アクションカメラ・ウェアラブルカメラとは?
ウェアラブルに使用できる小型軽量設計
防水性・耐久性が高くアクティブに使用できる
ハンディカメラとの違い
アクションカメラの選び方
画質・解像度をチェック
画角をチェック
スポーツや屋外のアクティビティに使用するなら防水性能をチェック
手ぶれ補正機能の性能をチェック
タッチパネルの搭載
Wi-Fi機能
360度カメラ
動きのある被写体を撮るならフレームレートが高いもの
バッテリーの性能
おすすめのアクションカメラ
機能比較一覧
Shenzhen Arashi Vision Insta360 ONE RS 1-INCH 360 Edition
Shenzhen Arashi Vision Insta360 X3
Shenzhen Arashi Vision Insta360 ONE RS Twin Edition
Shenzhen Arashi Vision Insta360 ONE RS 4K Edition
Shenzhen Arashi Vision Insta360 Link
DJI Pocket 2 Creator コンボ クラシックブラック
DJI Osmo Pocket 3
DJI Action 2 Powerコンボ
DJI Action 2 Dual-Screenコンボ
GoPro HERO11 Black クリエーターエディション
GoPro HERO11 Black
GoPro HERO10 Black
GoPro HERO9
GoPro MAX
アクションカメラを選ぶときの注意点
静止画には不向き?
1万円以下の格安カメラってどうなの?
中古でアクションカメラを買うときの注意点
まとめ
アクションカメラとは、スポーツやアウトドアシーンでの映像撮影に特化した耐久性の高い小型カメラのことです。その中でも身に着けて映像を撮影するタイプのアクションカメラをウェアラブルカメラと呼ぶこともあります。
撮影者の視点で撮られた映像は、まるで自分がそこにいるような臨場感のある映像となります。撮影者の体験を映像を通して共有できることがアクションカメラ・ウェアラブルカメラの最大の魅力でしょう。
アクションカメラは小型軽量で、衣服や腕、ヘルメットに装着したり、自転車やバイク、サーフボードに装着することで、手に持たずに撮影が可能です。金属の棒の先にカメラを装着して撮影者自身が写ったり、自由にアングルを変えている映像なども良く目にする撮影方法です。非常に自由度の高い臨場感のある動画になることから大変人気があります。
アクションカメラは、水の中での使用や激しい動きに耐えるため、耐久性・防水性の高い設計を特徴としています。スポーツはもちろん、コンパクトで丈夫なので旅行や野外でのアクティビティなどでも気軽に撮影できることも魅力のひとつです。
ハンディカメラとアクションカメラとの違いは、レンズがあげられます。ハンディカメラには、撮りたいものをズームして撮影するのに対して、アクションカメラは、ズームレンズがありません。
運動会など被写体にズームして撮影したい場合はハンディカム、カメラを身に着けて自らの体験をリアルな映像を通して伝えたい場合や、耐水性が高いので水中での撮影などはアクションカメラを選ぶと良いでしょう。
主にアクションカメラの画質には4KとフルHDがあります。4KとフルHDの違いは、画像を構成する点=ピクセル数の違いです。4Kは3840×2160、一般的な画質のフルHDは1920×1080となります。当然ながらピクセル数が多い方が画質は良くなりますが、写すテレビやモニターが4Kに対応していなければ基本的に意味がありません。
ピクセル数が多い方が編集時のトリミングがしやすく、実は4Kの画像からフルHDの画像を作った方が綺麗なので、これからアクションカメラを購入するなら4K以上の撮影できるカメラがおすすめです。
4K |
フルHD |
|
画質 |
3840×2160 |
1920×1080 |
データ |
データ容量が大きく、書き出しに時間がかかる。 |
データ容量が比較的軽く、書き出しに時間がかからない。 |
切り出し |
トリミングしたときに画質が劣化しにくい。 |
トリミングしたときに画質が劣化しやすい。 |
通常アクションカメラには画角100度前後の超広角レンズが装着されています。これがアクションカメラ独特の映像を作り出す重要な要素となっています。最近はいくつかの画角を選べるモデルが多くなっていますが、最もワイドな画角で撮影しているユーザーが多いようです。
別売のレンズモジュラーを追加することで、155度という超広角を実現、迫力のある映像を撮影出来るようになるモデルもありますので追加アクセサリーが使用できるモデルを選ぶこともポイントのひとつでしょう。
防水機能の有無と、防水機能のスペックはアクションカメラの使用されるシチュエーションを考えると重要なポイントです。アクションカメラの防水機能には、ボディ自体に防水機能が搭載されているものと、防水性能があるハウジングという専用のケースを使用するパターンがあります。
