単焦点レンズとは
焦点距離とF値
単焦点レンズとズームレンズ
標準レンズとセンサーサイズ
単焦点レンズの選び方
メーカーを代表するおすすめ単焦点レンズ
Canon RF135mm F1.8 L IS USM
SONY FE 50mm F1.4 GM
Nikon NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
FUJIFILM フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR
OLYMPUS/OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
Panasonic(LUMIX)LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH.
35mmのおすすめ単焦点レンズ
Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STM
TAMRON SP 35mm F/1.4 Di VC USD
40mmのおすすめ単焦点レンズ
Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 SC VM
Nikon NIKKOR Z 40mm f/2 (SE)
50mmのおすすめ単焦点レンズ
Nikon NIKKOR Z 50mm f/1.8s
FUJIFILM フジノンレンズ XF35mm F1.4 R(35mm判換算)
Voigtlander NOKTON 55mm F1.2 SLIIs
85mmのおすすめ単焦点レンズ
SONY FE 85mm F1.8
SIGMA 85mm F1.4 DG DN Art
FUJIFILM フジノンレンズ XF56mm F1.2 R WR(35mm判換算)
ポートレートにおすすめのボケが美しい単焦点レンズ
Canon RF85mm F1.2 L USM
SONY FE 100mm F2.8 STF GM OSS
Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena
風景におすすめの高解像な単焦点レンズ
SONY FE 135mm F1.8 GM
Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
星空(星景)におすすめの広角単焦点レンズ
SONY FE 14mm F1.8 GM
LAOWA 15mm F2 Zero-D
SIGMA 20mm F1.4 DG DN | Art
旅行におすすめのコンパクトな単焦点レンズ
SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary
Voigtlander ULTRON 27mm F2
コストパフォーマンスの高いリーズナブルな価格の単焦点レンズ
Canon RF50mm F1.8 STM
七工匠(7Artisans) 25mm F1.8
望遠レンズ
SONY FE 300mm F2.8 GM OSS
Nikon NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S
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まとめ
単焦点レンズについて説明する前に先ずはレンズの基本的なスペック「焦点距離」と「F値」について解説します。
「焦点距離」は写真用のレンズでは「mm」で表され、写る範囲を表します。焦点距離が長いと遠くのものが大きく写る望遠レンズ、短いと広い範囲が写る広角レンズです。
「F値(開放F値)」はレンズを通る光の量を表し、Fの値が小さいほどレンズを通る光が多くなり(なので、F値の小さいレンズを明るいレンズと言ったりします)暗い場所でもシャッタースピードを速くできるので手ぶれしずらくなります。又、F値が小さい、明るいレンズはピントの合う範囲が狭くなる=大きくボケるようになるので、ボケを大きくしたい時にはF値の明るいレンズを使うのがおすすめです。
焦点距離が固定されているレンズ=写る範囲が変えられないレンズが単焦点レンズで、逆に焦点距離が変えられるレンズがズームレンズです。最近は利便性の高いズームレンズを使うユーザーが大半ですが、単焦点レンズを使うメリットはどこにあるのでしょうか?
単焦点レンズのメリットのひとつにF値を明るくできる点があります。F値が明るい方がボケを大きくできるので、単焦点レンズはボケを使った写真らしい表現をするのに向いると言えます。
他にも単焦点レンズには性能が良い、レンズごとの個性があるなど単焦点レンズには多くのメリットがあります。
レンズを望遠レンズと広角レンズに分ける際、基準となる焦点距離があります。それが標準レンズで、標準レンズよりも焦点距離が長いレンズを望遠、短いレンズを広角レンズと言います。
標準レンズの焦点距離はセンサーサイズによって変わるので、レンズを選ぶ際には使うカメラのセンサーサイズと標準レンズが何ミリかを確認しておくようにします。
例えばフルサイズセンサー(フィルムも同じ)は50mmが標準レンズ、APS-Cサイズセンサーなら35mm前後、マイクロフォーサーズなら25mmが標準レンズになります。
ボケを大きくしたいならF値が明るく、焦点距離が長いレンズを選びます。単焦点レンズには最近は珍しくなったマニュアルフォーカス(ピントを手動で合わせる)レンズもあるので、撮影のプロセスを楽しみたいならMFレンズを選ぶのも楽しいです。又、写りの個性が強いのも単焦点レンズの特色のひとつなので、ネットで作例やレビュー記事などを探してイメージに合うレンズを探すのも楽しいでしょう。
