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2021.07.18
本日のフジヤ【スタッフ レビュー&ハウツー】,

カメラ用レンズの清掃方法とおすすめの清掃用具

カメラ用のレンズは野外で使う事が前提なので使えば汚れてしまいます。そんな時、クリーニングを怠ると思わぬトラブルが発生して画質に悪影響を与える事もしばしばです。

特に高温多湿な日本では、カビが生えてしまう事があり、そうするとレンズ表面に跡が残ってしまう事もあり、そうなると写りが悪くなる事は勿論、売却の際の金額も大幅に下がってしまいます。

今回はそんなトラブルを避ける為のカメラ用レンズの清掃方法について解説したいと思います。
■この記事の監修

フジヤカメラ店

東京都 中野区のカメラ専門店 フジヤカメラ店です。カメラ、レンズ、三脚、動画機材まで、新品、中古機材を多数取り扱っております。中古在庫は常時3,000点以上!これからカメラを始める方も、ベテラン、プロカメラマンも、機材の事ならフジヤカメラ店にお任せ下さい。

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カメラ用レンズの清掃 おすすめの清掃用具 特集

カメラ用レンズの清掃


レンズ前面の写真
カメラ用レンズは精密機械なので、自分でクリーニングする事をためらわれる方も多いと思います。

特にレンズ表面をさわって傷をつけてしまう事を恐れる方が多いと思いますが、最近のレンズの表面はとても硬く、簡単には傷がつかないので、極端に神経質になる必要はありません。レンズの清掃は、いくつかのルールを守れば誰にでも出来る事なのです。

野外で使う事がほとんどのレンズは汚れるのが当たり前なので、自分である程度の清掃は出来るようになっておいて、レンズの性能を最大限活かした撮影をしましょう。

レンズを拭く前にブロアーで大きなゴミを吹き飛ばす


レンズ前面をブロワーで吹いている写真
レンズ清掃をする際に最も重要な事は、レンズを拭く前にレンズ表面の大きなゴミや砂粒をブロワーなどを使って吹き飛ばしておく事です。

この作業を怠ると、レンズ表面についた硬い砂粒などによって簡単に傷が付いてしまいます。よくカメラの事を知らない人がハンカチなどを使ってレンズを拭いて傷をつけてしまう事がありますが、これも実はハンカチだから傷が付くわけでは無く、拭く前にブロワーを使わなかった事が原因である事がほとんどなのです。

特に風の強い日や、砂浜などでは注意しましょう。

ブロワー


缶ブロ、ブロワーが並んだ写真
ブロワーには手でシュポシュポと握って使う、いわゆるブロワーと、缶の中のガスを吹きかけるタイプ(当店では缶ブロワーと言っています)があります。

前者は軽量でどこにでも持ち運べ、壊れるまでは永久に使えるのが利点、後者は噴射が強い事が利点なので、携帯にはブロワーを、家で使う時は缶ブロワーを使うといった使い分けがいいでしょう。

ところでブロワーには価格的に様々なものがありますが、どのような違いがあるのでしょうか?私の経験では主に耐久性だと思います。3倍の値段のブロワーは、余裕で3倍以上長持ちする事が多のです。当店のようなお店で使う際は、実は高価なブロワーの方がコスパが高い事がほとんどですが、アマチュア写真家でそこまで使う方はいないと思うので、使い易い安価なものを選べばいいでしょう。

レンズの拭き方


クリーニング液、ペーパー写真
レンズを拭く際には、ブロワーでゴミを吹き飛ばした後、専用のペーパーとクリーニング液を使ってレンズを傷めないよう優しく汚れをふき取るのが一般的です。汚れが少ないなら、クリーニングペーパーだけを使って乾拭きでもいいでしょう。

いずれにしても専用品を使うのがおすすめで、レンズを傷つけづらく、ムラにもなりずらいので、是非用意しておく事をおすすめします。

撮影後にはレンズ清掃をする事がおすすめです。付着した汚れからカビが発生する事が防げますし、急な撮影でもレンズが綺麗な状態で撮影にのぞめるからで、逆に、あまりにもレンズを大切にするあまり、何度もレンズを拭くのはレンズを傷めるリスクが増すのであまりおすすめしません。

おすすめのクリーニングペーパー/クリーニング液


蔵Cura写真
個人的におすすめなクリーニングペーパー/クリーニング液は3i(サンアイ)の「蔵Cura」という製品です。

ムラになりづらく、アルコールフリーなのでレンズを痛める事も無い製品で、洗浄力だけなら他にいいものがあるかもしれませんが、使い易く感じて長らく愛用しています。

同じく蔵Curaのクリーニングペーパーも使い易く、ペーパーと液のセットもあるので、こちらもおすすめです。

フィルター


フィルターが装着された写真
レンズ前面は非常に汚れやすい部分なので、保護用のフィルターを装着しておく事もおすすめです。フィルターをかけておく事で、汚れるのはフィルターという事になり、レンズを直接清掃するよりもハードルが一気に下がります。

注意点は、フィルターをかけている事で安心してしまう為か、フィルターが汚れている方を多く見かける事です。フィルターが汚いとレンズ同様写りへの影響もあるので、普段から清掃する事を心がけた方がいいでしょう。

最近の高級フィルターは高性能なだけでなく、表面が撥水処理されていて汚れが付きづらく、汚れを落としやすいのでおすすめです。

レンズ後面の清掃


レンズ後玉の写真
レンズ交換を頻繁に行う方なら、レンズの前面だけでなく後面(後玉)をうっかりさわって指紋を付けてしまった経験を持つ方も多いのではないでしょうか。

実はセンサーに近いレンズ後面の汚れや傷は、画質への影響が大きいと言われているので、レンズ後面の汚れについても気にかけておく必要があります。

レンズの拭き方は前面と同じですが、より慎重に行った方がいいでしょう。

レンズ内の清掃について


レンズ内の写真
レンズ内の清掃は、残念ながら個人で行う事は出来ないので、メーカーや専門の業者にメンテナンスに出す事になります。

レンズの種類や清掃する部分、取り扱う業者によって価格は違いますが、最低でも1万円以上のコストがかかるのが普通です。特にレンズ内にカビが生えてしまうと、通常はレンズの交換が必要になるので修理代は高額となり、場合によっては買いなおした方が安くつくケースすらあるので、普段からクリーニングなどメンテナンスを怠らないようにしましょう。

経験的には長期間使わない事でトラブルになるケースが多く感じますので、写真を撮らなくても、たまには防湿庫から出して動かしてあげるといいのではないでしょうか。

鏡筒の清掃


鏡筒を清掃中の写真
写りに影響は無いとは言え、鏡筒もセーム革など柔らかい布で拭くといったクリーニングをしておく方がいいでしょう。

特に夏場は汗などが渇いて白くあとが残る事もあるので、手でさわる機会が多いフォーカスリングなどは、ゴムや樹脂部品を傷めない程度に薄めたアルコールなどで拭っておいた方がいいかもしれません。

又、細かい隙間に入ったホコリなどは、歯ブラシや竹ひごなどを使うと綺麗に取り除く事が出来ます。

まとめ


カメラ用レンズの清掃について解説しました。

実は、レンズにカビが生えるなどのトラブルで一番痛いのは売却の際の買取価格が安くなってしまう事かもしれません。

レンズ沼という言葉あるように、写真の趣味は個性的な様々なレンズを使ってみる事も大きな楽しみなので、是非まめにクリーニングをして大切に使いたいところです。

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カメラ用レンズの清掃 おすすめの清掃用具 特集
Photo & Text by フジヤカメラ 北原
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