VLOGCAMとはVlog撮影に特化したSONYのカメラシリーズです。VLOGCAM ZV-E10 IIは描写性に優れたAPS-Cセンサーを搭載しており、高精細で美しい4K動画を簡単に撮影することができます。

180度回転するバリアングルモニターの搭載でモニターを確認しながらセルフィ―撮影をすることができるため、誰でも簡単にクオリティの高いVlog撮影をすることができます。

また、縦構図で撮影する際にはモニターの情報表示が縦向きに切り替わる仕様で、昨今のSNSで主流となっている縦向き動画の撮影にも対応しています。

VLOGCAM ZV-E10 IIは本体の重さが約292gと小型・軽量なモデルとなっています。

ボディの大きさはiPhoneとほぼ同じサイズ感ですので、らくらく外へと持ち出せて手荷物を軽くしたい旅行シーンなどにおすすめのカメラです。

VLOGCAM ZV-E10 IIではαシリーズなどのフルサイズカメラでも採用されている大容量バッテリーに対応し、1回の充電で最大195分間の動画撮影が可能になりました。

先代モデルであるVLOGCAM ZV-E10の弱点としてあげられたバッテリーの持ちの悪さが改善されたのは非常に嬉しいポイントです。テスト撮影では4時間ほどの撮影でしたが、バッテリー残量も十分残っており、安心して撮影することができました。

大容量バッテリーの搭載でカメラの重量がわずかに重くなったものの、グリップが大きくなり安定感のあるホールディングが可能です。

VLOGCAM ZV-E10 IIでは新たに「クリエイティブルック」の機能が追加されました。クリエイティブルックとは撮影する写真や映像を好みの色合いに仕上げることのできるイメージスタイル機能で、撮影後の編集をせずに、フォトジェニックな色味で撮影することができます。撮影したデータをすぐにSNSに上げることのできる嬉しい機能です。

VLOGCAM ZV-E10 IIは有効約2600万画素（静止画時）CMOSセンサーを搭載し、一眼カメラらしい高い解像感やボケ感の描写に楽しむことができます。また、ボディ上部には「静止画/動画/S&Q(スロー＆クイック)切換スイッチ」を搭載しており、スイッチ一つで静止画・動画の切り替えが可能です。

S&Qでは、本来であれば撮影後の編集が必要になるスローモーション撮影などをボディ単体で撮影することができます。

VLOGCAM ZV-E10 IIはボディ単体で手振れを防ぐ、電子式手ブレ補正機能「アクティブモード」を搭載しています。画像処理エンジンの進化で先代モデルのVLOGCAM ZV-E10より手ブレ補正の性能がアップし、歩きながらの手持ちで撮影でも安定した映像を撮ることができます。

ただし、アクティブ手振れ補正を使用した際は画角が約1.4倍にクロップされてしまうためレンズ選びには注意が必要です。

VLOGCAM ZV-E10 IIの一番のメリットは小型で軽量な点です。カバンに入れてもかさばらないので気軽に持ち歩いて撮影を楽しむことができます。

小型軽量のカメラはバッテリーの持ちが悪いという弱点がありますが、VLOGCAM ZV-E10 IIは大容量バッテリーの採用でバッテリーの残量を気にせず撮影できる点も大きなメリットのひとつです。

VLOGCAM ZV-E10 IIのモニターはタッチパネル式となっているため、スマホのような感覚で操作ができます。カメラを触るのが初めてという方でも直感的な操作ができるため、初心者の方におすすめしたいモデルです。

VLOGCAM ZV-E10 IIはレンズ交換式のミラーレスカメラです。望遠レンズや広角レンズなど、撮影用途に合わせてレンズを交換することができます。初心者向けのキットレンズから本格的なGmasterレンズやシネマレンズまで組み合わせられるのも魅力のひとつです。

VLOGCAM ZV-E10 IIのデメリットはファインダーがないという点です。室内や曇りのときは問題ないですが、晴天下で撮影する際はモニターが見づらいときがあるためモニターの明るさを調整する必要があります。

VLOGCAM ZV-E10 IIは動画撮影に特化したカメラです。これから動画撮影に挑戦してみたいという方や、スマートフォンよりクオリティの高い映像を撮りたいという方におすすめしたいカメラです。もちろん静止画性能にも優れたモデルで、動画だけでなく静止画も撮りたいという方におすすめしたいモデルとなっています。