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2024.02.14
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望遠レンズおすすめ20選|特徴・選び方・使い方のコツ

望遠レンズおすすめ20選|特徴・選び方・使い方のコツキービジュアル


■この記事の監修

フジヤカメラ店

東京都 中野区のカメラ専門店 フジヤカメラ店です。カメラ、レンズ、三脚、動画機材まで、新品、中古機材を多数取り扱っております。中古在庫は常時3,000点以上!これからカメラを始める方も、ベテラン、プロカメラマンも、機材の事ならフジヤカメラ店にお任せ下さい。

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望遠レンズの特徴

遠くのものが大きく撮れる

望遠レンズ作例:飛行機
photo by 藤井智弘

望遠レンズの特徴はなんと言っても遠くのものを大きく拡大して撮れる事です。

最近はスマホで写真を撮るのが普通になっていますが、例えば野鳥などを遠くから拡大して撮る事ができる望遠レンズの存在は、レンズ交換式カメラの存在価値のひとつと言えるでしょう。

ミラーレスカメラの登場や手ぶれ補正の進歩により、プロカメラマンしか扱えなかった超望遠レンズがアマチュアでも比較的簡単に使えるようになった事も、望遠レンズをより身近なものにしてくれました。

望遠レンズとボケの大きさ

望遠レンズ作例:ねこ

焦点距離の長い望遠レンズは、ボケを大きくする事ができます。

特に300mmを超えるような長焦点のレンズは、開放F値が暗くてもボケを大きくできるので、背景を大きくボカした写真を撮る際などに便利です。

大きく重い・被写体から離れて撮らなければならないといったデメリットもありますが、F値の明るい高額な単焦点レンズよりもコスパに優れるケースもあるので、検討してみても良いかもしれません。

圧縮効果とは

望遠レンズ作例:列車

望遠レンズでは遠近感が実際よりも小さく表現されます。これが圧縮効果です。

例えば列車の長さは200mほどあると思いますが、写真では先頭車両と最後尾車両が同じくらいの大きさに写っています。圧縮効果により実際の長さよりも遠近感が小さく表現されたのです。

これにより、凝縮感のある写真が撮れたり背景をシンプルに整理したりする事ができます。

焦点距離により呼び名が変わる

望遠ズームレンズ

一般的に標準レンズよりも長い焦点距離のレンズを望遠レンズと呼びます。フルサイズ機では50mm前後のレンズが標準レンズとなるので、70mmくらいから望遠レンズと呼ばれるケースが多いようです。

これも厳密に決まりがあるわけではないと思いますが、70mm~135mmくらいまでのレンズを中望遠レンズ、~300mmくらいまでのレンズを望遠レンズ、400mm超えるようなレンズを超望遠レンズと分けて言う事も多いです。

以前は超望遠レンズと言えばプロカメラマンのレンズという印象でしたが、ミラーレスカメラの登場でレンズがコンパクトになった事などから、最近では600mmといった焦点距離も一般的に使われるようになりました。

望遠レンズの選び方

焦点距離とF値

大型の望遠ズームレンズ

望遠レンズを選ぶ際に先ずチェックする事は、遠くのものがどのくらいの大きさに写るかでしょう。

焦点距離が2倍になると写る大きさはだいたい2倍になるので、もしも今レンズを持っているなら実際にどのくらいの大きさに写るかを焦点距離から想定しておくと良いと思います。

又、開放F値が明るいレンズはシャッタースピードを速く出来るので、動くものを撮るのに向いていますが、F値の明るい望遠レンズは大きく、重く、高価になるのでバランスを考えながら選ぶ事になります。

ズームレンズと単焦点レンズ

中型の望遠ズームレンズ

望遠レンズにはズームして写る範囲(画角)を変えられるズームレンズと、画角が固定された単焦点レンズがあります。

ズームレンズは撮影するシチュエーションによって画角を変える事ができて便利ですが、F値が暗くなってしまう欠点があります。単焦点レンズは画角が固定されており利便性で劣りますが、F値が明るく高性能な事がメリットです。

初めての望遠レンズとしては種類も多く扱いやすいズームレンズがおすすめです。

重さとサイズ

重量級の望遠ズームレンズ

一般的に望遠レンズは大きく(長く)なる傾向にあるので、ストレスなく撮影に使えるかどうかをチェックしておく事が重要です。

特に、400mmを超える超望遠レンズは重いものが多いので、購入前に実機を手に取って扱えるかどうかをチェックしておくと良いでしょう。

個人的には手持ちで使えるのは2kg前後まででそれ以上になると三脚や一脚無しで使うのは大変だと思います。1.5kgを下回ると扱いやすくなるので、使用するカメラや焦点距離、開放F値とのバランスをみて、撮影に合ったレンズを選択するようにしましょう。