このように写真を撮るだけでなく撮る事を存分に楽しめるのも単焦点レンズ選びの楽しさで、今回のブログでは30種類のおすすめレンズを選びましたが、是非これ以外のレンズも候補に挙げて幅広いレンズの中からお気に入りの一本を選んで下さい。
「写真を撮る事を楽しめるレンズ」を探すのが単焦点レンズ選びのコツかもしれません。
メーカーごとにそのメーカーを代表する人気のレンズがあります。
ここではそんな各メーカーを代表する人気レンズをご紹介します。
当店で特に沢山販売されたレンズを選んでいるので、他の人がどんなレンズを買っているのかの参考にもなるかもしれません。
一眼レフ時代からポートレートや撮影会などでCanonを代表する人気の中望遠レンズです。
長めの焦点距離と非常に明るいF値で大きくとろけるようなボケ味が魅力のレンズとなっています。
レンズに刻まれた赤いリングはCanonの高級レンズシリーズ「L」レンズの証です。
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レンズネームの最後につく「GM」はSONYの高性能レンズシリーズGマスターである事を表します。
SONYは6100万画素という超高画素カメラをラインナップしており、レンズもその高い解像力に合わせて非常に高性能です。
その中でも標準の50mmはトップクラスの性能を持っています。
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Nikonの高性能なフルサイズミラーレスカメラ「Z」シリーズ用のマクロレンズ(近接撮影用レンズ)です。
一眼レフ時代からNikonのマクロレンズ「Micro Nikkor」は高性能で定評のあるレンズでしたが、それはミラーレス用になってさらに磨きがかかりました。
以前のマクロレンズは無限遠側で性能が落ちるケースもあったようですが、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sは中望遠レンズとして使っても非常に優秀です。
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XF27mmF2.8 R WRはコンパクトなFUJIFILM Xマウントカメラに合わせた、クラシックなデザインのレンズとなっています。
薄くコンパクトなので、普段からカメラに付けっぱなしにしておいて使うにも、荷物にならず最適です。
薄いレンズの事を「パンケーキレンズ」と言ったりしますが「XF27mmF2.8 R WR」は高性能でコンパクトな撮影を楽しめるパンケーキレンズです。
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OM SYSTEMのマイクロフォーサーズカメラ用の明るい標準レンズです。
フルサイズ換算40mmの焦点距離は、一般的な標準レンズよりわずかに広い画角で、汎用性の高い使い方ができる扱いやすいレンズとなっています。
フルサイズカメラ用レンズと比較してF値が明るい割にコンパクトで持ち運びやすいのもメリットです。
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超広角レンズでありながら開放F1.7と非常に明るいレンズなので、星景や夜景の撮影におすすめのレンズとなっています。
マイクロフォーサーズのカメラは暗い場所での撮影がやや苦手な傾向がありますが、それを補って余りある明るさです。
通常明るいワイドレンズは大きくなってしまうのが常ですが、マイクロフォーサーズの良さを活かして非常にコンパクトにデザインされています。
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標準レンズよりも少しワイドな画角の広角「35mm」は1本で様々なシーンに対応できる便利な単焦点レンズです。
ワイドレンズは遠近感が誇張されるのが特徴ですが、35mmはそれも自然で人間の視覚に近い感覚で使う事ができます。
比較的コンパクトなレンズが多くピントについてもそれほどシビアでない事から、スナップなどシャッターチャンス優先の撮影でも人気があります。
高性能ながら高額なレンズが多いCanon RFマウントレンズの中にあって明るいF値、高い描写性能、リーズナブルな価格と三拍子揃った人気のレンズです。
名称にある「マクロ」はおまけ程度の能力ですが、このおまけが実写では非常に便利な事も事実で人気の要因のひとつになっています。
RFマウント創成期に発売されたレンズながらいまだ衰え知らずの隠れたベストセラーレンズです。
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地味なレンズですが光学性能についてはトップクラスの性能を持つレンズです。
現代のレンズは光学的な収差補正とデジタルを使った収差補正を併用するのが普通ですが、SP 35mm F/1.4 Di VC USDはレンズ設計だけで驚くほど高いレベルで収差が補正された高性能レンズとなっています。
このクラスのレンズは非常に高額となるのが普通ですが、比較的価格が抑えられているのも魅力です。
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僅かに画角が広い標準レンズといった趣の40mmは近年特に人気の高い焦点距離です。
