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2020.11.09
本日のフジヤ【スタッフ レビュー&ハウツー】,

Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM 実写レビュー

 

Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM の実写レビューです。

 

Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM は、RFレンズとしては軽量コンパクト、リーズナブルな価格の単焦点レンズで、1:2のマクロ撮影も出来る使い易い中望遠レンズです。

 

人気のミラーレス一眼カメラ EOS R5 に装着して試してみました。

   
 

特徴

EOS R5 + RF85mm F2 MACRO IS STM
RF85mm F2 MACRO IS STM は、マクロ撮影にも強い
 

RFレンズとしてはコンパクトでリーズナブルな価格のRF85mm F2 MACRO IS STMは、既に発売されているRF35mm F1.8 MACRO IS STMとよく似たコンセプトのレンズです。

 

いずれもスナップ撮影に適した画角なので、表現力の高い2本を組み合わせて使えば、高い近接能力と併せて、かなり幅広い表現が出来そうです。

 
マクロ撮影作例
ハイブリッドIS採用でマクロ撮影でもブレずらい
 

大きな特徴の一つは最大撮影倍率0.5倍のマクロ機能で、85mmという使い易い画角と併せて、本格的な近接撮影が楽しめます。

 

さららに、ハイブリッドISを搭載しているので、通常マクロ撮影では著しく効果が低くなる手振れ補正が近接でも効果を発揮し、手ぶれを抑制してくれます。

 

今回の実写レビューでは、マクロはあまり意識せずに撮影しましたが、最短撮影距離を気にせず撮影出来るおかげで、選ぶ被写体の幅が広がったと感じました。

 
EOS R5 + RF85mm F2 MACRO IS STM ②
EOS R5とのバランスも良好
 

今回テストボディとして選択したEOS R5とのバランスは良く、ストラップ無しで持ち歩きましたが安定して撮影出来ました。

 

性能を追求するあまり、大柄になってしまうレンズが多い中、比較的気軽に持ち出せて高性能なレンズがラインナップされる事は、EOS Rシステムの価値を高めていると思います。

 

>>> Canon RF85mm F2 マクロ IS STM

 
フィルター径: 67mm
最短撮影距離/最大撮影倍率: 0.35m / 0.5倍
最小絞り: F29
長さ: 約90.5mm
重量: 約500g
絞り: 9枚羽(円形絞り)
 
 

実写レビュー

Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM 作例①
作例①:f5.6 1/125 ISO4000 露出補正-0.3
 

適度に被写体との距離をとれて構図を整理しやすい画角の中望遠レンズは、風景などで象徴的な部分を切り取って行くような撮影に向いていると感じます。

 

RF85mm F2 MACRO IS STMは開けて良し、絞って良しで、単焦点らしい非常に高性能なレンズです。

 

高性能なレンズと、DIGIC Xの透明感のある色づくりが、モミジの緑を鮮やかに再現してくれました。

 
Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM 作例②
作例②:f2.0 1/1600 ISO100 露出補正±0
 

秋の低い太陽が木漏れ日となって降り注いで、シダの葉を照らしていました。

 

小さな風景ですが、恵まれた光と優れたレンズのおかげで、印象的に切りとれました。

 

最大撮影倍率0.5倍という事で、最短撮影距離を意識せずに撮影出来るのも、一役買ってくれています。

 
Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM 作例③
作例③:f2.0 1/800 ISO400 露出補正±0
 

手水に落ちる水を速いシャッタースピードでガラスのように写しました。

 

実は、波紋の形や落ちる水の形は撮ってみないとわからないので、10枚程撮って良さそうなカットを選びました。

 

撮影後その場で画像を確認出来るデジタルカメラならではの写真と言えるかもしれません。

 
Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM 作例④
作例④:f2.0 1/160 ISO100 露出補正-0.3
 

水たまりに写った五重塔をパシャリ。

 

