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2024.05.31
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おすすめの単焦点レンズ16選!選び方と撮影方法を解説[2024年5月31日更新]

おすすめの単焦点レンズ16選!選び方と撮影方法を解説[2024年5月31日更新]キービジュアル


■この記事の監修

フジヤカメラ店

東京都 中野区のカメラ専門店 フジヤカメラ店です。カメラ、レンズ、三脚、動画機材まで、新品、中古機材を多数取り扱っております。中古在庫は常時3,000点以上!これからカメラを始める方も、ベテラン、プロカメラマンも、機材の事ならフジヤカメラ店にお任せ下さい。

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単焦点レンズとは

単焦点レンズとは、焦点距離が固定されているレンズのことです。反対に焦点距離を変更できるズーム機能が搭載されているレンズをズームレンズと言います。

単焦点レンズは、撮影したい被写体や内容によって選ぶレンズも変わってきます。まずは、それぞれの特徴を詳しく解説していきましょう。

焦点距離とF値

レンズの絞りリング部分の画像

カメラレンズの焦点距離とは、カメラレンズの中心からイメージセンサーまでの距離のことです。基本的に写る範囲=画角を表します。焦点距離が長いと遠くのものが大きく写る望遠レンズ、短いと広い範囲が写る広角レンズです。

「F値(開放F値)」はレンズを通る光の量を表し、Fの値が小さいほどレンズを通る光が多くなり(なので、F値の小さいレンズを明るいレンズと言ったりします)暗い場所でもシャッタースピードを速くできるので手ぶれしずらくなります。

また、F値が小さい、明るいレンズはピントの合う範囲が狭くなる=大きくボケるようになるので、ボケを大きくしたい時にはF値の明るいレンズを使うのがおすすめです。

焦点距離については、別途記事にて解説していますのでこちらも参考にしてください。

焦点距離とは?カメラレンズの焦点距離と画角の関係を解説

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単焦点レンズとズームレンズ

単焦点レンズの画像

焦点距離が固定されているレンズ=写る範囲が変えられないレンズが単焦点レンズで、逆に焦点距離が変えられるレンズがズームレンズです。

最近は焦点距離が変えられて様々な用途に使用できることから利便性の高いズームレンズが主流ですが、単焦点レンズを使うメリットはどこにあるのでしょうか?

単焦点レンズは、F値を明るくできることが特徴です。F値が明るい方がボケを大きくできるので、単焦点レンズはボケを使った写真らしい表現をするのに向いています。他にも単焦点レンズは性能が良い、レンズごとに個性があるなど単焦点レンズには多くのメリットがあります。

標準レンズとセンサーサイズ

Canon R5とR10の画像

レンズを望遠レンズと広角レンズに分ける際、基準となる焦点距離があります。それが標準レンズで、標準レンズよりも焦点距離が長いレンズを望遠、短いレンズを広角レンズと言います。

標準レンズの焦点距離はセンサーサイズによって変わるので、レンズを選ぶ際には使うカメラのセンサーサイズと標準レンズが何ミリかを確認しておくようにします。

例えばフルサイズセンサー(フィルムも同じ)は50mmが標準レンズ、APS-Cサイズセンサーなら35mm前後、マイクロフォーサーズなら25mmが標準レンズになります。

単焦点レンズの選び方

ボケを大きくしたい

NOKTON 75mm F1.5 Aspherical Z-mountで撮影した花畑の画像

Nikon Zf・Voigtlander NOKTON 75mm F1.5 Aspherical Z-mount
F1.5 1/800秒 ISO100 露出補正±0

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ボケを大きくしたいならF値が明るく、焦点距離が長いレンズを選びます。単焦点レンズには最近は珍しくなったマニュアルフォーカス(ピントを手動で合わせる)レンズもあるので、撮影のプロセスを楽しみたいならMFレンズを選ぶのも楽しいです。

写りの個性で選ぶ

Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 VMで撮影した港のオブジェの画像

photo by ガンダーラ井上
Leica M10-P・Voigtlander Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical
マニュアル(絞りF1.5・1/125秒)・ISO1600・AWB・JPG-L