50mmよりもほんの少しだけ画角が広いだけなのですが、そのほんの少しが撮りやすさにつながったりするから写真は不思議です。
個人的にも35mmでは広すぎ、50mmでは詰め込み過ぎるように感じる事がしばしばあるので、40mmが人気というのもうなずけます。
まるでオールドレンズのような柔らかな描写が魅力のマニュアルフォーカスレンズです。
レンズ名称のSCはシングルコートの略で、これにより逆光などでは美しいフレアやゴーストが発生するのもこのレンズの特徴となっています。
Voigtlanderは一般には聞きなれないメーカーだと思いますが、性能よりも個性に重きをおく魅力的なレンズを多数ラインナップするメーカーです。
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真面目なメーカーというイメージが強いNikonですが、デザインにこだわったカメラ「Z f」「Z fc」をラインナップしており遊び心も忘れていません。
NIKKOR Z 40mm f/2 (SE)はそんなヘリテージデザインのカメラに合わせてデザインされており、明るいF値とコンパクトなデザインで使いやすい人気のレンズとなっています。
パンケーキタイプのデザインはクラシックな外観のZ fやZ fcにぴったりです。
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50mmは、標準レンズと呼ばれる割には少し窮屈な画角に感じる方が多いかもしれません。
その分的を絞ったフレーミングがし易く、工夫次第で広角っぽくも中望遠っぽくも撮れる汎用性が魅力です。
設計しやすい焦点距離の為か高性能なレンズが多く、他の焦点距離と比べて明るいF値の割に価格がリーズナブルなのも特徴です。
Nikon Zマウントの高性能シリーズ「Sライン」レンズの優秀さを世に知らしめたレンズです。
驚くほどシャープで高解像な高い光学性能と、ボケの美しさという2つの要素を高次元でバランスさせています。
そっけないデザインは賛否両論ですが、名より実をとるNikonらしいと言えるかもしれません。
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フィルムライクな写真を得意とするFUJIFILM Xマウントカメラ用の標準レンズです。
その柔らかい描写はモノクロームやネガフィルムのフィルムシミュレーションとの愛称も良く、よりシャープで高解像な新型が出たにもかかわらずいまだ高い人気を誇ります。
標準レンズらしく、カメラとのサイズ的なバランスが良いのも魅力です。
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古い一眼レフ用の標準レンズには50mmよりも少し長い55mmや58mmといったレンズがありました。
そんな古き良き時代のレンズを復刻させたのがNOKTON 55mm F1.2 SLIIsです。
金属製の重量感のある外観にしろ、柔らかい描写にしろ、レンズの良し悪しは性能だけでは決まらない事を教えてくれる一本となっています。
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標準より少し画角が狭い85mmは汎用性は高くありませんが、ボケが大きくものの形が見た目に近い形で写し取れるので、意外とスナップや風景でも使えるシチュエーションが多いレンズです。
画角が狭い分、自然と写したいものが定まったわかりやすい写真になる事が多く、InstagramなどSNSの投稿に使うのもおすすめです。
最大の特徴であるボケの大きさと焦点の定まったフレーミングで、アートな写真を撮るのにも向いています。
地味であまり目立たないレンズですが、コンパクトで持ち運びやすく少し収差の残った柔らかな写りから人気のレンズです。
SONYのレンズは全体的に描写性能が高く、シャープで欠点の少ないレンズが多いのですが、FE 85mm F1.8は個性が強くフィルムライクなイメージで写真が撮れる事が人気の秘密かもしれません。
デザインがEマウント創成期なのも、今見ると少し新鮮です。
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SONYには6100万画素の高画素カメラがありますが、そういったカメラの性能を100%活かせる非常に高い解像力が魅力のレンズです。
初めて使った時は正直その性能の高さにかなり驚かされました。これは、レンズだけでなくカメラの収差補正も利用しながらトータルに高性能を追及する最新の設計思想の賜物かもしれません。
他のSIGMAレンズ同様、独特な美しいボケ味もSIGMA 85mm F1.4 DG DN Artの大きな魅力です。
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FUJIFILM XマウントはAPS-Cサイズセンサーなので、56mmがだいたいフルサイズの85mmに相当します。
高い解像感と美しいボケ味をバランスさせたレンズで、ASTIAやETERNAといった柔らかいフィルムシミュレーションとの愛称もバッチリです。
APS-Cサイズセンサーカメラ用のレンズなので、F値が明るいわりにコンパクトにデザインされている事も魅力でしょう。
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ポートレート用レンズを選ぶポイントとして、ボケの大きさと美しさを外す事はできません。
