フジヤカメラ

 

分類

分類

2021.09.25

おすすめのカメラケース10選!ケース選びの7つのポイントも紹介

おすすめのカメラケース10選!ケース選びの7つのポイントも紹介

大切なカメラを持ち運ぶときは専用の「ケース」や「バック」に入れて持ち運ぶと安心です。

カメラは繊細で壊れやすいので、専用のクッション性がある専用品がおすすめ。しかしカメラの大きさやどのようにして持ち運びたいのか?によって選ぶべきカメラケースは異なります。

カメラケースやバックを選ぶポイントと、おすすめのカメラ&レンズ&フィルターケース、バックをご紹介します。

店舗イメージ
■この記事の監修

フジヤカメラ店

東京都 中野区のカメラ専門店 フジヤカメラ店です。カメラ、レンズ、三脚、動画機材まで、新品、中古機材を多数取り扱っております。中古在庫は常時3,000点以上!これからカメラを始める方も、ベテラン、プロカメラマンも、機材の事ならフジヤカメラ店にお任せ下さい。

WEBサイトは こちら


カメラケース、バックを選ぶ7つのポイント


カメラケース、バックを選ぶ際に見ておくべきポイントを7つご紹介します。

タイプ別おすすめカメラケース紹介

カメラバックメージ

カメラを言えるケースには様々なタイプがありますが、代表的な物にカメラバックがあります。

撮影の為の専用の容れ物として作られているカメラバックには様々なタイプがあり、撮影の為のカメラの入れ物として最も一般的なのはカメラバックと言えるでしょう。

専用品として作られているだけあって、保護、使い勝手いずれの面でも良好で、初めて購入するカメラケースとして一番のおすすめはカメラバックです。以前は実用一点張りの武骨な製品がほとんどでしたが、最近は幅広いユーザーを満足させる為に、デザインにもこだわったものが多く販売されるようになりました。

インナーケースイメージ

最近はクッション材の入ったインナーケースやポーチなどを使って普段使いのショルダーバックなどをカメラバックの代用とする方も多いようです。

比較的リーズナブルな価格で購入出来るのもインナーケースの長所で、お気に入りのトートバックなどがカメラバックとして使えるようになります。短所は使い勝手の面で100%満足出来る事は少ない事で、ここは専用品ではないのである程度の妥協が必要です。

その他、小型のポーチやレンズ専用のケースなど、デリケートな写真機材を入れて持ち運ぶケースにはいくつもの種類があります。

カメラケースの最適サイズ

サイズイメージ

カメラケースを選ぶにあたって、最初に考えるのはサイズでしょう。

自分が持ち運ぶ機材のボリュームから最適なサイズを選ぶことになりますが、実はこれがとても厄介です。理由はレンズ交換式のカメラの場合、撮影の目的や気分によって、持っていくレンズの本数や大きさに違いがあるので、全てに使い易い大きさのカメラケースやバックを探すのは難しいからです。

可能なら入れる予定の機材をお店で実際に入れてみて選ぶのがいいと思いますが、それでもある程度の妥協は必要なのではないでしょうか。私自身、大きさの違う3種類のカメラバックとインナーケース、キルティングケースなどを適時切り替えながら使っています。

カメラを入れた際のイメージ

大きさについてもう一つ考慮しなければならない事に、ケースとカメラの形の相性があります。

正方形に近い形のカメラケースなら縦に入るカメラが、横長のショルダータイプだと横に向けないと入らないといった事が起きるので、ある程度使うカメラとの相性は考えて置く必要があるでしょう。

特にフラッグシップ機などの正面から見た時正方形のカメラは注意が必要で、サイコロ型に近いカメラバックとの相性がいいようです。

カメラの出し入れを考える

ケースのタイプ(ショルダー、リュック、メッセンジャー)

カメラの出し入れのスムーズさを考える際、最も大切なポイントは、ケースのタイプを選ぶ事です。

例えばリュックタイプのカメラバックは重い荷物を運ぶのには適していますが、カメラを取り出すのには少し時間がかかるのが短所と言えるでしょう。対するショルダータイプは片方の肩に重量がかかるので、肩が痛くなったりと持ち運びには多少苦労するでしょうが、カメラの取り出し易さという点ではリュックよりもスムーズに出来ると思います。カメラ1台なら傷を防ぐ程度のカメラを覆うだけのケースの方が便利といったように、タイプによって使い勝手はだいぶ違って来るのです。

