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2025.07.22
写真・動画の撮り方・ハウツー,

カメラの露出補正とは?使い方や使用シーンを解説!

カメラの露出補正とは?使い方や使用シーンを解説!キービジュアル


■この記事の監修

フジヤカメラ店

東京都 中野区のカメラ専門店 フジヤカメラ店です。カメラ、レンズ、三脚、動画機材まで、新品、中古機材を多数取り扱っております。中古在庫は常時3,000点以上!これからカメラを始める方も、ベテラン、プロカメラマンも、機材の事ならフジヤカメラ店にお任せ下さい。

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露出とは

オレンジ色の花の画像

露出とは、カメラに取り込まれる光の量のことを指します。露出を決める要素には、主に「F値(絞り)」「シャッタースピード」「ISO感度」の3つで構成されています。

F値(絞り):レンズを通る光の量
シャッタースピード:光をセンサーにあてる時間
ISO感度:光に反応する感度
写真はこれらの3つの要素をうまく組み合わせることで、適切な明るさで写真を撮ることができます。それぞれの要素については、別の記事で詳しく解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。

レンズのF値(絞り)とは?F値と露出の関係や使い方などを解説

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イメージ

シャッタースピードとは?シーン別の目安や設定について解説

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シャッタースピードとは?シーン別の目安や設定について解説イメージ

ISO感度とは?設定ごとの明るさやノイズの違いをわかりやすく解説!

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ISO感度とは?設定ごとの明るさやノイズの違いをわかりやすく解説!

露出補正とは

カメラのモニターを写した画像

写真の明るさを左右する要素は複数あり、自分で細かく設定しようとするとやや複雑になります。そこで、簡単に明るさを調整できる機能が露出補正です

フィルムカメラの時代には、現像してみるまで写真の仕上がりを確認することができませんでした。しかし、デジタルカメラの登場によって撮影時にモニターやファインダーを通して露出の効果をリアルタイムで確認できるようになり、露出補正はより身近で使いやすい機能となりました。

露出補正が使える撮影モード

露出補正を使えば、写真の明るさを簡単に調整することができますが、どのモードでも使えるわけではないので注意が必要です。カメラ側が露出をすべて自動で決める「オートモード」や、逆にすべて撮影者側で設定する「マニュアルモード」では、露出補正の操作ができない場合が多くなっています。

そのため、露出補正を活用したい場合は、PモードやAモード、Sモードといった一部手動で設定するモードを使用しましょう。

モード説明

露出補正

絞り

シャッタースピード

ISO感度

Auto(オート)

完全自動

できない

自動

自動

自動

P(プログラムオート)

カメラが自動で露出を調整

できる

自動

自動

手動

A (絞り優先)

絞りを自分で設定

できる

手動

自動

手動

S(シャッター優先)

シャッタースピードを自分で設定

できる

自動

手動

手動

M(マニュアル)

絞り・シャッタースピードともに自分で設定

できない

手動

手動

手動

露出補正をする意味

露出計の間違いを補正する

露出補正によって明るさが変化した画像の比較

難しい理論は省きますが、カメラは「全体を中間の明るさ」にしようとします。そのため、白い被写体(雪、ウェディングドレスなど)を撮ると暗く写り、黒い被写体(夜空、黒い車など)を撮ると明るく写る傾向があり、実物とは異なる色になってしまいます。これを補正し、物の色や明るさをリアルに再現するのが、露出補正をする意味のひとつです。

写真の効果や演出を狙った補正

露出補正によってイメージが変化した画像の比較

露出補正は、物の色や明るさをリアルに再現するほかにも写真のイメージを変えるために使える便利な機能です。

上の写真は、露出補正をかけて左から「マイナス補正→適正露出→プラス補正」と変化させたものです。露出を1段(1EV)変えるだけで、写真の印象や色合いが大きく変わることがわかります。もちろん、基本的には適正露出で撮るのが一般的ですが、あえて極端に明るくしたり暗くしたりすることで、思いがけずドラマチックな写真に仕上がることもあります。まずは、いろいろな設定で試してみることが大切です。

露出補正の使い方

露出補正の値は通常「+(プラス)」や「−(マイナス)」で表され、プラスに補正すると写真は明るく、マイナスに補正すると暗くなります。補正値の目盛りは「1」「1/2」「1/3」段といった単位で刻まれており、目盛りの単位が細かくなるほど、より繊細な明るさの調整が可能になります。

露出補正の操作方法には、大きく分けて2つの方法があります。ひとつは専用の露出補正ダイヤルを使う方法、もうひとつはコマンドダイヤルを使う方法です。

露出補正ダイヤル

露出補正ダイヤルを撮影した画像

コマンドダイヤル

コマンドダイヤルを撮影した画像

露出補正ダイヤルの場合、操作ミスが少なくダイヤルを直接見ることで補正値をすぐに確認できるという利点があります。一方、コマンドダイヤルは一般的にカメラを構えた際に指が自然に届きやすい位置にあるため、撮影中に素早い操作がしやすいという特徴があります。

どちらが優れているかは撮影者の好みによりますが、最近のカメラはこうした操作系を柔軟にカスタマイズできるのが一般的です。自分にとって使いやすい方法に設定しておくと良いでしょう。

露出補正の使用シーン

プラス補正をするとき

適正露出からプラスに補正をすると、写真を明るくクリアな印象にすることができます。ほかにも、被写体が暗くなってしまうような逆光シーンでもプラス補正は有効的です。

たとえば、夕陽を背景に人物を撮ると、顔が真っ暗に写ってしまうことがあります。そんなときにプラス補正を加えることで、被写体の明るさが持ち上がり、しっかり顔が見えるようになります。

ケーキを撮影した画像

Photo by ミゾタユキ

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人物を撮影した画像

Photo by 鵜川 真由子

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マイナス補正をするとき

適正露出からマイナスに補正をすると、写真全体を少し暗く落ち着かせることができます。この補正は、重厚感や深みのある印象にしたいときに効果的です。

また、夜景や夜空を撮影する場面では、カメラが自動で明るくしようとして、実際よりも白っぽくなったり、空の黒が薄れてしまったりすることがあります。そんなときにマイナス補正をかけることで、空の黒さや光のコントラストが際立ち、より引き締まった印象に仕上げることができます。

光に照らされる葉を撮影した画像

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東京タワーを撮影した画像

Photo by 熊切 大輔

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露出補正は、ただ明るさを変えるだけでなく写真の印象や色合いをコントロールしたいときに便利な機能です。撮影シーンや意図に合わせて、プラスとマイナス補正をうまく使い分けてみるのがよいでしょう。

まとめ

・露出とは、カメラに取り込まれる光の量のこと
・露出補正とは、写真の明るさを簡単に調整できる機能
・撮影シーンに合わせて、プラス補正・マイナス補正をうまく使い分けるのがおすすめ
以下の動画では、カメラの露出について分かりやすく説明しているのでぜひご覧ください。

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