実写レビュー | Canon RF45mm F1.2 STMと何も決めずに歩く、中野の午後

目次
何を撮るかを決めていない日に“ちょうどいい”レンズ
持ち出す“ハードルを下げてくれる”
35mmでも50mmでもない“45mmという焦点距離”
大口径だけど“頑張らなくていい”
“気軽に使える”理由は仕様にも
まとめ | こんなときにおすすめ

フジヤカメラ
新品・中古のカメラやレンズ、動画機材まで幅広く取り扱う東京都中野のカメラ専門店です。カメラやレンズ選びに役立つ情報を、専門店の視点で発信しています。
何を撮るかを決めていない日に“ちょうどいい”レンズ
2日間降り続いた雨が止んだ午後。
ただカメラを持って、目的も決めずに歩き出すことにしました。
Canon EOS R6 Mark III・RF45mm F1.2 STM・f/1.2・1/2500秒・ISO100・カラーフィルター:PaleTeal&Orange
画像にマウスを合わせると拡大表示します
画像をスワイプすると拡大表示します
駅前の雑多な看板や人の流れ、少し外れた路地に残る生活感。特別な被写体を探さなくても、歩いているだけで自然と目が留まる。
フジヤカメラのある中野という街は、そういう時間が不思議としっくりきます。
そんな日に持ち出したレンズが、Canon RF45mm F1.2 STM。
【商品情報】Canon RF45mm F1.2 STM
» 商品詳細を見る

