやすくなるというわけです。特に、マクロレンズで人気の高い90~105m前後の中望遠マクロはボケを大きくしやすいので、背景を大きくボカしたいポートレート撮影におおすすめです。

このように、マクロレンズは接写としてだけでなく、単焦点レンズとしての特徴も持ち合わせているので、使い方次第で思いのほか用途の広いレンズといえるでしょう。

マクロレンズの選び方

マウントやセンサーサイズをチェック

マウントやセンサーサイズイメージ画像

一眼レフやミラーレスカメラは、カメラ本体に交換レンズを装着して使います。この装着する部分の規格のことを「マウント」といいます。マウントはメーカーごとに違うので、マクロレンズを購入する際はマウントが合っているかを必ず確認しましょう。

同じメーカーでも一眼レフとミラーレスでマウントが違ったり、センサーサイズによって装着出来ないケースもあるので注意が必要です。また、カメラとレンズの組み合わせによっては、マウントの種類を変換するマウントアダプターが発売されているケースもあるので、どうしても使いたいレンズがある場合は調べてみるといいでしょう。

最短撮影距離と撮影倍率を確認しよう

撮影倍率イメージ画像

マクロレンズがどのくらい被写体に近寄れて、どのくらい物を大きく撮れるかの指標となる値に最短撮影距離と撮影倍率があります。

最短撮影距離は被写体にどこまで近寄れるかを表す値で(通常は被写体からセンサー面までの距離)、最短撮影距離よりも近づくとピントが合いません。

撮影倍率は被写体がセンサー上にどのくらいの大きさで記録されるかを表す値で、1cmがセンサー上に1cmで記録される撮影倍率を等倍(1/1倍)といいます。

最短撮影距離が同じでもレンズの焦点距離が違うと撮れる被写体の大きさは変わるので、通常マクロレンズが被写体をどのくらいの大きさで写せるかは撮影倍率で表されます。

しかし、現在のデジタルカメラにはセンサーサイズが幾つかあり、撮影倍率が同じでもセンサーサイズにより撮れる大きさは変化するので、撮影倍率も絶対的な値とは言えないかもしれません。例えば、直径20mmの一円玉をフルサイズセンサー(約36.0mm×24.0mm)で撮るとタテ方向がほとんどいっぱいに撮れますが、マイクロフォーサーズ(約17.3mm×13.0mm)で撮ると画面からはみ出すほど大きく撮れる、というようにです。

用途に合わせてマクロレンズの焦点距離をチェック

焦点距離イメージ画像

マクロレンズには広角から望遠まで幾つかの焦点距離が用意されていますが、100mm前後の中望遠が最も人気があります。

望遠では被写体までの距離(ワーキングディスタンス)は遠く出来ますがピントが極端に薄くなり(被写界深度が浅くなり)扱いが難しくなります。標準はピントの合う範囲は広くなりますが、被写体にかなり近づかなければなりません。そういったワーキングディスタンスと被写界深度のバランスががいいのが100mm前後ということになるためです。

ちなみにマイクロフォーサーズなどの小さなセンサーサイズは、望遠レンズの焦点距離が短く、また、同じ撮影倍率なら画面上に物を大きく捉えられるので、マクロ撮影で使いやすいシステムといえるでしょう。

シャープな写真を撮るなら、レンズ内の手振れ補正をチェック

マクロ撮影ではレンズの手ぶれ補正の効きが弱くなってしまいます。特に等倍付近ではほとんど効かないので、シフトブレも補正出来るカメラ側の手ぶれ補正を使うか、三脚などのカメラを固定出来る機材を用意しましょう。

ビルの画像

例外はCanon(キヤノン)のハイブリッドISで、完全ではないものの、他のレンズ内手ぶれ補正と比べて近接時の手ぶれ補正の効きも良好なようです。

マクロ撮影ではレンズが暗くなる!?