今年は雨が多く、テスト撮影のスケジュールにだいぶ難儀させられましたが、冬が近づいて天気も安定して来たので、やっと落ち着いて撮影出来そうです。

 

水鏡に写った姿は、別の世界をのぞき込んでいるいるようで、時に直接撮るよりも印象的な写真が撮れます。

 
Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM 作例⑤
作例⑤:f2.0 1/125 ISO200 露出補正-0.3
 

太陽の光を透かして紫陽花の葉にカメラを向けました。

 

開放でも比較的扱いやすいF2なので、オートフォーカスだけで気軽にシャッターを切って行きます。

 

ボケも写真によっては若干クセを感じますが綺麗です。

 
Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM 作例⑥
作例⑥:f11 1/100 ISO100 露出補正-1.0
 

本堂の大伽藍を、絞ってシャープに表現しました。

 

露出は空の青さを出したくて少しアンダーにしています。

 

RF85mm F2 MACRO IS STMの価格やスペックは、高級タイプのレンズとは言えませんが、写りは一流で、非常にシャープな画質です。

 
Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM 作例⑦
作例⑦:f29 1/100 ISO800 露出補正±0
 

このレンズの唯一の欠点は、やや逆光耐性が低い事です。

 

今回の撮影ではフードを使わなかった事もあり、逆光で太陽を画面に入れる(又はそれに近い)構図にすると、ゴーストやフレアが発生しました。

 

このカットはそれを逆手にとってゴーストを活かすようにシャッターを切りました。

 

個人的にレンズの短所を写真に活かすような撮り方は好きです。

 
Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM 作例⑧
作例⑧:f2.0 1/2000 ISO100 露出補正-0.3
 

線香の煙がいい感じに漂っている事に気付いてシャッターを切りました。

 

オートフォーカスには難し被写体だと思いますが、うまく煙にピントが合って良かったです。

 

RF85mm F2 MACRO IS STMのフォーカスは無音ではありませんが、動きはスムーズで、咄嗟の撮影でもまごつく事はありませんでした。

 
Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM 作例⑨
作例⑨:f2.0 1/100 ISO320 露出補正±0
 

個人的に野外の撮影では、ホワイトバランスを太陽光に固定して撮影する事が多いです。

 

その方が色が安定する事が多いのと、固定されたホワイトバランスによる色の偏りは、写真表現の一つと考えているからです。

 

冷たい色で画面全体が統一されて、日陰の草をモノトーンな、寒々し雰囲気で写せました。

 
 

画質

ミラーレス一眼カメラ用のレンズという事で、Lレンズでは無いにもかかわらず、十分以上に高性能なレンズです。

 

レンズ性能でも業界をリードしてきたキヤノンの底時からを感じます。

 
作例②拡大枠
 

枠内を拡大

 
作例②拡大
 

開放f2.0の描写ですが、シャープな画質です。

 

ボケはじめも綺麗で、単焦点レンズの良さが全面に出ていると感じます。

 
作例⑥拡大枠
 

枠内を拡大

 
作例⑥拡大
 

絞れば周辺部まで良好な描写のレンズです。

 

鎖の一つ一つが分解して、高い解像力があります。

 

CanonのRFレンズとしてはリーズナブルな価格のレンズですが、性能的には申し分ないと言えるでしょう。

 
 

まとめ

とても高性能で使い勝手のいいレンズです。

 

既に発売されている RF35mm F1.8 マクロ IS STM と組み合わせて使えば、かなり幅広い表現が可能なデュオになると思います。

 

さらにRFレンズの中では、リーズナブルな価格でコスパが高いのも嬉しいところで、「R」システムの価値を高めていると思います。

 

Canon(キヤノン) RF85mm F2 MACRO IS STM は、高性能な事は勿論、ミラーレスのメリットの一つであるコンパクト、さコスパなど、とてもバランスがいいレンズだと感じました。

 

>>> Canon RF85mm F2 マクロ IS STM


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