DJI Osmo Pocket 4 レビュー|買う前に知りたい!前モデル3との違いから見えた注目ポイントとは

人気ジンバルカメラの最新モデル
DJI Osmo Pocket 4は、前モデルのOsmo Pocket 3をベースに完成度をさらに高めたモデルです。
Pocket 3の時点で小型ジンバルカメラとして高い完成度に達していましたが、本モデルではその基本性能を引き継ぎながら、画質・撮影性能・操作性といった日常での扱いやすさが丁寧に見直されています。
外観やコンセプトに大きな変更はないですが、実際に使ってみると「撮れる映像の幅」「撮影時のスムーズさ」「失敗の少なさ」といった部分で着実な向上が感じられます。
派手さはないものの、使い込むほどに良さが見えてくる仕上がりとなっています。
| おすすめ用途 | Vlog、旅行、手軽な映像制作 |
|---|---|
| 向いてる人 | はじめての動画機、手軽さを重視 |
| 向かない人 | 前モデル3に満足している、高度な映像制作をしたい |
| 3との主な違い | 搭載(D-Log/フィルムトーン/内蔵ストレージ) 強化(描写力/トラッキング/操作性/バッテリー性能) |
【商品情報】DJI Osmo Pocket 4
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Osmo Pocket シリーズとは
すでにご存知の方も多いかもしれませんが、改めてOsmo Pocket シリーズがどのようなカメラなのか、かんたんに紹介します。
電子補正ではなくジンバルによる物理的な手ブレ補正によって、歩きながらでもブレの少ない滑らかな映像を撮影できるのが特徴で、安定した撮影が手軽に楽しめます。
本体はコンパクトで持ち運びやすく、起動もスムーズ。「取り出してすぐ撮れる手軽さ」と「本格的な映像表現」の両立が、このシリーズ最大の魅力です。
Vlogや旅行記録から本格的な映像制作まで、幅広く活用できる扱いやすさと性能を兼ね備えた人気カメラです。
注目ポイント
ここからは前モデル3から改良された点を中心に、Osmo Pocket 4の注目ポイントをみていきます。
【商品情報】DJI Osmo Pocket 3
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【商品情報】DJI Osmo Pocket 4
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まずはカメラとして最も重要な、画質や描写性能からチェックしていきましょう。
レベルアップした画質・描写力
•6種類/4段階の「フィルムトーン」を新搭載
•ダイナミックレンジ:12(前モデル) → 14ストップ(今モデル)
•画素数:約940万画素(前モデル) → 約3700万画素(今モデル)
•10bit D-Logに対応
フィルムトーンは4段階(30%/50%/70%/100%)で適用具合を変更でき、好みやシーンにあわせて細かな調整が可能です。
3と4のスチル作例です。
見比べてみると、4はハイライトの粘りがあり、白壁の質感をしっかりと表現しています。
また、4のほうが空のグラデーションもより滑らかです。
画素数とダイナミックレンジの向上が、描写力を一段引き上げています。
白飛びや黒つぶれを抑えやすく、明暗差の大きなシーンでも階調が粘る印象です。特に逆光や夕景では、ハイライトの粘りとシャドウの情報量の多さが感じられました。カラーグレーディング耐性が高く、後編集で大きく追い込みやすいです。
センサーサイズは前モデルと同じ1インチですが、撮れる映像の余裕が一段上がっています。
3の画質も十分にキレイでしたが、D-Log対応で色描写の幅が広がったことは特にうれしいポイントですね。ただキレイに撮れるカメラから、あとで仕上げられるカメラへと一歩進化した印象です。
最大8倍スローモーション
前モデル3は120fpsまでだったため、映像表現としては明確なアップデートです。
水しぶきや動きのある被写体など、印象的なカットを手軽に作れます。
さらに使いやすくなったズーム
4Kで2倍・1080pで4倍のズームに対応し、ズーム時でも画質の劣化を抑えながら撮影できます。
さらに、ロスレスズーム時でもD-Log撮影やActiveTrack 7.0が使用可能な点もポイント。ズームしながらでも画質/トラッキングともに妥協せず撮影できます。
強化された手ブレ補正が揺れを軽減
3から既に3軸ジンバルが優秀なため大きな差があるわけではないですが、見比べてみると4のほうが揺れが抑えられて安定している印象です。補正アルゴリズムの向上も影響しているのかもしれません。
もちろん揺れが消えるわけではありませんが、4の方が映像として自然に見せてくれます。
失敗が少なくなるAF・トラッキング性能
•ActiveTrack:6.0 → 7.0
•被写体認識精度向上(人物・動物・乗り物)