防水機能が搭載されているアクションカメラはコンパクトに使用できて操作しやすいですが、スキューバダイビングなどで使用する場合は、水深によっては使用できないことがありますので、使用する用途に合わせて防水性能をチェックしましょう。川遊びやカヌーなどの通用のアクティビティなら10m前後の防水機能があれば十分だと思います。
激しい動きの映像を撮影するアクションカメラは、手ぶれ補正、それも動きの激しい動画用にチューニングされた手ぶれ補正が必須です。評価の高いウェアラブルカメラ用の手ぶれ補正はいくつかあり、GoProのHyperSmooth (ハイパースムーズ)、DJIのRockSteady(ロックステディ)などが有名です。
サイクリングや登山などの動きの激しいアクティビティでウェアラブルカメラを使うなら手ぶれ補正機能の良し悪しは重要なポイントなので、こういった意味でも実績のある定番メーカーの製品は安心といえるでしょう。
背面の液晶には、スマホのようなタッチパネル液晶を採用したモデルがおすすめです。アクションカメラは小型設計のため、本体に多くのボタンを設置をするのが難しく、タッチパネル液晶で設定などを変更できるタイプの方が操作しやすいといえるでしょう。
アクションカメラには基本的に撮影したデータをスマホやPCに転送するWi-Fi機能が搭載されています。ライブ配信や、カメラの遠隔操作が可能な機種もありますのでスマホとの連携を確認しておきましょう。
360度カメラとは、カメラを中心に上下左右360度全方位を撮影することができるカメラのことです。まるでその場にいるような臨場感のある画像や映像を撮影できることを特徴としています。
フレームレートとは、1秒間の動画が、何枚の画像で構成されているかを表す値のことです。一般的な動画は1秒間に30枚前後の画像で構成されていますが、スローモーションはそれよりも多いフレームレート(ハイフレームレート)で撮影した画像を通常のフレームレートで再生することで作り出されます。
例えば120枚/秒(120p)で撮った画像を30枚/秒(30p)で再生すると4倍のスローモーションになります。特に4Kでのスローモーションはデータ容量が大きくなる事から難しく、上位機種でも60p程度までの記録であればハイスペックといえます。
バッテリーの性能は、長時間使用する動画撮影において重要な点のひとつです。特に激安モデルでは、本当にスペックどおりのバッテリー容量が出てる?と疑いたくなるケースもあるようなので、注意が必要です。
バッテリーは場合によっては発火などの危険もあるので、実績のあるメーカーの製品を使う方が安心だと思います。また、動画撮影はバッテリーの消耗も激しく、ここぞという時に電池切れとなってしまうことも。そんな時予備バッテリーを用意しておくと安心です。
Shenzhen Arashi Vision Insta360 ONE RS 1-INCH 360 Edition |
Shenzhen Arashi Vision Insta360 X3 |
Shenzhen Arashi Vision Insta360 ONE RS Twin Edition |
Shenzhen Arashi Vision Insta360 ONE RS 4K Edition |
Shenzhen Arashi Vision Insta360 Link |
DJI Pocket 2 Creator コンボ クラシックブラック |
DJI Osmo Pocket 3 |
DJI Action 2 Powerコンボ |
DJI Action 2 Dual-Screenコンボ |
GoPro HERO11 Black クリエーターエディション |
GoPro HERO11 Black |
GoPro HERO10 Black |
GoPro HERO9 |
GoPro MAX |
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動画画質 |
6K |
5.7K |
5.7K(360度レンズ)、4K(ブーストレンズ) |
4K |
4K |
4K |
4K/120fps |
4K |
4K |
5.3K |
5.3K |
5.3K |
5K |
6K |
広角カメラ |
- |
- |
交換式 |
搭載 |
搭載 |
搭載 |
搭載 |
搭載 |
搭載 |
搭載 |
搭載 |
搭載 |
搭載 |
搭載 |
360度カメラ |
搭載 |
搭載 |
交換式 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
搭載 |
手振れ補正 |
FlowState |
FlowState |
360度水平維持+FlowState |
360度水平維持+FlowState |
3軸ジンバル |
3軸手ブレ補正 |
3軸メカニカルスタビライズ機構 |
RockSteady |
RockSteady |
HyperSmooth 5.0 |
HyperSmooth 5.0 |
HyperSmooth 4.0 |
HyperSmooth 3.0 |
Max HyperSmooth |
タッチスクリーン |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
- |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
