個人的に今年のベストカメラ(早!)と思っている「Panasonic GH5S」をメーカーさんのご好意でお借りする事が出来ました。
このカメラハッキリ言ってヤバいです!
動画の画質の良し悪しは、切り出した写真からは伝わりずらいので、最初に動画を載せておきます。比較したカメラは、メーカー、品名は伏せさせていただきますが、動画画質には定評のあるものです。
以下、FHDの動画から切り出した画像で簡単にレビューしました。
上の画像はGH5Sで撮影したFHD(1920×1080)の動画から切り出しました。ISO3200で撮影していますが、ほとんどノイズは見られません。又、黄昏時の空の色の表現や、建物のライトアップのディティールなど、今までのカメラとは一線を画す高画質です。
このカメラの真髄を見るには、やはり夜景撮影だろう!という訳で、横浜の「みなとみらい」まで動画散歩に来た甲斐がありました!
上は一般的なAPS-Cセンサーサイズのカメラ。下がGH5Sの画像です。観覧車のネオンの線の細さ、波に映るネオンの表現など、上の写真を圧倒しています。
拡大するともっとわかり易くなります。
細かい波の動きの表現や、光のにじみ、黒の締まりなどに大きな画質差があります。
次に、感度による画質の変化を見てみましょう。
ISO3200の低ノイズは予想どおりでしたが、特筆すべきはISO12800です。3200と比較しなければわからないレベルの低ノイズです。常用感度として十分通用するレベルだと思います!ISO51200は拡張しない最高感度ですので、ノイズはいたしかたありません。ISO51200が使えるのが価値だと言えるでしょう。
GH5Sは、高感度でのノイズが少ない為、実際よりも明るくリッチな画で動画撮影が出来ます。
又、今回はテストしなかったのですが、この高感度特性を生かして、写真でも有利な撮影が可能かもしれません。
操作性も非常に良く、私は普段SONYのカメラを使っているのですが、やりたい事がすぐに理解出来、ストレス無く撮影出来ました。これから一眼デジタルで動画撮影を本格的に始めたい方には、文句なくおススメ出来るカメラです。
むしろ、GH5Sのおかげで、本格的に動画撮影に取り組もう!と思うカメラマンが出てきてもおかしくない、そんなカメラでした!