トラッキングに不利な騒がしい背景ですが、日常レベルの動きでは両機ともにトラッキングが外れることはありません。そして、4の方が顔にあわせたトラックがより機敏に追従していることがわかります。
3(右)はすぐにトラックが外れてしまった一方で、4(左)は最後までしっかりを捉えています。ここまでのトラッキング性能が求められることは少ないかもしれませんが、確実に性能が向上しているのがわかります。
被写体を捉え続ける精度が向上したことで、Vlog撮影や子ども、ペットなどの撮影で失敗が少なくなるでしょう。
安心のロングバッテリー
撮影可能時間を検証しました。
同時に録画(1080P/60fps)を始め、先にバッテリーが尽きた3(左)の録画時間は「124分」でした。
そして4(右)は「156分」でバッテリーがなくなり、3より32分間も長く録画できるという結果となりました。
これはバッテリー容量の大型化(1300mAh→1545mAh)の他、4に搭載された一定時間経過でモニターを暗くする省電力機能や内部処理性能の向上も影響しているのでしょう。
前モデル3ではモバイルバッテリーから給電しながら使用したりと煩わしさを感じることも多かったですが、バッテリー残量を過度に気にせず使える点は大きなメリットです。
電子接点搭載でアクセサリーが豊富に
専用アクセサリーの中で注目なのが、新たに登場した「補助ライト」です。
4は3になかった電子接点がレンズ裏に追加され、ライトを装着することができます。
最大40lux(0.6mで測定)と部屋全体を照らすほどではありませんが、自撮り時の補助や手元撮影に活躍します。
暗所や屋内でも対応力が向上し、Osmo Pocket1台で完結できる範囲が広がりました。
待望の内蔵ストレージ搭載
対応する記録メディアは3と同様のmicroSDカードですが、4ではあわせて内蔵ストレージ(107GB)が搭載されました。
「カードを忘れた」「容量が足りない」といったトラブルを回避でき、「とりあえず持ち出す」ハードルが下がったのは、実用面で大きなポイントです。
直感的に操作しやすくなったハード面
ハード面ではこれまでのタッチ操作中心から、物理操作を活かした直感的な操作が強化しています。
ディスプレイを開く(横にスライドする)と、ズームボタン(左側)とカスタムプリセットボタン(右側)が新たに搭載されています。
ズームボタンは1回押しで2倍ズーム、2回押しで4倍ズームになります。
カスタムプリセットボタンには、好みに合わせて任意の機能を割り当てることができます。
5Dジョイスティックは形状が変更されたことで、より操作しやすくなりました。
前モデルのスティックでは「少し押す」といった細かな操作が難しかったですが、4ではその点も改善され微調整がしやすくなりました。
3のUSB2.0から4ではUSB3.1へアップデートされ、転送速度が高速化しました。
内蔵ストレージ搭載により本体から直接データを吸い出すことが増えるかと思います。理論上は10倍以上の速度で転送できますので、ストレスなくデータを管理できます。
このように「撮影のテンポが良くなる」「操作ミスが減る」「片手でも扱いやすい」撮影がより楽になるハード面の改良がされました。
気になること
記事執筆時では直接的な競合製品がないということもあり、現状ベストのジンバルカメラです。
そんなOsmo Pocket 4の気になる点をあえて挙げるとすれば、それは前モデルOsmo Pocket 3も十分な性能を有することです。
以下に該当しない方は、4ではなく前モデル3でも十分に満足できると思います。
•D-Logで撮影する
•編集前提で映像を作る
•約15,000円の価格差よりも快適さに価値を感じる
まとめ | こんな人におすすめ
Osmo Pocket 4は大きな方向転換こそないものの、撮影体験を着実に引き上げるモデルに仕上がっています。
特に「撮影のしやすさ」「失敗の少なさ」「編集の自由度」といった日常の使用で効いてくるポイントが丁寧に見直されており、使うほどに扱いやすさを実感できる仕上がりとなっています。
日常の記録から一歩踏み込んだ映像づくりまで、幅広いシーンに対応できる1台です。
こんな人におすすめ
•Vlogを手軽に高画質で撮りたい方
•スマートフォンより一歩上の映像を残したい方
•子どもやペット、日常の瞬間をしっかり残したい方
•旅行用にコンパクトで扱いやすい動画カメラを探している方
•編集を前提に、映像づくりを楽しみたい方
小型で扱いやすいカメラでありながら本格的な撮影まで対応できる点が魅力のOsmo Pocket 4。すべてが高水準でまとまっており、まず1台選ぶならこれで問題ない完成度です。
日常をより印象的に残したい方や映像クリエイターにとって、有力な選択肢となる1台といえるでしょう。
【商品情報】DJI Osmo Pocket 4
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