メーカー別おすすめ望遠レンズ14選

Canon RF70-200mm F2.8 L IS USM

Canon RF70-200mm F2.8 L IS USM

Canon RFマウントの定番望遠ズームで、開放F値の明るいレンズでありながら従来よりも大幅に軽量コンパクト化がされており、使いやすいレンズとなっています。

Canonの高級レンズシリーズ「L」レンズの一本で、低分散ガラスや非球面レンズを贅沢に使用する事で高い描写性能をもっている点も魅力です。

F2.8の明るさを活かした大きなボケや、最高クラスの解像力が必要な、プロカメラマン御用達のレンズとなっています。

【商品情報】Canon RF70-200mm F2.8 L IS USM

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Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM

Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM

軽量コンパクトで高性能かつリーズナブルな価格を実現した、コスパの高い望遠ズームレンズです。

極端な高性能さはないものの、描写性能やフォーカススピードは必要十分なレベルで、初めての望遠レンズとしてもおすすめな一本となっています。

テレコンバーターを装着する事で焦点距離をさらに伸ばす事もできるので、幅広いシチュエーションに対応しやすいのも魅力です。

【商品情報】Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM

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Canon RF200-800mm F6.3-9

Canon RF200-800mm F6.3-9

現時点でレンズ単体で望遠端800mmまでをカバーする唯一の望遠ズームレンズです。

800mmまでをカバーしていながら比較的軽量コンパクトなのもポイントで、実用十分に高速なオートフォーカスと併せて動く被写体の撮影にも向いています。

望遠レンズは使い慣れるとちょっとでも長い焦点距離のレンズが欲しくなるものですが、そんなニーズに応える製品となっています。

【商品情報】Canon RF200-800mm F6.3-9

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SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II

SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II
photo by 鹿野貴司

開放F4通しの望遠ズームは、軽量コンパクトで特に風景写真などフィールドで使うのに向いているレンズです。

FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIは性能的にも高いレベルにあり、6100万画素の超高画素機に使うにも十分な性能を持っています。

最短撮影距離は0.26(W)-0.42(T)m、最大撮影倍率は0.5と望遠マクロに近い近接能力を持っているのもポイントで、汎用性が高くフィールドでも1本で幅広いシチュエーションに対応できるでしょう。

【商品情報】SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II

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SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS

SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS

APS-Cサイズセンサー用のレンズで、フルサイズ換算105mm~525mmをカバーするコンパクトな望遠ズームレンズです。

SONYのミラーレスカメラは高速なオートフォーカスと高精度な被写体認識を持っているので、動く被写体を軽量コンパクトかつ高精度に追従するのにおすすめのレンズとなっています。

あまり大袈裟にならずにシャープで高解像な写真が撮れるので、子供の運動会などにも向いているレンズです。

【商品情報】SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS

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SONY FE 300mm F2.8 GM OSS

SONY FE 300mm F2.8 GM OSS

焦点距離300mm、開放F2.8の単焦点レンズを業界用語でサンニッパと言ったりしますが、SONY FE 300mm F2.8 GM OSSはこれまでの常識を覆す軽量コンパクトなサンニッパです。

長さ265mm、重量は1470g(三脚座別)と、これまでのサンニッパが軽量なモデルでも2kg以上あった事を考えると驚きの軽さを実現しています。

ミラーレス時代の最先端を行く望遠レンズです。

【商品情報】SONY FE 300mm F2.8 GM OSS

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Nikon NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S

Nikon NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S

Nikonが誇る高性能レンズシリーズ「Sライン」の望遠ズームレンズです。

レンズ単体だとトラディショナルなスペックですが、Nikonには非常に高性能なテレコンバーターZ TELECONVERTER TC-1.4xがあり、装着する事で描写性能やフォーカススピードを殆ど犠牲にする事無く望遠端560mm F8の軽量な望遠ズームに変身します。

高性能なテレコンが存在するおかげで、コンパクトかつ高性能に600mm近い超望遠が楽しめるのはNikonを選択するメリットのひとつでしょう。

【商品情報】Nikon NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S

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Nikon NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

Nikon NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
photo by クキモトノリコ

最近多く発売されるようになった600mmまでの望遠ズームですが、高性能なカメラを多くラインナップするZマウントの純正レンズという事で人気の高い製品です。

強力な手ぶれ補正や高速なオートフォーカス、2種類のテレコンバーターへの対応など、超望遠レンズに必要な要素や利便性を高める機能を多く搭載しています。

Sラインのレンズではありませんが、高い描写性能を持っているのも魅力のひとつです。

【商品情報】Nikon NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

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Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena

Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena

NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaは、ボケ味にこだわり抜いた中望遠レンズです。

PlenaはF1.8という明るい開放F値からくる大きなボケだけでなく、その美しさにも配慮した設計がなされています。

さらに、通常大口径レンズでは仕方のない事とされていた、画面周辺部の丸ボケがレモン型に変形する現象「口径食」が殆ど起きないのも、Z 135mm f/1.8 S Plenaの大きな特色です。

【商品情報】Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena

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FUJIFILM フジノンレンズ XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

FUJIFILM フジノンレンズ XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

APS-Cサイズセンサーのカメラのみで構成されたFUJIFILM Xマウントの定番望遠ズームレンズです。

フルサイズ換算で107~457mmまでをカバーするので、動く被写体から印象的な風景写真まで望遠レンズで撮る幅広い被写体に対応する事ができます。

ズーム全域で最短撮影距離0.83m(最大撮影倍率:0.33倍)や、防塵防滴機能、580gと軽量なボディでフィールドでアクティブに活躍するレンズです。

【商品情報】富士フイルム フジノンレンズ XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

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FUJIFILM フジノンレンズ XF56mm F1.2 R WR

FUJIFILM フジノンレンズ XF56mm F1.2 R WR

フルサイズ換算で85mmとなる中望遠レンズです。

ポートレート撮影に使用する事を念頭に、ボケを大きくする為のF1.2という非常に明るいF値を持ち、柔らかく美しいボケ味にこだわって設計されています。

コンパクトでクラシックなスタイルながら、絞りリングを装備しており使い勝手が良いのもポイントです。

【商品情報】富士フイルム フジノンレンズ XF56mm F1.2 R WR

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Panasonic LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S

Panasonic LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S

Panasonicフルサイズミラーレスカメラ用のコンパクトな望遠ズームレンズです。

ボディの手ぶれ補正と協調する事で強力な手ぶれ補正効果を生み出すDual I.S.2や、美しい玉ボケや光芒を生み出す11枚羽根 円形虹彩絞りなど、Panasonicが長年レンズ設計で培ってきた技術が惜しみなく搭載されています。

最大撮影倍率0.5倍と、マクロレンズに近い高い近接性能も魅力です。

【商品情報】Panasonic LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.

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OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

フルサイズ換算で200mm~800mmをカバーする超望遠ズームレンズです。

マイクロフォーサーズセンサーはフルサイズの半分の大きさしかないので極端な微細描写は苦手ですが、望遠レンズがコンパクトで同じ画角ならフルサイズよりもピントの合う範囲が広いなど、望遠撮影では有利な特徴があります。

M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISも、超望遠でありながらコンパクトで性能も良好な、アクティブに望遠撮影をしたいカメラマンにおすすめのレンズとなっています。

【商品情報】OLYMPUS/OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mmF5.0-6.3 IS

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OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEMを代表する高性能な望遠レンズです。

フルサイズ換算で600mm F4となる超望遠レンズは、コンパクトかつ非常に高性能で、野鳥撮影を行うユーザーなどから高い支持を集めています。

高性能な被写体認識機能を搭載したOM SYSTEMのフラッグシップ機OM-1 Mark IIとの相性が特に良く、コンパクトに高性能なオートフォーカスを使った動体撮影のシステムを組みたいユーザーにぴったりです。

【商品情報】OLYMPUS/OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

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焦点距離別おすすめ望遠レンズ6選

200mmまでのおすすめ望遠レンズ

SIGMA 85mm F1.4 DG DN Art

SIGMA 85mm F1.4 DG DN Art



フルサイズミラーレス用に専用設計された中望遠レンズは驚くほど高解像で、中望遠レンズを代表するレンズの一本です。

若干オートフォーカススピードが遅いという短所はあるものの、6100万画素の超高画素機でもオーバーサンプリングとなる驚く程の解像感は、このレンズの代えがたい魅力となっています。

一眼レフ時代から高性能なレンズを多く世に送り出してきたSIGMAらしい、最高クラスの中望遠レンズです。

【商品情報】SIGMA 85mm F1.4 DG DN | Art

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TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD

TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD



TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD最大の特徴は、ズームレンズとしては最高クラスの明るいF値を持っていることです。

大きく美しいボケ味はまるで複数の単焦点レンズを使っているような使用感で、幅広い表現が可能となっています。

重いのが短所と言えば短所ですが、数本の単焦点レンズを持ち歩くよりは軽いですし、レンズ交換をしなくて済むというメリットもあるので、単焦点レンズが好きなユーザーにおすすめの望遠ズームレンズです。