花の画像

マクロ撮影時には、レンズの開放F値が暗くなってしまいますので注意が必要です。
レンズの明るさを表すF値は、大雑把に言えばレンズの大きさと焦点距離の比率ですが、近くを撮る際にレンズは伸びる=センサーからの距離が遠くなるので、焦点距離が長くなったのと同じ事が起り、実効F値が無限遠側よりも暗くなってしまうのです。

これにより特に等倍に近いマクロ撮影ではシャッタースピードが遅くなってしまいがちで、手ぶれに気を付けなければなりません。

マクロ撮影では特殊な露出補正が必要なの?と思われるかもしれませんが、現在広く使われているデジタル一眼カメラの露出計は、レンズが実際に通った光を計っているので(TTL方式)、F値が暗くなったことは織り込み済みとなります。ですので、マクロ撮影だからと特別な事は必要ありませんが、実効F値が暗くなっていることは、頭の片隅に入れておいてもいいと思います。

カメラの上面の画像

ちなみにカメラによってはマクロ撮影時に暗くなったF値(実効F値)を計算して表示できる機種があります(Nikonなど)。たまに「開放にならない」という質問を受けることがありますが、ピントを無限遠にすると開放F値が表示されるので、安心して下さい。

Nikon(ニコン)のおすすめマクロレンズ

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8(Zマウント/フルサイズ)

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8の画像

小型軽量な等倍マクロレンズ

小型・軽量化されたフルサイズZシリーズのマクロレンズです。

高性能さとコンパクトさの両方を実現する為に採用された前群繰り出し式、ステッピングモーターを採用したオートフォーカス駆動による高速化、防塵防滴に配慮した設計、近接(0.16~0.3m)でのフォーカスリミットスイッチ、繰り出した鏡筒にプリントされた撮影倍率や距離目盛など、細かな部分に手抜きが無いニコンらしい特徴のレンズです。

手ぶれ補正は非対応ですが、フルサイズのZシリーズのカメラ自体にボディ内手ぶれ補正が搭載されているので問題ないレベルでしょう。

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NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S(Zマウント/フルサイズ)

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sの画像

Sラインの高性能マクロレンズ

フルサイズミラーレス一眼カメラ用として更なる進化を遂げた中望遠マクロレンズです。

EDレンズ3枚、非球面レンズ1枚を使い、ショートフランジバックを活かした理想的な設計は、Sラインらしいシャープネスと美しいボケ味が高いレベルでバランスされ、最後玉に配置された非球面レンズによる画面全体の画質の均一性、3枚のEDレンズによりフリンジのないストレートな色再現、そしてナノクリスタル/アルネオコートにより条件を選ばない高いコントラストを達成しています。

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canon(キヤノン)のおすすめマクロレンズ

RF100mm F2.8 L MACRO IS USM(RFマウント/フルサイズ)

RF100mm F2.8 L MACRO IS USMの画像

マクロ撮影に効果を発揮するハイブリッドIS

最大撮影倍率は一般的な等倍を超える1.4倍を実現、前後のボケ味を変化させられるSAコントロールリングの搭載、EOS R5に装着した際には、ボディー内の手ブレ補正機構と協調制御することで、8.0段という驚異的な手ブレ補正効果を実現している等、今までには無い、先進的なマクロレンズです。

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SONY(ソニー)のおすすめマクロレンズ

FE 90mm F2.8 Macro G OSS(Eマウント/フルサイズ)

FE 90mm F2.8 Macro G OSSの画像

90mm中望遠マクロレンズ

フルサイズ対応のEマウントレンズにおいては初となる90mm中望遠マクロレンズです。ハイレベルな写真表現のために、ソニーの光学技術を結集して設計されたGレンズの名を冠し、光学式手ブレ補正の搭載や直感的に操作がしやすいスライド式フォーカスリングなど操作性にも優れたソニーEマウントのマクロレンズです。

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オリンパスのおすすめマクロレンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro(マイクロフォーサーズ)

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroの画像

最大撮影倍率1.25倍のマクロレンズ

全長60mm、質量128gの軽量コンパクト、最大撮影倍率1.25倍と一般的なマクロレンズでは難しい等倍を超える撮影倍率を実現したマクロレンズです。

5軸手ぶれ補正にも対応し、マクロ撮影で発生し易いシフトブレも強力に補正、手持ちでのマクロ撮影の成功率を大幅に高めてくれます。操作関係は、フォーカスリングのみのシンプルなデザインを採用。マニュアルフォーカスには電気駆動によるバイワイヤ方式を採用していますが、クセのない自然な操作感を実現しています。