シャッターチャンスを逃さないよう、カメラの出し入れのスムーズさについても考えておく事は、カメラケース選びでは重要なポイントと言えるでしょう。

メッセンジャータイプ

素早くカメラを出してシャッターチャンスを逃しずらいカメラバックに、メッセンジャータイプがあります。

斜め掛けして背中に背負ったバックを素早く手前に回すと、丁度バックの開口部が手元に来るように設計されているので、素早くカメラを取り出す事が出来るのです。

容量があまり大きく出来ない短所はありますが慣れると扱い易く、最近人気のスタイルとなっています。

「耐衝撃・防水・防塵機能」

カメラケースのクッション材

カメラ用に作られたケースやバックの機能として、衝撃からカメラを守るという事が先ず第一にあげられるでしょう。

多くのカメラバックは内部にショックを吸収する厚手のクッション材を入れる事で、大切な機材を衝撃から守る構造になっています。クッション材は厚くすると衝撃に強く、薄くするとカメラを入れる容量が大きく出来るので、入れる機材とバランスがいい製品を選ぶといいでしょう。

又、素材も重要で、ナイロンなどの素材を使ったものは雨やほこりに強く、帆布などの布を使ったものは水濡れなどに弱い反面、デザイン性、ファッション性に富んでいるという魅力があります。

ペリカンロゴ

海などの湿気の多い場所で使う際や、飛行機の貨物などハードに機材を運搬する際に便利なのがペリカンやゼロハリバートンなどのハードケースです。

ペリカンは古くからプロカメラマンに愛用されているプラスチック製のトランクケースで、内部にはクッション材のスポンジが詰められ、機材がケースの中で動く事を防ぐとともに、高い耐衝撃性を持たせてあります。

ハードな見た目もカッコ良く、アウトドアでカメラを使う際にピッタリと言えるでしょう。

カメラの小物ポケットをチェック

ポケット

カメラ、レンズ以外にもフィルターやレリーズ、SDカード、ブロワーなど、写真を撮る為には多くのアクセサリーや小物を持ち歩く必要があります。これらを忘れずにまとめて運べるのも、専用のケースやバックを持つ大きなメリットです。

通常カメラ用のケースには多くのポケットが用意されていますが、使い勝手には差があるので、場所や大きさをチェックしておくといいでしょう。

写真は、プロカメラマンの使用率が高いf64のカメラバックで、ポケットを2重にする事で、多くの小物を細かく仕切って入れられるようになっています。こういった工夫で使い易くしているのも、専門メーカーならではと言えるでしょう。

カメラ以外の日常の使い勝手

¥100ショップインナーケース

意外と普段から使えるカメラバックは、日常的な使い方も考慮しておくと便利です。

例えばティッシュやハンカチ、日焼け止めなど日常的に使うものを入れる事を考えて、ポケットの数や大きさに余裕を持たせておくといいでしょう。

私は100円ショップなどで手に入る小さなポーチに、目薬や薬など日用品をまとめておいて、バックを変えても直ぐに詰め替えられるようにしています。

ケースのデザイン性も重視

ピークデザインカメラバック

写真はアートなので、持ち歩くケースのデザインにもこだわりたいものです。

そんな時便利なのが、クッション材が入っているインナーケースを普通のバックにいれて使う方法で、インナーケースの大きさを注意深く選べば、思いのほか使い勝手もいいようです。

それでも、専用の製品には叶わないので、カメラバックを選ぶならデザイン性に富んだピークデザインや、古くからあるクラシックなデザインのDOMKEといったメーカーを選ぶのがいいでしょう。


機能性抜群!おすすめのカメラケース10選!


おすすめのケース、バックを10つ選びました。

Kenko(ケンコー) ATESSA(アテッサ) アクセサリーボックス

Kenko(ケンコー) ATESSA(アテッサ) アクセサリーボックス

Kenko(ケンコー) はフィルター、カメラバック、三脚など写真用のアクセサリーを幅広くラインナップするメーカーです。

そんなKenko(ケンコー)のATESSA(アテッサ) アクセサリーボックスは、M(2l)とMS(1.4l)サイズの2種類の大きさで展開するインナーケースで、調整出来る仕切りが付属しているので、様々な大きさの機材に対応出来ます。

