話題のFUJIFILM チェキ「instax mini EVO」をカメラ専門店スタッフが使ってみました!
インスタントとデジタルのハイブリッドカメラは、フィルムとレンズのエフェクトをそれぞれ10種類持ち、クリエイティブな写真を誰でも楽しく撮れるカメラです。デジタル一眼カメラで撮影した画像を味わい深いチェキのプリントで楽しんだり、撮った写真を人にあげたりと、ミニマムなプリンターとして使う利点もあります。
特徴や使い方、楽しみ方を実写レビューを中心に紹介します。
特徴
クラシックなデザイン
レンズエフェクト10種×フィルムエフェクト10種で誰でもクリエイティブな写真を
インスタント、デジタルカメラのハイブリッド
操作性
2つのリングでレンズエフェクト、フィルムエフェクトを簡単選択
ボタンひとつで各エフェクトをリセット
フィルム巻き上げのようなプリントレバー
実写レビュー
イメージを写真に出来るエフェクトが楽しい!
ジャケットのポケットに入るコンパクトさ
エフェクトで混乱してもリセットボタンで安心
モニターで画像を見ながら撮れるのはやっぱり便利
一眼ユーザーならチェキプリンターとして活用も!
一眼カメラで撮った写真をチェキでプリント!味わい深い写真に
専用アプリで簡単にプリント
まとめ
シルバーと黒を基調としたデザインは、まるでクラシックカメラのようです。
おもちゃのようなチェキも魅力がありますが、持っているだけで楽しくなる古い道具のような質感は持っているだけで楽しい!写真を撮るモチベーションを高めてくれます。
ポケットに入れても違和感のない軽さは、いつでも持ち歩いて気が向いた時に写真が撮れる、そんな気軽さを後押ししてくれそうです。
FUJIFILM「instax mini EVO」の大きな魅力のひとつに、レンズエフェクト10種、フィルムエフェクト10種を使って、誰でもアイデア次第で簡単にクリエイティブな写真が撮れる事が挙げられます。
写真に10×10=100種類の自在な味付けで写真を楽しむ事が出来るのです。
アーティスティックな表現から、懐かしい古写真のようなイメージまで、あなたのアイデアと感性を最大限活かして写真を楽しみましょう!
「instax mini EVO」はインスタントカメラとデジタルカメラの両方の良さを持ったカメラです。
例えばモニターを使って撮れる事もそのひとつで、正確に仕上がりを予想しながら写真を撮る事が出来ます。画像はデータとしてカメラ内、ないしはmicro SDカードに記録する事が出来るので、何枚も同じ写真をプリントしたりパソコンに保存しておく事も可能です。
この世に1枚しか無いチェキのプリントも楽しいですが、せっかくなのでデジタルカメラの便利さに甘えてしまいましょう。
10×10=100種類のエフェクトは、カメラ上部とレンズに配置されたリングで簡単に変更する事が出来ます。
せっかくの楽しい機能も、いちいちメニュー画面を見て設定が必要、なんて煩わしい操作があると台無しです。
FUJIFILM「instax mini EVO」はそんな心配は不要、2つのリングで簡単に変更、写真を楽しむ事に集中出来るのです。
シャッターチャンスに巡り合った瞬間、エフェクトがどうなっていたか瞬時に判断出来るでしょうか?美しい色を撮りたかったのに、エフェクトがセピアになっていた、切り替えているうちにシャッターチャンスが・・・折角の気分が台無しです。
でも安心して下さい。instax mini EVOにはボタンひとつでエフェクトをニュートラル(レンズ:#1ノーマル、フィルム:#1ノーマル)に戻す機能が付いています。
この機能、私も頻繁に使いました。例えば画面周辺を暗くするビネットは好きなレンズエフェクトですが、2番目にあると覚えておけば迷うことなく選ぶ事が出来るのです。
プリントしたい時は、カメラ上部のレバーを動かしますが、このレバーがフィルムカメラの巻き上げレバーのようで、操作するのが楽しくなります。
実用的かどうかは別にして、ジーという操作感まで再現されていて、芸の細かさを感じました。
シャッターを切ったらプリントが出て来る普通のチェキと違って、プリントしたい写真だけレバーを動かしてプリント出来るのも、インスタント、デジタルカメラのハイブリッドらしい長所と言えるでしょう。
フジヤカメラでは、インスタントカメラの中古商品を多数取り揃えております。在庫は日々更新されますのでどうぞこちらからご確認下さい。
» 【中古】インスタントカメラを探す
instax mini EVO は、イメージに合わせてエフェクトを選ぶのが楽しいカメラです!