広すぎず、狭すぎない。意識しすぎなくても、自然とフレームが決まる焦点距離。
何を撮るかを決めていない日には、このくらいが“ちょうどいい”。
そう感じさせてくれます。
せっかくの大口径レンズ。今回は全カット開放F1.2で撮影してきました。
持ち出す“ハードルを下げてくれる”
Canon EOS R6 Mark III・RF45mm F1.2 STM・f/1.2・1/2500秒・ISO100・カラーフィルター:PaleTeal&Orange
画像にマウスを合わせると拡大表示します
画像をスワイプすると拡大表示します
カメラを持ち出すかどうかは、機材の仕様や性能とともにに“気持ちの問題”も大きいです。
重さや大きさだけでなく「ちゃんと撮らなければいけない」、そんな意識がハードルになることもあると思います。
Canon EOS R6 Mark III・RF45mm F1.2 STM・f/1.2・1/800秒・ISO100・カラーフィルター:PaleTeal&Orange
画像にマウスを合わせると拡大表示します
画像をスワイプすると拡大表示します
その点で、このレンズは少し気が楽。
特別な被写体を探さなくてもいいし、構図を詰めなくても成立します。
Canon EOS R6 Mark III・RF45mm F1.2 STM・f/1.2・1/8000秒・ISO100・カラーフィルター:PaleTeal&Orange
画像にマウスを合わせると拡大表示します
画像をスワイプすると拡大表示します
実際に中野を歩いていると、立ち止まって構えるというより歩きながら気になったものに軽くカメラを向けるような場面が増えました。
結果として、シャッターを切る回数も自然と増えていく。
持ち出す“ハードルを下げてくれる”というのは、こういうことなのでしょう。
35mmでも50mmでもない“45mmという焦点距離”
Canon EOS R6 Mark III・RF45mm F1.2 STM・f/1.2・1/640秒・ISO100・カラーフィルター:PaleTeal&Orange
画像にマウスを合わせると拡大表示します
画像をスワイプすると拡大表示します
35mmほどの広がりもなければ、50mmほどの圧縮感もない。
45mmという焦点距離のレンズは少ないこともあり、もしかしたらカメラ好きの方ほど、やや不慣れに感じられるかもしれません。
Canon EOS R6 Mark III・RF45mm F1.2 STM・f/1.2・1/5000秒・ISO100・カラーフィルター:PaleTeal&Orange
画像にマウスを合わせると拡大表示します
画像をスワイプすると拡大表示します
ただ実際に使ってみると、この“どちらでもない”距離感が心地いい。
被写体に寄りすぎず、かといって背景が広がりすぎることもない。
中野のように情報量の多い街では、主題と周囲の空気感を無理なく同時に写せるこのバランスが、ちょうどよく感じられます。
Canon EOS R6 Mark III・RF45mm F1.2 STM・f/1.2・1/8000秒・ISO100・カラーフィルター:PaleTeal&Orange
画像にマウスを合わせると拡大表示します
画像をスワイプすると拡大表示します
意識して構図を作らなくても、自然と整う。
45mmという焦点距離は、スナップにおいて“考えすぎなくていい距離”だと感じます。
大口径だけど“頑張らなくていい”
Canon EOS R6 Mark III・RF45mm F1.2 STM・f/1.2・1/2500秒・ISO100・カラーフィルター:PaleTeal&Orange
画像にマウスを合わせると拡大表示します
画像をスワイプすると拡大表示します
F1.2というと、被写界深度が浅くピントや構図に気を使う場面も多いため、どうしても扱いが難しいイメージを持ちやすい。
ただ、このレンズに関してはその印象が少し違います。
開放で撮っても、背景を適度に整理しながら主題を引き立ててくれる。
Canon EOS R6 Mark III・RF45mm F1.2 STM・f/1.2・1/4000秒・ISO100・カラーフィルター:PaleTeal&Orange
画像にマウスを合わせると拡大表示します
画像をスワイプすると拡大表示します
例えば、雑多な要素が多い中野の路地でも、無理に構図を作り込まなくていい。
目に留まったものにカメラを向けるだけで、自然とまとまりのある一枚になりました。
Canon EOS R6 Mark III・RF45mm F1.2 STM・f/1.2・1/400秒・ISO100・カラーフィルター:PaleTeal&Orange
画像にマウスを合わせると拡大表示します
画像をスワイプすると拡大表示します
大口径でありながら“頑張って使う”必要がない。
この気軽さは、スナップでは大きなメリットだと思います。
“気軽に使える”理由は仕様にも
このレンズを使っていて感じた“気軽さ”は、印象だけではなく仕様面にも理由があります。
▶大口径なのに小型・軽量
まず印象的なのは、F1.2という明るさに対してサイズと重さが抑えられていること。
一般的に大口径レンズは大きく重くなりがちですが、このレンズは約346g/全長約75mmのコンパクトサイズで、持ち出すことの負担が少ない。
扱いやすく、日常の延長で使える、日常に自然と溶け込むレンズ。そんな感覚です。
▶F1.2の描写がこの価格で楽しめる
F1.2という明るさがもたらす描写は、やはり特別だと感じます。被写体を自然に引き立てる立体感や背景のボケは、“もうワンランク上”の価格帯のレンズに匹敵する表現力です。
これまでF1.2クラスのレンズは、サイズや価格の面で少しハードルが高い印象がありました。だからこそ、この描写をここまで手の届きやすい価格で楽しめる点は、このレンズの大きな魅力ではないでしょうか。
「F1.2の表現力を、もう少し気軽に取り入れたい」。そんなときにちょうどいい選択肢になる一本だと思います。
こうした仕様のバランスも、“頑張らなくていい使い心地”につながっているのではないでしょうか。
まとめ | こんなときにおすすめ
Canon EOS R6 Mark III・RF45mm F1.2 STM・f/1.2・1/4000秒・ISO100・カラーフィルター:PaleTeal&Orange
画像にマウスを合わせると拡大表示します
画像をスワイプすると拡大表示します
気軽に持ち出せて、考えすぎずに撮れて、それでいてしっかり写る。
中野の午後を歩きながら、このレンズがちょうどよく感じられた理由は、そのバランスにあるのかもしれません。
たとえば、こんなときにちょうどいいと感じました。
・何を撮るか決めずに出かけるとき
・スナップが中心だけど、ボケも楽しみたいとき
・重たいレンズを持ち出す気分じゃないとき
Canon RF45mm F1.2 STMは、そうした“特別ではない日”にこそ、自然と手に取りたくなる一本です。
【商品情報】Canon RF45mm F1.2 STM
» 商品詳細を見る