防水性能 |
IPX3準拠 |
IPX8 |
5m防水 |
5m防水 |
- |
- |
- |
- |
10m防水※タッチ画面モジュールは防水性なし |
- |
10m防水 |
10m防水 |
10m防水 |
5m防水 |
無線機能 |
Wi-Fi/Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi/Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi/Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi/Bluetooth 5.0 |
- |
Wi-Fi |
Wi-Fi |
Wi-Fi/Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi/Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi |
Wi-Fi/Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi/Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi/Bluetooth |
Wi-Fi/Bluetooth 5.0 |
重量 |
239g |
180g |
4K版:125.3g/360度版:135.3g |
125.3g |
106g |
117g |
179 g |
56g |
56g |
154g |
154g |
153g |
158g |
154g |
商品情報 |
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2つのレンズモジュールを交換することで、360度撮影と4K 60fps広角撮影を切り替えて撮影ができるユニークなカメラです。
また、360度撮影で別売の見えない自撮り棒機能を使えば、自動で自撮り棒が映像から消えるので、まるでドローンで撮影したような第三者視点の俯瞰した映像を楽しむことができます。
自身が撮影の中心になるバレットタイムショットや、被写体を中心に捉え続ける楽々フォロー撮影など、撮影が楽しくなる機能が満載です。
【ポイント】
・360度撮影と4K 60fps広角撮影を切り替えて使える2つのレンズモジュール
・見えない自撮り棒機能
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バッテリー、プロセッサー、交換可能なレンズの3パーツで構成されるアクションカメラInsta 360 ONE RSの広角4Kブーストレンズモデルです。4800万画素1/2インチセンサーを搭載しており、高精細の4K 60fps動画と4800万画素静止画が撮影できます。また、6Kワイドスクリーンモードでは、ワイドスクリーンの2.35:1比率で6K映像の撮影が可能です。
【ポイント】
・4K 60fps広角動画撮影
・水深5mまで撮影できるIPX8防水性能
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ポケットサイズの小型ジンバルカメラです。DJIのジンバルカメラOsmo Pocketの2代目となるDJI Pocket 2コンボは、クイックスタート機能が追加され、起動後すぐに撮影が可能になりました。付属のクリップ付きワイヤレスマイクトランスミッターを使えば、服などに装着できるのでより、クリアな音声の録音が可能です。
【ポイント】
・小型で持ち歩きしやすい
・チャンスを逃さないクイックスタート
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DJI Osmo Pocket 3は、ジンバルカメラの代名詞とも言えるOsmo Pocketシリーズの最新モデルです。
1インチの大型センサーを搭載した事により画質が向上している事は勿論、夜間など暗い場所での撮影にも強くなり、よりハイレベルな映像制作にも対応できるようになりました。4K/120fpsのハイフレームレート撮影が可能となり、高画質なスローモーションに対応した点も見逃せません。
回転式の2インチタッチスクリーンが搭載され、使い勝手も大幅に向上しています。
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コンパクトで高性能な最高クラスのウエアラブルカメラです。アルミニウム合金製のコンパクトな筐体は水深10m防水を持ち堅牢なだけでなく、シンプルで精巧なデザインとなっています。超広角155度と4K120pのハイフレームレートにより高画質で迫力のあるスローモーション撮影が可能で、目を見張るような迫力のある映像を撮ることができるでしょう。
激しいアクションを行った際にも水平を保ち続けるHorizonSteady(ホライゾンステディ)により、ハイスピードで動き続ける撮影でも安定して見やすい映像表現が可能です。
【ポイント】
・4K120pによる高画質なスローモーション
・精巧でコンパクトな筐体