最近のレンズは解像感とボケ味の両方をバランスさせるように設計されているケースが多く、ポートレート用と言われる中望遠レンズ以外にも選択肢が幅広くなりました。
ここではよく使われる中望遠レンズを取り上げましたが、標準や35mmくらまでの画角ならポートレートに使う方も多いのではないでしょうか。
最近はポートレートにもよりボケの大きい135mmを使う方が多いような印象ですが、やはりポートレート用の単焦点レンズの王道と言えば85mmではないでしょうか。
明るいF値のレンズを比較的コンパクトに設計できたり、モデルさんとの距離感が適度でコミニケーションをとりやすいなどのメリットがあります。
Canon RF用の85mmは、非常に明るいF値による大きなボケとミレーレス専用設計による高い描写性能が魅力です。
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レンズ名の「STF」はSmooth Trans Focusの略で、レンズ内に特殊なフィルターユニットを入れる事で、美しいボケ味や丸ボケが楽しめるようにしたレンズです。
通常のレンズでは開放で撮影すると丸ボケがレモンのような形に歪む「口径食」が発生しますが、口径食が殆ど起きないように設計されている点もFE 100mm F2.8 STF GM OSSの魅力のひとつでしょう。
開放F2.8と単焦点レンズとしては明るくはないので、ボケを大きくするには被写体にできるだけ近寄って撮るなどの工夫が必要ですが、そういった手間をかけても使いたくなる、とてもユニークなレンズです。
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Nikonレンズの中でも数少ない「Plena」という名前の付いた特別なレンズです。
Sラインの名に恥じない非常に高性能なレンズである事は勿論、開放1.8と明るいF値でありながら口径食が殆ど起きないところも魅力です。
大きく重く高価なレンズではありますが、それは描写性能の一点にすべてを捧げたPlenaの設計思想の裏返しでもあります。
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風景写真に求められるレンズの要素はストレートに高解像かつ高コントラストな事ではないでしょうか。高性能な単焦点レンズは風景写真にもおすすめです。
風景と言えば絞り込んだパンフォーカスの写真が主だった時代もありましたが、最近はボケを活かした風景写真もよく見かけるようになりました。
目で見た以上に細かい部分まで見える風景写真が撮れるような高性能なカメラとレンズの登場には本当に驚かされます。
今では高性能レンズシリーズとして確固たる地位を確保したSONYのGマスターですが、その地位が確保されたのはFE 24mm F1.4 GMやFE 135mm F1.8 GMが発売された2018年~2019年あたりだったような気がします。
FE 135mm F1.8 GMをはじめて使った時は、4000万画素の高画素カメラでもオーバーサンプリングとなる高い解像力と、ズームレンズとは一線を画す描写性能に衝撃を受けたのを覚えています。
風景写真というと広角レンズをイメージする方も多いと思いますが、135mmは風景の最も美しい部分、印象的な部分を切り取るのにぴったりで、意外と使いやすい焦点距離です。
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コンパクトなマニュアルフォーカスレンズはまるでオールドレンズようですが、中身は非常に高性能な現代的な写りで、デザインと性能のギャップも面白いレンズです。
拡大表示したEVFをのぞきながら手動でピントを合わせていくと、外観からは想像できないレベルで鋭く画像が立ち上がっていくのが確認できます。
個性を重視したVoigtlanderレンズのラインナップの中で、性能にという個性に重きを置いたのが「APO-LANTHAR」シリーズです。
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星空(星景)は思った以上に広いので、例えば夏の天の川を迫力ある画角で撮ろうと思ったら最低でも20mmより短い焦点距離のレンズを用意したいところです。
又、星は地球の自転で動いており、星を点に写す限界露出時間がありますから、できるだけ明るいレンズ、可能ならF2よりも明るいレンズが良いでしょう。
星を鋭い点に写そうと思うと一般撮影以上に高性能なレンズが必要で、星空は画角、明るさ、性能と単純なようでレンズ選びの難しい被写体です
星景写真を撮るプロカメラマンからも高い評価を得ている明るい広角レンズです。
焦点距離が短く限界露出時間が長くとれる上に、広い画角で夏の天の川全体を余裕でフレーミングできるので、これから星景写真を始めたいユーザーにもおすすめしたい扱いやすいレンズです。
勿論、鋭い星像が撮れる性能の高さにも定評があります。
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LAOWAは天体望遠鏡の輸入なども行っているサイトロンジャパンが扱っているレンズなので、星景写真では人気のメーカーです。
マニュアルフォーカスのレンズですが、星空の撮影ではマニュアルフォーカスでピント合わせするのが普通なので、むしろMF専用レンズの方が使いやすいくらいです。
F2.8よりも一段明るいF2の明るさは、長時間露光をする星空写真では絶対的に有利でです。