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写りの個性が強いのも単焦点レンズの特色のひとつなので、作例やレビュー記事などを探してイメージに合うレンズを探すのも楽しいでしょう。

写真を撮るだけでなく撮ることを存分に楽しめるのも単焦点レンズ選びの楽しさで、「写真を撮ることを楽しめるレンズ」を探すのが単焦点レンズ選びのコツかもしれません。ぜひ紹介した以外のレンズも候補に挙げて幅広いレンズの中からお気に入りの1本を選んで下さい。

風景撮影なら高解像・高コントラスト

SONY FE 135mm F1.8 GMの画像
SONY FE 135mm F1.8 GM

風景写真に求められるレンズの要素はストレートに高解像かつ高コントラストなことではないでしょうか。高性能な単焦点レンズは風景写真にもおすすめです。

風景と言えば絞り込んだパンフォーカスの写真が主だった時代もありましたが、最近はボケを活かした風景写真もよく見かけるようになりました。目で見た以上に細かい部分まで見える風景写真が撮れるような高性能なカメラとレンズの登場には本当に驚かされます。

星空(星景)撮影なら広角単焦点レンズ

SONY FE 14mm F1.8 GMの画像
SONY FE 14mm F1.8 GM

星空(星景)は思った以上に広いので、例えば夏の天の川を迫力ある画角で撮ろうと思ったら最低でも20mmより短い焦点距離のレンズを用意したいところです。星は地球の自転で動いており、星を点に写す限界露出時間がありますから、できるだけ明るいレンズ、可能ならF2よりも明るいレンズが良いでしょう。

星を鋭い点に写そうと思うと一般撮影以上に高性能なレンズが必要で、星空は画角、明るさ、性能と単純なようでレンズ選びの難しい被写体です

ポートレートの定番単焦点50mm

photo by 鵜川真由子
Canon RF50mm F1.2 L USM

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50mmの単焦点レンズは、バランスが良く、安定感があること、そして背景と人物の両方を際立たせたい場合におすすめです。構図のバリエーションも作りやすく、様々なシーンを演出することができるので、どれか1本というときに手に取っていただきたいレンズです。

ポートレート撮影におすすめの単焦点レンズについてフォトグラファー鵜川真由子さんに解説していただいてますのでこちらもぜひ参考にしてください。

ポートレート写真撮影におすすめの単焦点レンズ × 鵜川真由子

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広角単焦点レンズのおすすめ

LAOWA 15mm F2 Zero-D

LAOWA 15mm F2 Zero-Dの画像

星景写真撮影向け製品が人気のメーカーLAOWAの広角単焦点レンズです。マニュアルフォーカスのレンズですが、星空の撮影ではマニュアルフォーカスでピント合わせするのが普通なので、むしろMF専用レンズの方が使いやすいくらいです。

F2.8よりも一段明るいF2の明るさなので、長時間露光をする星空写真では絶対的に有利なレンズです。

【商品情報】LAOWA 15mm F2 Zero-D

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LAOWA 15mm F2 Zero-Dバナー画像

SIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporary

SIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporaryの画像
photo by 澤村洋兵
X-T5・SIGMA 23mm F1.4 DC DNで撮影した葉の画像

photo by 澤村洋兵
X-T5・SIGMA 23mm F1.4 DC DN
絞りF1.8・1/170秒・ISO125

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シグマのレンズと言えば、逆光に強いというイメージがありますが、多分に漏れずシャープな解像感、良好なボケ味と周辺の画質が魅力のレンズです。

適度なトルクがあって滑らかな電子式のフォーカスリングとスムーズに撮影できる気持ちよさもポイントで、純正にこだわらず、単焦点レンズをいくつか持ち歩きたいという方におすすめです。

【商品情報】SIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporary

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SIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporaryバナー画像