メッシュタイプの蓋が付いているので、中身を保護しつつ何が入っているか確認し易いのもポイントです。

Kenko(ケンコー) ATESSA(アテッサ) アクセサリーボックス

ETSUMI(エツミ) クッションボックス フレキシブル

ETSUMI(エツミ) クッションボックス フレキシブル

機材へのアクセスがし易い蓋の無いタイプのインナーケースが好みならETSUMI(エツミ)クッションボックス フレキシブルがおすすめです。

S、M、Lの3種展開で、フレキシブルの名前が示すとおりマチ幅を変えられるのが特徴で、多様なカメラ、レンズに対応出来ます。

しっかりしたクッション材が入った製品ですが、比較的リーズナブルな価格も魅力です。

ETSUMI(エツミ) クッションボックス フレキシブル

WANDRD(ワンダード) ディートゥアヒップパック ブラック DT5-BK-1

WANDRD(ワンダード) ディートゥアヒップパック

レンズを装着したカメラを1台収納して使う際に便利なボディバックタイプのカメラケースです。

ショルダーベルトとウエストベルトで腰に固定できるので、ある程度重量のあるカメラでも安定して持ち運ぶことが出来るでしょう。

WANDRD(ワンダード) ディートゥアヒップパック

Peak Design(ピークデザイン) テク ポーチ

Peak Design(ピークデザイン) テク ポーチ

写真用アクセサリーをまとめておけるインナーケースです。

SDカードなどのメディアやモバイルバッテリー、清掃用具などをコンパクトにまとめておく事が出来ます。インナーケースとして使えるだけでなく、同社のアンカーリンクスとストラップを使えば肩から下げる小型のポシェットとして使う事も出来るので、撮影旅行などでも便利に使えそうです。

何よりPeak Design(ピークデザイン)らしいおしゃれなデザインは、こだわり派のカメラマンからも高い支持を得ています。

Peak Design(ピークデザイン) テク ポーチ

DOMKE(ドンケ) F-5XB ショルダーバッグ

DOMKE(ドンケ) F-5XB ショルダーバッグ

老舗のカメラバックメーカー、DOMKEが作る、ケースと言ってもいい小型のバックです。厚手の布製で、使う程に風合いが出て愛着が湧く逸品です。

小型のカメラ1台とレンズ1本程度の収納力ですが、散歩などの途中にスタイリッシュに写真を楽しみたいユーザーには丁度いいサイズだと思います。LEICAなどのクラシックなカメラとも相性がいい製品です。

私もカメラケースとしてだけでなく日常用としても数年愛用していますが、絶妙なサイズ感で手放せない製品となっています。

DOMKE(ドンケ) F-5XB ショルダーバッグ

Peak Design(ピークデザイン) エブリデイスリング

Peak Design(ピークデザイン) エブリデイスリング

Peak Design(ピークデザイン)を代表するモデルの一つで、斜め掛けした状態から素早くカメラを取り出す事が出来る便利なカメラバックです。

3l、6l、10lの3サイズが展開されているので、入れる機材に合わせてベストなサイズを選択出来ます。

あまり大量の機材を持ち運ぶのには向いていませんが、目的を持ってある程度固まった機材を使って撮るユーザーにはベストなバックの一つだと言えるでしょう。

Peak Design(ピークデザイン) エブリデイスリング

thinkTANKphoto(シンクタンクフォト) ターンスタイル

thinkTANKphoto(シンクタンクフォト) ターンスタイル

thinkTANKphoto(シンクタンクフォト)はプロカメラマン御用達の頑丈なカメラバックをつくるメーカーです。

5、10、20の3サイズが展開され比較的大きなモデルまであるので、どうしても荷物が多くなってしまうカメラマン向けと言えるでしょう。

肩の部分にかなり幅広なストラップを装備している事など、重い機材でもストレス無く背負えるよう工夫されています。

thinkTANKphoto(シンクタンクフォト) ターンスタイル

ARTISAN&ARTIST(アルティザンアンドアーティスト) ACAM-1000

ARTISAN&ARTIST(アルティザンアンドアーティスト)
	ACAM-1000

女性向けのメイクポーチやブラシを製造するARTISAN&ARTIST(アルティザンアンドアーティスト)のカメラバックです。

他社製品と比較してより分厚いクッション材が入っており、愛機を衝撃からまもってくれます。武骨なようで繊細な独特な風合いは、流石女性向けの製品を作っているメーカーだと思います。

フロントのポケット部分の容量が通常のバックより大く作られているのも特徴の一つです。ミラーレス一眼カメラ用など小型のレンズなら入れる事が出来るので、単焦点レンズを交換しながら使う際など、使い勝手がいいと思います。

ARTISAN&ARTIST(アルティザンアンドアーティスト) ACAM-1000

DOMKE(ドンケ) F-2

DOMKE(ドンケ) F-2

カメラバックと言えばDOMKE(ドンケ) F-2と言えるくらいの定番商品です。

30年以上変わらぬデザインは今見るとむしろ新鮮で、頑丈な布製である事から使い込むほどに味が出て、私のF-2は20年以上使い続ける事が出来ました。

必要最低限のクッション材しか入っていない(レンズを入れる部分だけ)ので、衝撃や雨にはやや弱いですが、その分容量が大きいので見た目より沢山入るところも、多くのユーザーに支持される理由の一つかもしれません。