レンズ、フィルムそれぞれのエフェクトは専用のダイヤルで変更するので、面倒もなくどのエフェクトを選ぶのかに専念出来ます。100種類の組み合わせがありながらスムーズで選びやすいと感じました。
とは言え、全ての組み合わせをその場で試すのは無理なので、好きなエフェクトを覚えているといいでしょう。私は#2ビネット(画面の四隅に向かって暗くなる)が好きで多用してしまいました!
レンズとフィルムのエフェクトの組み合わせを考えるのも楽しいです。
#2ビネットを使うと写真に古臭い雰囲気を出す事が出来るので、#6セピアや#10レトロといったフィルムエフェクトが合うでしょう。そんな、自分好みの組み合わせを色々試してみるのもinstax mini EVOを使う楽しさのひとつです。
実は、レンズ自体が作り出す「味」にも魅力があって、作例では半円型の光(写真用語では「ゴースト」と言います)が入りました。第3のエフェクト、レンズの持つ「味」を是非使いこなしましょう。
コンパクトで四角く収まりのいい形も魅力のひとつです。
私はカメラをジャケットのポケットに入れて、散歩しながら撮りましたが、ポケットに入る小ささと軽さはいつでも写真を撮りたくなる気持ちに大いにプラスに働きました。
小さ過ぎない操作し易いちょうどいい大きさなのもポイントです。
バックにいつも入れておいて、移動中のちょっとした瞬間に取り出してシャッターを切る。
そんな使い方が似合います。
デパートのマネキンは立派なアートですが、普段はわざわざ写真を撮ろうとは思わないのではないでしょうか?今日は写真を撮ってみたくなった、FUJIFILM チェキ instax mini EVO はそんな気にさせてくれるカメラです。
エフェクトを切り替えながら撮影していると、どのエフェクトにカメラが設定されているか混乱してきます。
そんな時は、カメラ上面、シャッターボタン横のリセットボタンを使いましょう。
レンズ:#1ノーマル、フィルム:#1ノーマルにリセットされるので、便利です。
ブログ内の作例には、使ったエフェクトの番号を#で記載してありますので、参考にして下さい。
エフェクト無しの状態でも、面白い写真が撮れる事があります。
作例では正面から太陽の光が当たる逆光で撮影していますが、光の筋が写って面白い効果になりました。
迷った時は、一度リセットボタンを押して、ノーマルの状態からエフェクトをかけていくのがおすすめです。
スマホのようにモニターを見ながら撮れるのは、やはり便利です。
作例ではレンズエフェクトに#7光漏れを使っていますが、光漏による色の変化を画面のどこに置くのか、モニター無しで確認するのは難しいので、ハイブリッドカメラだからこそ出来る効果と言えるでしょう。
便利なモニターが、よりクリエイティブな写真を撮れるようにしてくれていると思います。
被写体の近くに寄って撮る時も、見たとおりが写真になるモニターは便利です。
作例ではクリスマスツリーの飾りにカメラをかなり近づけて撮っていますが、思った位置にミラーボールの飾りを持って来る事が出来ました。
又、撮る時だけでなく撮った写真を後から気軽に確認出来るのもモニターの大きなメリットです。
FUJIFILM チェキ instax mini EVO を手にした時、今まで撮った写真をチェキでプリントしたい!と思いました。
本格的な一眼カメラで撮った写真が味わい深いプリントになりますし、逆に、チェキでは難しい背景のボケた写真や望遠レンズで撮った写真をチェキでプリントする事が出来ます。
新たに搭載された「instax-Rich Mode」は、色彩を豊かに表現でき、なかなか高画質です。
プリントには専用のスマホアプリを使いました。
これがとっても簡単!写真を選んでプリントボタンを押すだけです。こういった事に慣れていないのでちょっとまごつくかと思ったのですが、拍子抜けするくらい簡単にプリント出来ました。
動物園で撮った写真を中心にプリントしてみましたが、動物好きの人に写真をプレゼントするのに良いかもしれませんね。
FUJIFILM チェキ instax mini EVO は持ち歩くのが楽しくなるカメラです。
10×10=100のエフェクトを使った幅広い表現は、写真を気軽に自由に楽しめる機能ですし、コンパクトで使い勝手のいいデザインは撮りたいという心を後押ししてくれました。
一眼ユーザーにはプリンターとしてのメリットも大きく、スマホに保存した名作を手軽にプレゼントする事も出来ます。
カメラ始めての初心者からベテランカメラマンまで、幅広くおすすめ出来る一台です。