Canon RF28mm F2.8 STM

Canon RF28mm F2.8 STMの画像
Canon RF28mm F2.8 STMで撮影した階段の柵の画像

Canon EOS R10・RF28mm F2.8 STMF
2.8 1/1250 ISO100 露出補正+0.7

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RFマウント初となるパンケーキレンズです。操作部はフォーカス/コントロールリングとフォーカスモード/コントロール切り替えスイッチの2つだけというシンプルな構成ですが、その分しっかりしたトルクがありフォーカスリングとして使いやすい仕様となっています。

フルサイズでは使いやすい広角レンズとして、APS-Cサイズではコンパクトな標準レンズとしてお使いいただきたい1本となっています。

【商品情報】Canon RF28mm F2.8 STM

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Canon RF28mm F2.8 STMバナー画像

TAMRON SP 35mm F/1.4 Di VC USD

TAMRON SP 35mm F/1.4 Di VC USDの画像
TAMRON SP 35mm F/1.4 Di VC USDで撮影した作例
TAMRON SP 35mm F/1.4 Di VC USD 作例

地味なレンズですが光学性能についてはトップクラスの性能を持つレンズです。

現代のレンズは光学的な収差補正とデジタルを使った収差補正を併用するのが普通ですが、SP 35mm F/1.4 Di VC USDはレンズ設計だけで驚くほど高いレベルで収差が補正された高性能レンズとなっています。

このクラスのレンズは非常に高額となるのが普通ですが、比較的価格が抑えられているのも魅力です。

【商品情報】TAMRON SP 35mm F/1.4 Di VC USD

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TAMRON SP 35mm F/1.4 Di VC USDバナー画像

標準単焦点レンズのおすすめ

Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 SC VM

Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 SC VMの画像

Voigtlanderは、性能よりも個性に重きをおく魅力的なレンズを多数ラインナップするレンズメーカーです。

NOKTON Classic 40mm F1.4 SC VMは、まるでオールドレンズのような柔らかな描写が魅力のマニュアルフォーカスレンズです。レンズ名称のSCはシングルコートの略で、これにより逆光などでは美しいフレアやゴーストが発生するのもこのレンズの特徴となっています。

【商品情報】Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 SC VM

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SIGMA 50mm F1.2 DG DN | Art

SIGMA 50mm F1.2 DG DN | Art の画像
SIGMA 50mm F1.2 DG DN | Art の作例:開放F1.2の近接描写

SONY α7R V・SIGMA 50mm F1.2 DG DN | Art
F1.2 1/4000秒 ISO125 露出補正-0.7

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高屈折率硝材と非球面レンズ4枚を採用し、高いレンズ性能を確保しながらガラス一枚一枚を極限まで薄くすることで、大口径とは思えないほどの小型軽量化が図られた大口径レンズです。

F1.2の明るさを活かした大きく、なめらかなボケ感とピント面の高精細な描写は大口径レンズならではの立体感のある印象的な写真を表現してくれます。

【商品情報】SIGMA 50mm F1.2 DG DN | Art

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Canon RF50mm F1.2 L USM

Canon RF50mm F1.2 L USMの画像
Canon RF50mm F1.2 L USMで撮影したポートレート作例

photo by 鵜川真由子
Canon RF50mm F1.2 L USM

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定番の50mm単焦点レンズのひとつEF50mm F1.8を受け継ぎ、フルサイズミラーレス一眼カメラEOS Rシステム用として新設計されたレンズとなっています。シャープさや質感をしっかり捉えてくれる写りに加えてスムーズな操作感や軽量さも魅力です。

ポートレートにスナップ撮影に最初の1本としておすすめのレンズです。

【商品情報】Canon RF50mm F1.2 L USM

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FUJIFILM GF55mm F1.7 R WR

FUJIFILM GF55mmF1.7 R WRの画像
photo by 曽根原 昇

photo by 曽根原 昇
FUJIFILM GFX 100 II・GF55mmF1.7 R WR・55mm(35mm判換算44mm)で撮影
絞りF1.7・1/1700秒・ISO400・WB 7000K・フィルムシミュレーション ASTIA/ソフト

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GF55mm F1.7 R WRは、中判ならではの高い描写性能と浅い被写界深度、さらに自然な画角が魅力の中判標準レンズです。

