どうもこんにちは。花粉症で大変なフジヤカメラの岩渕です。
春の花粉とともに現れたオリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3。このレンズと共にツーリングを思いっきり楽しんできました。
今回は軽量と便利さを最大限に活かすためOM-D E-M5 Mark IIをチョイス。お気に入りのロープストラップと限定カラーのボディーがカッコイイ!
カッコイイってすごい大事。
中野の近所の公園を出発して、千葉県にある小湊鉄道で春の景色を撮影し、房総半島南端で美味しい魚を食べにいきます!
愛車のBSA-SRにまたがり、いざ出発!
このバイクは1960年代に世界のバイクを席巻したイギリスのバーミンガムスモールアームズ社(BSA社)が1997年に500台くらい生産した激レアバイク。ダブルクレードルフレームと単気筒エンジンを地面と垂直方向に配置した英国車伝統のスタイルがカッコいい。ヤマハSRのパーツを多く流用しているので日本車の信頼性とパーツの手に入りやすい。とはいえもう発売から20年は迎えようとしているので現存する数は少なく、まさに知る人ぞ知るバイクとなってしまった。さらに詳しく解説すると、、、、、(以下略)
とにかくカメラの話に戻そう。
このM.ZUIKO DIGITAL 12-200mm F3.5-6.3はフルサイズ換算24mm?400mmと超高倍率ズームレンズなのに大きさは他社のダブルズームキット用レンズ2本と比べたらどれだけ小さいか!
オリンパスの売りでもある防塵防滴もしっかりしている。もちろん画質面も充分な性能を押さえている。今回はあえて細かい事は書かない。多くの作例と共に体感していただきたい!とにかくこの小さなシステムでどれだけの事が出来るのか、それを伝えたいんです。
ズーム比16.6倍!
同じ場所で様々な構図が撮影できる!
やってきたのは小湊鉄道の飯給駅。ここに来るたび構図に迷う。アップで撮っても、引きで撮っても、どう撮影しても絵になる撮り鉄の聖地だ。1時間に一本しかない列車でどの構図を選ぶか、はっきり言って選びきれない。このレンズなら撮影も自由自在。一本の列車で4シーン!ベストシーンはどれか、お店で私を見かけたらコッソリ教えてほしいです。
12mmのパース!
200mmの圧縮効果!
レンズワークも自由自在!
レトロな駅舎を撮りたくて色々な構図を試してみた。ワイドから超望遠まで全て賄えるのはとにかく便利。あれもこれも全て一本のレンズ。広角の時はフルサイズでは出せない強烈なパースが、望遠の時は軽いレンズで強烈な圧縮効果が楽しめる。レンズワークが楽しめるのはマイクロフォーサーズのいい所だ。
マクロもいける!
広角側0.22m 望遠側0.7m!
マイクロフォーサーズの利点はマクロに強い所だ。特に35mm判換算400mmの画角で最短撮影距離0.7mはフルサイズ機ではなかなか見る事できない驚愕のスペック。列車の待ち時間にモンシロチョウの撮影を試みた。
高速AFの助けも借りて動きが予測しにくい蝶も楽々撮影できた。
旅先で料理の写真は必須!
食材の美味しさを写し取る。
房総半島南端の館山市まで美味しい魚を求めてやってきた。中野から約200キロ。とにかく走り続けた。お腹も限界まで減っている。
旅先の料理は忘れがたい思い出だ。料理の写真もおのずと気合いが入る、高倍率ズームレンズとはいえ、解像度もしっかりしている。料理の質感をしっかり表現してくれたのは本当にうれしい。
オリンパス OM-D E-M5 Mark IIの手ブレ補正は本当に優秀だ。ボディー内補正だけでも十分な補正能力がある。手持ちの撮影でもSS1/25が切れるのはすごい。
軽い、小さいは最高の武器!
OM-D E-M5 Mark IIと合わせてわずか0.92kg
高速を走り、峠道を超えて計12時間、400キロのロングツーリング。カメラも荷物も全てウエストバックの中に入った。バイク乗りにとって肩が自由になるのは嬉しい。リュックを背負うと肩の自由が奪われる。そして重い機材を背負うとカーブの時に重心がずれて走りづらい。できるだけ荷物は小さく、軽くしたい。