・HorizonSteady(ホライゾンステディ)による安定した映像
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簡単にセルフィー撮影ができるフロントタッチ画面モジュールと磁気ボールジョイントアダプターマウントのコンボモデルです。フロントタッチ画面モジュールは、タッチ操作の他に、稼働時間を最大160分まで伸ばすバッテリー、マトリックスステレオによるクリアな音声録音が可能な4つのマイクを搭載しています。
磁気ボールジョイントアダプターマウントは、繰り返し使える接着ベースとなっており、別売のアクセサリーを使用することで多様な視点での撮影が可能です。
【ポイント】
・タッチ画面モジュールで簡単セルフィー撮影
・撮影の幅を広げるジョイントアダプター
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HERO11は新型のセンサーを搭載し、レンズ交換式デジタル一眼カメラ並みの27.13MPでの静止画撮影が可能になりました。
動画撮影時には120Mbps(HERO10:100Mbps)という高い転送ビットレートで、より情報量の多い、グレーディング耐性の高い記録が可能です。
また、HyperSmooth は最新の5.0となり、動きやスピードに基づいてビデオブレ補正のレベルを自動で判断し最小限のクロップで最大のブレ補正を実現する自動ブースト機能、カメラを360度回転しても映像を簡単に水平に維持できるようになった水平ロック機能などの、便利な機能が搭載されています。
【ポイント】
・水平維持、手振れ補正機能強化
・新型センサー搭載で静止画撮影がもっと綺麗に
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HERO10は前モデルHERO9の正当進化モデルで、GP2プロセッサーの搭載によりムービー機能のパワーアップが際立つモデルです。5.3K60の大サイズでの動画記録は、編集の自由度を大きく広げてくれるでしょう。
4K120のハイフレームレート撮影も可能なので、4Kでアウトプットする際もクリップによる画質変化の無い、美しい編集が可能です。
3.0から4.0に進化したHyperSmoothが、より多くの解像度とフレームレートで最大45度まで水平を維持し、動きながらの撮影でもまるでジンバルで撮ったような高いぶれ補正効果を発揮します。
【ポイント】
・ムービー機能がパワーアップ
・4K 120ハイフレーム撮影
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アクションカメラのパイオニア的な存在であるGoProの上位機種HERO9 Blackは、ウェアラブルカメラに必要な要素を高次元でバランスさせた、定番機種です。
激しい動きでもスムーズな映像表現が可能なHyperSmooth 3.0 (ハイパースムーズ 3.0)による手振れ補正、4K60pによる高画質な動画記録、ボディ単体で10m防水、、定番に相応しい各機能のレベルが非常に高いウェアラブルです。カメラ前面にもモニターがあるので、自撮りの撮影も思った通りにできるでしょう。
また、155度の超広角とMax HyperSmooth (マックスハイパースムーズ) による強力な手ぶれ補正を実現するMax レンズモジュラーや、60mの防水性能を持った保護ハウジング、ライト、などアクセサリーが充実しているのもポイントです。
【ポイント】
・ハイパースムーズ 3.0による優れた手振れ補正
・4K60pによる高画質な動画記録
・155度の超広角を実現するMax レンズモジュラー
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アクションカメラは基本的に動画撮影専用に設計されています。画素数が大きいアクションカメラであれば、静止画もある程度綺麗に撮れますが、センサーサイズが小さいため、超広角レンズは背景をボカした本格的な撮影には不向きといえるでしょう。
極論を言えば、写真画質についてはスマホと大差無いのではないでしょうか。何より、アクションカメラが使われるシチュエーションでは、動きのある動画で撮影する方が、見る人の共感を呼びやすいと思います。
ネットショップなどを見ると、1万円以下の格安のアクションカメラが多く販売されていますが、やはり高額なモデルとは品質の面で隔たりがあるようです。
格安モデルは、手ぶれ補正がいまいちであったり、バッテリーの持ちが悪い、といったデメリットがあります。手ぶれ補正まで含めて、やはり上位機種は綺麗に撮れるといえるでしょう。
アクションカメラを安く買いたいというときにおすすめなのが中古品です。商品の状態によって金額は異なりますが、生産完了になってしまったカメラが販売されていることや、ほぼ未使用品が売られていることもあります。
中古品を購入する際のポイントは、
・傷や汚れの状態
・バッテリーの劣化
・メーカー保証の有無
・付属品に欠品はないか
をチェックすることです。ポイントを押さえて最適なものを見つけてくださいね。
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