破綻なく自然で、柔らかく美しいというボケ味をしっかりと堪能できるレンズとなっています。

【商品情報】FUJIFILM GF55mmF1.7 R WR

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中望遠単焦点レンズのおすすめ

Voigtlander NOKTON 75mm F1.5 Aspherical

Voigtlander NOKTON 75mm F1.5 Asphericalの画像
NOKTON 75mm F1.5 Aspherical Z-mount 人物スナップの作例

Nikon Zf・Voigtlander NOKTON 75mm F1.5 Aspherical Z-mount
F1.5 1/2000秒 ISO100 露出補正−1.3

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中望遠75mmの焦点距離とF1.5の明るさと自然な画角と適度な圧縮効果・ボケ感が魅力のレンズです。

電子接点を搭載しており、撮影情報やボディ内手振れ補正、3種類のピント合わせサポート機能に対応。中望遠の焦点距離でありながら、標準レンズ並みに寄ることができ、被写体との距離を取れないような室内撮影でも使いやすい点も魅力の1本となっています。

【商品情報】Voigtlander NOKTON 75mm F1.5 Aspherical

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SONY FE 85mm F1.8

SONY FE 85mm F1.8の画像
SONY FE 85mm F1.8で撮影したカモの画像
SONY FE 85mm F1.8
F1.8 1/2500 ISO100 露出補正±0

地味であまり目立たないレンズですが、コンパクトで持ち運びやすく少し収差の残った柔らかな写りから人気のレンズです。

SONYのレンズは全体的に描写性能が高く、シャープで欠点の少ないレンズが多いのですが、FE 85mm F1.8は個性が強くフィルムライクなイメージで写真が撮れることが人気の秘密かもしれません。デザインがEマウント創成期なのも、今見ると少し新鮮です。

【商品情報】SONY FE 85mm F1.8

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SONY FE 85mm F1.8バナー画像

Panasonic LUMIX S 100mm F2.8 MACRO

Panasonic LUMIX S 100mm F2.8 MACROの画像
LUMIX S 100mm F2.8 MACROで撮影した猫の画像

LUMIX S 100mm F2.8 MACROで撮影した作例

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APS-C用レンズか標準のハーフマクロのような大きさの驚く程コンパクトな中望遠のマクロレンズです。

近接から無限遠まで安定してシャープで高解像な画を撮れるので、オールマイティに安心して使えるレンズとなっています。

【商品情報】Panasonic LUMIX S 100mm F2.8 MACRO

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Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena

Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaの画像
Nikon(ニコン) NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena作例:傘をさすモデル

photo by 熊切大輔
Nikon Z f・NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena
絞りF1.8・AE(1/640秒)・ISO400・WBオート・RAW
モデル:KANA

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Nikonレンズの中でも数少ない「Plena」という名前の付いた特別なレンズです。Sラインの名に恥じない非常に高性能なレンズなことはもちろん、開放1.8と明るいF値でありながら口径食が殆ど起きないところも魅力です。

大きく重く高価なレンズではありますが、それは描写性能の一点にすべてを捧げたPlenaの設計思想の裏返しでもあります。

【商品情報】Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena

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SONY FE 135mm F1.8 GM

SONY FE 135mm F1.8 GMの画像
SONY α7RIII・FE 135mm F1.8 GMで撮影した作例
SONY α7RIII・FE 135mm F1.8 GM
1/1000 f1.8 ISO100 露出補正+0.3

今では高性能レンズシリーズとして確固たる地位を確保したSONYのGマスターレンズ。4000万画素の高画素カメラでもオーバーサンプリングとなる高い解像力と、ズームレンズとは一線を画す描写性能が魅力です。

風景写真というと広角レンズをイメージする方も多いと思いますが、135mmは風景の最も美しい部分、印象的な部分を切り取るのにぴったりで、意外と使いやすい焦点距離です。