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星空の写真を撮る為に開発されたと言っても過言では無い、非常に明るく扱いやすく高性能な超広角レンズです。
F1.4とF2.8と比べても2段も明るいレンズである事は勿論、星空を撮影するのに便利な機能が備わっている、とても扱いやすいレンズとなっています。
星が鋭くシャープに写る性能の高さもSIGMA 20mm F1.4 DG DN | Artの大きな魅力です。
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旅行に行った際に記念写真だけでなく街の風景や季節を写真におさめてはいかがでしょうか。
背景がボケて雰囲気のある写真が撮れる単焦点レンズは、旅行の時のスナップにもおすすめです。
単焦点レンズには明るいF値のレンズが多いので、雰囲気のあるお店や美味しかった料理を室内で撮るのにも向いています。
高い質感と個性的な写りで人気のSIGMA Iシリーズの標準レンズです。
コンパクトで少しクラシックなデザインも魅力で、散策に持って歩くのも楽しくなるでしょう。
高性能で鳴らしたSIGMAレンズの中にあって、個性的なボケ味などオールドレンズのテイストがある写りも魅力となっています。
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パンケーキタイプのマニュアルフォーカスレンズで、ゆっくりと撮影するプロセスを楽しみたい方におすすめです。
旅先でカメラを構えてじっくりと被写体と対峙する瞬間は、カメラ好きには至福の時間ではないでしょうか。
金属製のクラシックなデザインのレンズは、撮影の気分も盛り上げてくれそうです。
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リーズナブルな価格で高性能なレンズを「撒き餌レンズ」と言ったりしますが、撒き餌レンズには単焦点レンズが多いです。
焦点距離が固定されている分高性能にしやすいというのが理由のひとつだと思いますが、ズームレンズではどうしても物足りない、大きなボケを味わって欲しいというメーカーの意図があるのでは?と感じます。
ズームレンズ以外に、もう一本持っていたいコスパの高い単焦点レンズをご紹介します。
Canonの50mm F1.8レンズは一眼レフ時代からコスパの高さで有名でした。
RF50mm F1.8 STMはフルサイズミラーレスカメラ用にデザインしたモデルですが、一眼レフ時代のものより写りもつくりも良くなっているので、安心して使えるようになりました。
価格は少し高くなりましたが、画質が向上しておりコスパの高さは健在です。
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リーズナブルで個性的な写りのレンズを多くラインナップする七工匠(7Artisans)のレンズです。
マニュアルフォーカス専用だったり、絞りのクリックが無かったりとそっけない程シンプルなレンズですが、その分価格が安いのが魅力です。
開放ではレンズの収差が残るかなり眠いレンズですが、それもオールドレンズ気分で使える楽しさです。
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ズーム全盛の昨今ですが、望遠レンズはいまだに単焦点レンズがその主役の座を保っています。
ズームではF値を明るくするのが難しく、動く被写体に対して速いシャッタースピードを稼がなければならない望遠レンズの撮影シチュエーションがそうさせているのでしょう。
最近のトレンドは軽量、コンパクトかつ高性能な事で、ミラーレスカメラ用の利点を最大限活かしたレンズが数多く発売されています。
驚くほど軽量なサンニッパです。
軽量コンパクトなだけでなく高性能、高速で手ぶれ補正の効きも良好と、望遠レンズに必要な要素を高いレベルで達成しています。
2倍テレコンバーターを使ってコンパクトな600mm F5.6として使えるのも便利です。
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コンパクトな望遠レンズを設計するのが得意なNikonの600mmです。
F6.3と単焦点の望遠レンズとしてはやや暗いF値なのがデメリットですが、重量は1.5kg以下、全長も30cm(マウントからレンズ先端まで)と600mmとしては驚異的なサイズを実現しています。
Z 9やZ 8といったオートフォーカスの速いカメラと組み合わせてアクティブに使いたいレンズです。
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カメラよりもシンプルなレンズは中古で購入するのもおすすめです。
フジヤカメラではレンズに詳しい専門のスタッフが一点一点検品しており、又、多くのレンズに6ヶ月間の保障を付けているので、はじめての方でも安心してご購入いただけます。
長年中古レンズを取り扱いしていますので、各レンズの修理データなどを参考に検品しているのもポイントです。
カメラや写真が好きになってくると、色々なレンズを使ってみたくなります。
特に単焦点レンズは必要に迫られて買うだけでなく、様々なレンズの個性を楽しむ為に購入するという側面もあるので、中古品や下取り交換を使って賢く楽しんでいただければと思います。
「レンズ沼」という言葉がありますが、レンズの写り方の微妙な違いがわかって来ると単焦点レンズを使う楽しさが倍増するので、是非色々なレンズを試してみて下さい!
Photo & Text by フジヤカメラ 北原