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OMSYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PRO

photo by 荻窪 圭

35mm判換算180mmとなる望遠マクロレンズは、スーパーEDレンズ 2枚、EDレンズ 4枚とスーパーHRレンズ、HRレンズをそれぞれ1枚使用した贅沢な設計で非常に高性能なレンズとなっています。

マイクロフォーサーズマウントは非常にピントが薄くなるマクロレンズでも適度に被写界深度を稼げるので、望遠マクロとしては非常に使いやすいのも特徴です。

ハイレゾショットや深度合成などOMSYSTEMカメラとの相性が非常に良いのもM.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PROの大きなメリットです。

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M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro(マイクロフォーサーズ)

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroの画像

マイクロフォーサーズ向けマクロレンズ

最大で等倍までの接写、フルサイズ換算で120mmマクロ相当の画角を持つマイクロフォーサーズ向けのマクロレンズです。

コンパクトながら防塵防滴構造となっており、水辺の生き物や植物の撮影も気軽にチャレンジできます。マクロ撮影のほかにも、高解像・高コントラストを活かして中望遠の大口径単焦点レンズとして風景写真やポートレートまで幅広く活躍してくれるレンズです。

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タムロンのおすすめマクロレンズ

SP 90mm F/2.8 Di MACRO VC USD(一眼レフ用)

SP 90mm F/2.8 Di MACRO VC USDの画像

マクロだけでなくポートレートにも人気の通称「タムキュー」の最終モデル

フイルム時代から長い歴史を持ち高い人気を誇るフルサイズ対応の中望遠マクロレンズです。

シャープな描写力と柔らかいボケ味を継承しながら手ブレ補正とAFスピード性能がアップ。さらに防塵防滴構造が採用され、マクロ撮影だけでなく、スナップやポートレート、風景まで幅広く活躍してくれるレンズです。残念ながら生産完了となっていますが、高い人気を誇るレンズだけあって中古品も多く出回っているので、気になる方はチェックしてみてください。

SIGMA(シグマ)のおすすめマクロレンズ

70mm F2.8 DG MACRO | Art(一眼レフカメラ用)

70mm F2.8 DG MACRO | Artの画像

シャープな描写で人気の通称「カミソリマクロ」

その切れ味の素晴らしさから、「カミソリマクロ」の二つ名をもつ SIGMA (シグマ) 70mm F2.8 DG MACRO が、Artシリーズ初のマクロレンズとしてリニューアルされ 70mm F2.8 DG MACRO | Art となりました。

多くのマクロレンズがインナーフォーカス方式を採用する中で、フォーカスレンズ群を異なる移動量で動かす繰り出し式のフローティングフォーカスを採用しています。これにより、撮影距離の変化による収差変動を抑え、最短撮影距離から無限遠までの全ての距離で高画質を実現。その描画力はシャープなだけではない、どこまでもクリアな、透き通ったレンズといえるでしょう。

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105mm F2.8 DG DN MACRO | Art(フルサイズミラーレスカメラ用)

105mm F2.8 DG DN MACRO | Artの画像

ボディのレンズ補正機能により解像力を極限までに高めたマクロレンズ

ミラーレスデジタルカメラの特性を最大限活かして設計された非常に高性能な中望遠マクロレンズです。ショートフランジバックによる設計の自由度を活かすだけでなく、カメラ内補正を積極的に使うことで、一眼レフカメラでは難しかった高いレベルの解像感、シャープネスを実現しています。

マクロレンズの使用感において肝となるバイワイヤ方式によるフォーカスリングの操作感も良好で、ストレスなく精密なピント合わせが可能となっています。

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PENTAX(ペンタックス)のおすすめマクロレンズ

HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited(APS-Cカメラ用)

HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limitedの画像

APS-Cサイズセンサーカメラ専用のコンパクトマクロ

実写重視で設計された味のある描写、アルミ削り出し外装による高い質感の追求など、他のメーカーには無いユニークな特徴を持つPENTAXのLimitedレンズシリーズの唯一のマクロレンズです。HD(High Definition)コーティングにより、ゴーストやフレアの発生が効果的に抑えられ、抜けのいいコントラストの高い描写となり、さらに円形絞りが搭載されているので、点光源のボケが真円に近い形で再現され、夜景撮影などで美しい表現が可能となりました。マクロレンズとしてはもちろん、コンパクトな常用レンズとしても使いやすいレンズといえるでしょう。

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HD PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 ED AW(フルサイズ対応)

HD PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 ED AWの画像

フルサイズ対応のPENTAXの最新マクロレンズ

ペンタックスファン待望の最新マクロレンズ「HD PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8ED AW」は、光学系を一新し、防塵防滴性能を徹底強化したフィールドで活躍必至の等倍マクロ撮影可能なレンズです。

各収差やパープルフリンジの発生を大幅に低減したほか、ゴーストとフレアを防ぐために「HDコーティング」と、FREE(後群分離型フォーカシング)システムを採用。これによって最短撮影距離から無限遠までヌケ感の高いクリアな写真を撮影することが可能になりました。マクロ域では緻密な解像感と豊かな立体感で本領発揮し、スナップや風景撮影でもそのシャープさを活かした撮影を楽しめる、次の一本におすすめのマクロレンズです。

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FUJIFILM(富士フイルム)のおすすめマクロレンズ

フジノンレンズ XF30mmF2.8 R LM WR MACRO

Xシリーズ用交換レンズ「XFレンズ」の標準マクロレンズです。高速・高精度かつ静音なAFやコンパクトな設計により、高い機動力を発揮します。

最大撮影倍率は等倍(35mm判換算:1.5倍相当)の本格的なマクロレンズとしてだけでなく、標準30mm(35mm判換算:46mm相当)の扱いやすい焦点距離を活かした、自然なポートレートやスナップ撮影にも幅広く活躍できるレンズです。

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フジノンレンズ XF60mmF2.4 Rマクロ

発売は2012年なのでXマウント創成期からあるベストセラーレンズです。

オートフォーカスが遅い、マニュアルフォーカスが扱いずらいなどの短所はあるものの、扱いやすい画角、コンパクトなサイズ、リーズナブルな価格でいまだに多くのファンを持ちます。

FUJIFILMのレンズらしい柔らかくフィルムライクな写りもポイントです。

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フジノンレンズ XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

高性能で使い勝手の良い中望遠マクロレンズです。

通常の中望遠マクロよりも僅かに画角が狭くワーキングディスタンスが稼ぎやすい上、リニアモーターを利用した高速なオートフォーカスを持っておりフィールドで使いやすいレンズとなっています。

フィルムシミュレーションとの相性も良く、鮮やかで深みのある美しいマクロ撮影はFUJIFILMならではの世界観と言えるでしょう。

≫ FUJIFILM(富士フイルム)フジノンレンズ XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro の商品詳細を見る

フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro(Gマウント)

フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macroの画像

超高精細な映像が撮れる中判デジタルカメラ用マクロレンズ

レンズ単体で5段分の手ブレ補正の搭載の焦点距離95mm相当(35mm判換算)最大倍率0.5倍の中望遠ハーフマクロレンズです。EDレンズ3枚を含む9群14枚もの構成で、軸上色収差を極限まで補正。95mm相当となる画角は、ポートレート撮影はもちろん、物撮りなどにも有用でしょう。

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まとめ

マクロレンズの選び方とおすすめのマクロレンズを13種紹介しました。マクロ撮影は通常の撮影とは違う幾つかのポイントがあるので、昔は少し難しい撮影でしたが、レンズを通った光を測るTTL露出計や、実写を確認しながら撮れるライブビューなどの普及で、昔に比べて格段に扱いやすくなったと思います。

高性能で使いやすいマクロレンズが多く開発されたこともその理由のひとつで、撮影のスタイルや被写体に応じて好みのレンズを選択出来るようになりました。焦点距離やF値はもちろん、ボケの美しさや対応するセンサーサイズなど、使い易い、相性のいい一本と出会えれば、マクロ撮影がより楽しくなるでしょう。

Photo & Text by フジヤカメラ 北原

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