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2026.11.06
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Canon EOS R8 Mark II レビュー | 完成度の高い新デザインのミラーレス機

Canon EOS R8 Mark II レビュー | 完成度の高い新デザインのミラーレス機キービジュアル


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完成度の高い 新たな小型フルサイズミラーレス

Canon EOS R8 Mark IIは、フルサイズミラーレスカメラの新たなステージを感じさせるモデルだ。他メーカーのフルサイズ機でも同様の印象を受けることはあるが、本機はその中でもさまざまな点でそれを印象付ける。特徴や良し悪しを順に説明していこう。

EOS R8 Mark II 正面画像

Canon EOS R8 Mark II の主な特徴

本機の機能面での特徴を分かりやすく伝えると、以下2点である。

  • 初代モデル Canon EOS R8 との価格差は約3万円(2026年11月時点)
  • 新たにボディ内手ブレ補正を搭載

約3万円の価格差でボディ内手ブレ補正が搭載されたというのは、大きなポイントだ。

EOS R8 Mark II 表画像EOS R8 Mark IIボディ内手ブレ補正搭載2026年10月発売約546g
*バッテリー、カードを含む
EOS R8(初代)表画像EOS R8(初代)ボディ内手ブレ補正なし2023年4月発売約461g
*バッテリー、カードを含む

手ブレ補正搭載の新型モデルか、手ブレ補正は非補正だが軽量な初代モデルか、初級~ミドルユーザーにとってこの2つの選択肢が提示されるのは魅力的だ。

EOS Rシリーズ新デザイン

そして何より、EOS R8 Mark IIの最大の注目ポイントはこのデザイン。

EOS R8 Mark II やや斜め上俯瞰画像

EOS Rシリーズといえば、丸みを帯びたユニバーサルなフォルムで今まで統一されてきた。
それが長所でもあり短所でもあるのだが、どのメーカーのミラーレス機も性能面でそれぞれ優れていると言える昨今、デザイン面でCanon EOS Rシリーズは少しつまらないと感じる声も少なからずあがっていたと思う。

スタッフがEOS R8 Mark II を構えている画像

そのような中で発表されたCanon EOS R8 Mark IIのデザインは、思い切ったフルモデルチェンジで、筆者個人としてはとてもカッコいいと感じた。
実際に数日使ってみて思ったのだが、奇抜なデザインかと言われるとそういうわけではなく、使い続けることでより愛着が湧いてくる。飽きの来ない所有欲を満たしてくれるバランスのよさには、Canonの気品も見て取れる。
特にロゴについては「R8」の表記がなくなり「EOS」は目立たない書体となったことで、誇張が少なく身に付ける衣服や歩く街並みに溶け込みやすいデザインとなったのが好印象だ。

EOS R8 Mark II ファインダー部分画像

描写性能

撮影での利点としてやはり最初にチェックすべきは、ボディ内手ブレ補正。
1秒を超えるシャッタースピードでも、手持ちでの撮影が可能だ。

夜の中野通り

RF45 F1.2 STM
F14・1.6秒・ISO100・露出補正-1.0

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キットレンズにもなっているRF45 F1.2 STMは大口径の明るさが特徴で、夜のスナップ撮影では手ブレ補正と合せてとても安定した撮影を楽しめる。

夜の裏小路

RF45 F1.2 STM
F1.2・1/200秒・ISO100・露出補正-1.0

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もちろん前提として、フルサイズセンサーの底力にも言及しておこう。
暗所撮影はもちろんのこと、明暗差の大きい場面でも、ノイズがほとんど発生せずに暗い部分まで階調がしっかりと保たれる。
昼夜、屋内外問わず撮影を楽しめるカメラと言ってよいだろう。

薄暗くなる前の浜辺の写真

RF45 F1.2 STM
F2.8・1/160秒・ISO100

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カラーフィルター機能「ピクチャースタイル」

各メーカーとも、充実の一途を辿るカラーフィルター機能。
本機EOS R8 Mark IIは、あらたにNegativeFilmtoneとPositiveFilmtoneが追加された。
このクラシックなデザインのカメラにもとてもイメージが合う、フィルムのような仕上がりを楽しめるトーンだ。

食用の魚

RF45 F1.2 STM
F2.8・1/60秒・ISO100・ピクチャースタイル NegativeFilmtone

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フラミンゴ

RF45 F1.2 STM
F1.8・1/4000秒・ISO100・露出補正-1.7・ピクチャースタイル PositiveFilmtone

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尚、シーンモード「手持ち夜景」の設定では、編集せずにシネマティックな撮影ができる機能を搭載していて、カラーを選んで撮影するだけでコントラストとシャープネスが強まる。印象的なショットが簡単に撮影できてとても面白い。

手持ち夜景作例

RF45 F1.2 STM
F4・1/25秒・ISO100

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ただし注意点が1つあり、シーンモードやカラーフィルターを使うとRAW撮影ができなくなる。
以前からの仕様ではあるが、改善してもらえるとやはりうれしい。

AFと連写性能

AF性能は、エントリー寄りのモデルとしての妥協は感じられない。
動物や乗り物などの撮影を通して非常に優秀だと感じた。
AI被写体認識オートフォーカスはもちろん、被写体を自動検出・最適な認識モードを選んでくれる機能も搭載している。

シロサギ

RF45 F1.2 STM
F1.2・1/4000秒・ISO100・露出補正-1.7

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サル山

RF45 F1.2 STM
F1.8・1/4000秒・ISO100

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連写性能も上位機種に匹敵する最高40コマ/秒(電子シャッター)を実現していて、動態の一瞬を逃さず収める性能を持っている。

泳ぐペンギン

RF45 F1.2 STM
F1.2・1/80秒・ISO500

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飛行機

RF45 F1.2 STM
F1.6・1/4000秒・ISO100・露出補正+0.3

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ただし、電子シャッターはフリッカーや、ローリングシャッターによる歪みも起こり得るので注意が必要だ。

フリッカー作例

フリッカー

ローリングシャッター歪み

ローリングシャッターによる歪み

気になる点:バッテリー

評価すべきポイントが多い一方で、やはり気になる重要なポイントはバッテリーだ。
従来のEOS R8と同じバッテリーパック「LP-E17」なのだが、ボディ内手ブレ補正の機能追加で消費電力はもちろん増えており、1日しっかり撮影すると電池の残量がなくなってしまう。

バッテリーパック画像

コンパクトなボディを実現するうえで仕方がないといえばそうだが、この点で不安な人はバッテリーをもう1つ準備しておくなどするか、予算を少しあげてEOS R6 Mark IIも検討対象に入れることになるだろう。

作例

鹿

RF45 F1.2 STM
F1.4・1/1600秒・ISO100

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飛行機と空の縦撮り作例

RF45 F1.2 STM
F8・1/500秒・ISO100・露出補正+0.7

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まとめ

最後の方で気になる点も少しあげたが、総じてコストパフォーマンスはとても高いモデルだ。
特にキットレンズのRF45mm F1.2 STMをセットしてのおでかけや旅行は、起動力を存分に発揮して残したい瞬間をしっかり撮れて素晴らしい。
また、デザインが刷新されたとはいえ、操作系は従来の初級者向けモデル(EOS R50 / EOS R10 / EOS R8 など)と近いので、買い替えの障壁はないだろう。

ぜひ、見栄えのよい新デザインと充実した性能を体感してほしい。

撮影で使用したカメラ・レンズ

Canon EOS R8 Mark II

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Canon RF45mm F1.2 STM

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Canon RF45mm F1.2 STMバナー画像

Photo & Text by フジヤカメラ 根本

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