【商品情報】SONY FE 135mm F1.8 GM

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超望遠単焦点レンズのおすすめ

SONY FE 300mm F2.8 GM OSS

SONY FE 300mm F2.8 GM OSSの画像

続いて同じくGマスターレンズから、驚くほど軽量なサンニッパです。軽量コンパクトなだけでなく高性能、高速で手ぶれ補正の効きも良好と、望遠レンズに必要な要素を高いレベルで達成しています。

2倍テレコンバーターを使ってコンパクトな600mm F5.6として使えるのも便利です。

【商品情報】SONY FE 300mm F2.8 GM OSS

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SONY FE 300mm F2.8 GM OSSバナー画像

SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS | Sports

SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS | Sportsの画像
SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS | Sportsで撮影したチョウの画像

SONY α7R V・SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS | Sports
F5.6 1/500 ISO160 露出補正±0

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光学性能とフォーカススピードを備えた本格的な500mm望遠レンズとしては最軽量クラスのレンズです。

特に高速なオートフォーカスは高精度な被写体認識との相性がとても良く、動く被写体を撮る際には明らかに成功率が上がると感じました。性能と高速さという望遠レンズにマストとなる性能と軽量さを併せ持っていることは、SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS | Sportsを選ぶ大きなメリットです。

【商品情報】SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS | Sports

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SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS | Sportsバナー画像

Nikon NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S

Nikon NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sの画像

コンパクトな望遠レンズを設計するのが得意なNikonの600mmです。F6.3と単焦点の望遠レンズとしてはやや暗いF値なのがデメリットですが、重量は1.5kg以下、全長も30cm(マウントからレンズ先端まで)と600mmとしては驚異的なサイズを実現しています。

Z 9やZ 8といったオートフォーカスの速いカメラと組み合わせてアクティブに使いたいレンズです。

【商品情報】Nikon NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S

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単焦点レンズで撮影するときのコツ

ズームがない分自分が動く

単焦点レンズはズームレンズと違い、照準に合わせて自分が動いて構図を決めなければなりません。

広い範囲を写したいのであれば被写体から離れて、狭く写すのであれば被写体に近づいて調整をしながら撮影をします。動いて撮影する分様々な構図を楽しむことができます。

開放絞り値でボケ感を出す

Canon RF85mm F1.2 L USMで撮影したポートレート作例

photo by 鵜川真由子
Canon RF85mm F1.2 L USM

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F1.2やF1.4など開放絞り値で背景のボケを調整して撮影することができます。

被写体を際立たせたいポートレート撮影やテーブルフォトでは絞り値を低くすることで背景をぼかし、風景全体を撮影したい場合は、写真全体にピントを合わせていきます。このようにボケ味をコントロールすることがコツです。

ピントの調整がポイント

カメラ:SONY α7R V レンズ:SIGMA 50mm F1.2 DG DN | Art ソニーEマウントで撮影した菜の花の画像

SONY α7R V・SIGMA 50mm F1.2 DG DN | Art
F1.2 1/4000秒 ISO50

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ボケ味のコントロールで味わいが出せる一方で、開放に寄りすぎてしまうとメリハリがなくぼんやりとした写真になってしまうことがあります。細部を際立たせたい場合は、絞りをコントロールすると良いでしょう。

単焦点レンズを買うなら中古品を活用しよう

中古レンズが並んでいる画像

カメラよりも種類が豊富でシンプルなレンズは中古で購入するのもおすすめです。

特に高級機は中古であれば比較的安く手に入ることがありますが、中古製品は付属品がない場合や、汚れや傷があることがありますので、写真やコメントを確認してご自身に合ったものをお選びください。

まとめ

・F値(明るさ)はレンズを通る光の量を表します
・F値が小さい(=明るい)レンズほどボケが大きくなります
・焦点距離が変わらない(=ズーム出来ない)レンズが単焦点レンズです
・単焦点レンズはF値が明るいことがメリット
・F値が明るい方がボケが大きい
・単焦点レンズの魅力のひとつが個性豊かな描写
単焦点レンズのおすすめを紹介しました。焦点距離もボケ感も、そして描写も多種多様で迷ってしまいますね。ぜひお気に入りの1本を見つけて、写真を楽しんでいただきたいと思います。

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