【商品情報】TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD

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400mmまでのおすすめ望遠レンズ

TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD

TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD



トラディショナルなスペックですがミラーレス用らしい高い解像力を持っており、価格を超越したコストパフォーマンスの高さが魅力のレンズです。

300mmまでの望遠レンズは比較的コンパクトなので、初めて使う望遠ズームとしても取り回し良く使いやすいでしょう。

一眼レフ時代であれば、F値の変わるズームは画質がいまひとつというケースが多かったのですが、ミラーレス時代の高画素機に合わせて設計されたレンズはこのクラスでも驚くほど高画質です。

【商品情報】TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD

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TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD

TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD



レンズ性能を落とすことなく8倍という広いズーム比を実現した望遠ズームレンズです。

標準50mmを含む広いズーム比と、望遠側1:4、ワイド側では1:2という高い撮影倍率を持ち、フィールで非常に幅広い被写体やシチュエーションに対応する事ができます。

1,155gとやや重いレンズではありますが、各焦点距離での描写性能も高いレベルにあるのでマルチに活躍するレンズです。

【商品情報】TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD

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400mm以上のおすすめ望遠レンズ

TAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD

TAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD



小型化を追及してデザインされた望遠ズームレンズです。

500mmまでの焦点距離をカバーしていながらレンズを縮めた際の長さは21cmほどしかなく、カメラバッグへの収まりも良いので持ち運びに苦心する事もありません。

2kg近い重量は軽くありませんが、500mmまでの超望遠でフォーカススピードも速く使い勝手が良いので、実際の撮影ではあまり気にならないと思います。

【商品情報】TAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD

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150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary



一眼レフ用の少し古いレンズですが、600mmまでを含むズームレンズを一般的にしたパイオニア的なレンズです。

価格が比較的リーズナブルな事もメリットで、ミラーレス全盛となった最近でも購入者の多いベストセラーレンズとなっています。

オートフォーカススピードが最近のレンズと比べるとやや遅いといったネガティブな要素もありますが、描写性能が高いレベルにある事もこのレンズが長く支持される要因のひとつです。

【商品情報】SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

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望遠レンズ使い方のコツ

手ぶれ補正を有効に活用する

望遠レンズ作例:ユキヒョウ

手ぶれ補正は望遠レンズに必須と言ってもいい機能です。

標準や広角よりもブレやすい望遠レンズは、手ぶれ補正機能の有無で写真の成功率が大きく変わってきます。又、望遠レンズではファインダー内の画像がガタガタと揺れてしまいフレーミングしずらいですが、強力な手ぶれ補正機能があればファインダー画像を安定させフレーミングしやすくする事ができるのです。

最近はボディ内の手ぶれ補正とレンズの補正を協調する事でより強力な手ぶれ補正とする仕組みもあるので、望遠レンズを使う際には是非活用しましょう。

被写体認識オートフォーカス

望遠レンズ作例:鳥

被写体認識オートフォーカスは望遠レンズを使った撮影では強力な武器です。

通常カメラのオートフォーカスはフォーカスフレーム上の一番手前の被写体にピントを合わせに行きます。しかし、被写体までの距離が遠い望遠レンズではカメラと被写体との間に余計なものが入る事も多く、思った場所にピントが合わない事もしばしばです。

そんな時、被写体認識オートフォーカスがあれば、手前の障害物を通り越して狙った被写体にピントが合うので、望遠レンズを使う際にとても便利です。

望遠マクロ

望遠レンズマクロ作例:チョウ

焦点距離の長いマクロレンズ(被写体に近寄って大きく撮る為のレンズ)を望遠マクロと言いますが、専用のマクロレンズでなくても最近の望遠ズームは最短撮影距離が短いので、望遠マクロとして使うのも便利です。

昆虫など近づくと逃げてしまうような被写体でも、望遠レンズなら数メートル離れた場所から撮る事ができるので、逃げられたり警戒される事無く自然な様子を撮影する事ができます。

望遠レンズというと遠くの被写体を拡大して写すのが通常ですが、小さな被写体を遠くから撮るといった使い方もできるのです。

まとめ

・望遠レンズは遠くのものを大きく拡大して写すレンズです
・一般的に70mmよりも焦点距離の長いレンズを望遠レンズと呼びます
・望遠レンズには中望遠、超望遠など焦点距離によって呼び名を変えるケースもあります
・はじめて購入するなら望遠ズームレンズがおすすめです
・手ぶれ補正を活用する事で手ぶれを防げるだけでなくフレーミングがやりやすくなります
・近接性能の高い望遠レンズは望遠マクロとして使うのもおすすめです

Photo & Text by フジヤカメラ 北原

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