DOMKE(ドンケ) F-2

WANDRD(ワンダード) プロヴォーク シリーズ

WANDRD(ワンダード) プロヴォーク シリーズ

WANDRD(ワンダード) プロヴォーク シリーズは、リュック、トートバックいずれの使い方も出来るトラベルバックです。

ロールトップ構造を採用している為、容量を調整出来るのもポイントで、撮影目的やスタイルに合わせて柔軟に対応する事が出来ます。シックなカラーと精錬された高級感のあるデザインも魅力で、十分な機材を持ちながらスタイリッシュさも失いたくないカメラマンにおすすめです。

カメラの保護にはカメラキューブというインナーケースを使う必要があるので、カメラ用として使うならカメラキューブがセットになったフォトグラフィーバンドルモデルがおすすめです。

WANDRD(ワンダード) プロヴォーク シリーズ

カメラケースのおすすめ販売店


用品館カメラバック売り場

カメラケースを選ぶ際、サイズ感は見てみないとなかなかわからないものです。可能なら手に取って確認出来る販売店を訪ねてみましょう。

カメラ専門店や量販店なら、展示見本を多く在庫しているので、安心です。

フジヤカメラ店でも常時数十個のカメラケース、バックを展示しております。中古品の取り扱いもあるので、思わぬ掘り出し物に出会う事も!是非お立ち寄り下さい。

【中古】カメラバッグ・ケースを探す

フジヤカメラでは、カメラバッグ・ケースの中古商品を多数取り揃えております。在庫は日々更新されますのでどうぞこちらからご確認下さい。

» 【中古】カメラバッグ・ケースを探す

イメージ

おすすめのレンズケース&フィルターケース4選!


カメラ以外にも良く利用されるケースに、レンズケースとフィルターケースがあります。

おすすめのレンズケース、フィルターケースを4つ選びました。

thinkTANKphoto(シンクタンクフォト) レンズケース Duo シリーズ

thinkTANKphoto(シンクタンクフォト) レンズケース Duo シリーズ

レンズ1本を入れるケースで、上部の横方向に開くジッパーと側面の縦に開くジッパーを持ち素早く取り出しやすくデザインされています。

腰のベルトに取り付ける事も出来るので、撮影中交換レンズを入れて持ち歩くのにも便利です。

大小6種類のサイズから、レンズにピッタリのサイズが選べます。

thinkTANKphoto(シンクタンクフォト) レンズチェンジャー V3.0 シリーズ

thinkTANKphoto(シンクタンクフォト) レンズチェンジャー V3.0 シリーズ

レンズケース Duoと似ていますがレンズをより取り出しやすくしてあるのがレンズチェンジャー V3.0 シリーズで、ケースというよりポーチのような構造になっています。

撮影に夢中になると、取り外したレンズを落下させたりといったトラブルがつきものですが、レンズチェンジャーがあれば落下のリスクは少なくなるでしょう。

サイドのポケットに無くし易いキャップなどを入れて置けるのも便利です。

thinkTANKphoto(シンクタンクフォト) レンズチェンジャー V3.0 シリーズ

Nikon(ニコン) フィルターケース FTC-01

Nikon(ニコン) フィルターケース FTC-01

フィルターを8枚収納出来るソフトケースです。

写真も上級者になって来るとNDフィルターやPLフィルターなど多くのフィルターを交換しながら使う事になりますので、数枚のフィルターをまとめて持ち運べるフィルターケースを利用しているカメラマンも多いでしょう。

Nikon製のフィルターケースは、生地に撥水加工、ジッパーには防滴加工を施してあるので、野外での使用も安心です。

Nikon(ニコン) フィルターケース FTC-01

marumi(マルミ) ハンディポケッチ

marumi(マルミ) ハンディポケッチはフィルター1枚を収納するプラスチック製のケースです。

marumi(マルミ)製のフィルターを購入すると付属品として付いてくる製品ですが、自宅でのフィルター保管にも使い易く便利なので掲載しました。

高価なものではありませんが、しっかりとフィルターをホコリや傷から保護してくれて便利です。


まとめ


カメラ、レンズ、フィルターはどれもデリケートで壊れやすいものばかりなので、持ち運ぶときは必ず専用のケースやバックに入れましょう。

しかしケースやカメラバックには様々なタイプがありどれを選ぶべきか迷ってしまいます。そこで選ぶポイントを7つ解説しました。

併せておすすめのケース、バックをご紹介しましたので、選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。じっくり選んで長く使えるお気に入りのカメラケースを見つけてくださいね。

Photo & Text by フジヤカメラ 北原
Page Top
Page Top