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2024.07.30
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おすすめのNDフィルター5選!レンズフィルターの種類や選び方を解説

おすすめのNDフィルター5選!レンズフィルターの種類や選び方を解説キービジュアル

ある程度カメラに慣れてきたら、レンズフィルターを使いこなしてさらに上級を目指したいところです。レンズフィルターには効果によって種類が分かれます。レンズフィルターの中でも特に重要な役割を担う光の量を調整するNDフィルターの役割とおすすめのフィルターを詳しく紹介します。


■この記事の監修

フジヤカメラ店

東京都 中野区のカメラ専門店 フジヤカメラ店です。カメラ、レンズ、三脚、動画機材まで、新品、中古機材を多数取り扱っております。中古在庫は常時3,000点以上!これからカメラを始める方も、ベテラン、プロカメラマンも、機材の事ならフジヤカメラ店にお任せ下さい。

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レンズフィルターとは?

レンズフィルターは、一眼レフカメラやミレーレス一眼カメラの交換レンズに装着するフィルターのことで、レンズフィルターには大きく分けて2種類あります。

レンズを保護するための「保護フィルター」と写真表現を手助けするための「特殊効果フィルター」です。その中でもNDフィルターは特殊効果フィルターとなります。まずは特殊効果フィルターの種類を簡単に紹介していきましょう。

ND(減光)フィルター

ND(減光)フィルターは、レンズに入る光の量を調整するサングラスのようなフィルターです。例えば、スローシャッターを使用することで幻想的な写真に仕上げることができます。

NDフィルターを装着して撮影した滝の画像
NDフィルターあり
NDフィルターを装着せずに撮影した滝の画像
NDフィルターなし

PL(偏向)フィルター

PL(偏向)フィルターは、ガラスや水面などの反射を抑えるフィルターです。反射光をコントロールすることで、鮮やかな発色やコントラストを表現できます。

PLフィルターを装着して撮影した空の画像
PLフィルターあり
PLフィルターを装着せずに撮影した空の画像
PLフィルターなし

クロスフィルター

クロスフィルターは、強い点光源からの光の栓を伸ばしてきらめきを強調するフィルターです。水面の反射や木漏れ日などの光をキラキラ輝かせます。

クロスフィルターを装着して撮影した海の画像
クロスフィルターあり
クロスフィルターを装着せずに撮影した海の画像
クロスフィルターなし

カラーフィルター

カラーフィルターは、色味やコントラストを調整するフィルターです。作例はKenko ノスタルトーン・ブルーで撮影したものですが、透き通ったノスタルジックな写真を撮ることができます。

カラーフィルターを装着して撮影した海の画像
カラーフィルターあり
カラーフィルターを装着せずに撮影した海の画像
カラーフィルターなし

NDフィルターを購入する前に知っておきたいこと

NDフィルターは主に露出のコントロールに使われます。

ここでは、露出をコントロールする為の3つの要素「絞り」「シャッター速度」「ISO感度」について解説します。基本的に露出はこれらの3つの要素を変えることでコントロールしますが、第4の要素として登場するのがNDフィルターです。

絞り

絞りの比較イメージ

絞りはレンズを通る光の量をコントロールするための装置です。通常はレンズの中にある穴の大きさを変える事で、通る光の量を変化させます。

一般的に「F値」という値で表され、F1.4といったように小さい値になればなるほど光が通る量が多くなり(絞りの穴が大きくなる)、F11といった大きい値になる(絞りの穴が小さくなる)と光が通る量が少なくなります。

レンズのスペックにある50mm F1.4といった数字は、そのレンズの絞りの穴が全く閉じていない状態(最も光の量が多くなる時)のF値(開放F値という)を記載するルールになっています。

シャッター速度

シャッターダイヤルの画像

シャッターは光をセンサーにあてる時間を調整する装置です。このシャッターが開いている時間をシャッター速度と言います。

同じ明るさの写真を撮ろうと思ったら、光の量が倍になる(F値が1段小さい数値になる)と時間は半分にする事になり、例えばF2.8、シャッター速度1/60で撮った写真と、F4、1/30で撮った写真は同じ明るさになるのです(ISO感度は固定)。

また、1秒間などのスローシャッターを切ることで被写体をわざとぶらす表現は、ボケと並んで写真ならではの表現として良く使われます。

ISO感度

ISO感度の変化にともなう画質の変化イメージ

ISO感度はセンサーが光に反応する強さです。

ISO感度の数値が大きくなるほど感度が良くなり(感度が高くなる)、少ない光、速いシャッター速度でも写真が撮れるようになります。

一般的に感度が高くなるとノイズが多く発生して画質が劣化するので、ISO感度は出来るだけ低い値で撮影した方が画質は良くなります。

NDフィルターはどんなときに使うのか?

レンズにNDフィルターを取り付ける画像

写真でNDフィルターを使うシチュエーションは大きく分けて2つあります。ひとつは、日中スローシャッターを切る時です。

滝などの水の流れを表現する時には、カメラを三脚に固定してスローシャッターを切りますが、その際適正露出を得ようとすると、最小絞り、最小ISO感度でも値が足りなくなってしまいます。そんな時、露出をコントロールする第4の要素としてNDフィルターが使われます。

日中の開放で撮影したNDフィルターの作例

NDフィルターを使うもうひとつのシチュエーションは、明るい条件下でボケを大きくするためにレンズのF値を小さくして使う時です。

このようなシチュエーションでは、ISO感度を最低にしてもシャッタースピードが最高速度を超えてしまうので、やはり第4の要素としてNDフィルターを使います。

これは頻繁に起こることなので、日中、大口径レンズを使うならNDフィルターの携行は必須と言っていいかもしれません。

NDフィルターの選び方

NDフィルターの選び方について解説します。併せて便利なNDフィルターを紹介していますので、撮影目的や使い方に併せて最適なNDフィルターを選んで下さい。

レンズのフィルターサイズを確認する

フィルターサイズイメージ

他のフィルターと同様に、NDフィルターを選ぶ際にも使うレンズのサイズを必ず確認しましょう。

複数のレンズに装着するのであれば、一番大きなフィルター径に合わせておくことをおすすめします。大きなフィルターは小さなフィルター口径のレンズに「ステップアップリング」という道具を使って簡単に装着できるので、1枚を使いまわすことができます。

最近のレンズには、フィルター口径を統一したシリーズもあるので、動画撮影などのNDフィルターを使うのが当たり前の撮影なら、こういったレンズシリーズを選ぶのもおすすめです。

目的を確認する

川で水の流れを撮影したNDフィルターの作例

NDフィルターが必要になるのは、ある程度限られたシチュエーションになります。

開放F値の明るいレンズを使う時、スローシャッターを日中使う時(水の流れを表現する時など)、それに本格的な動画撮影を行う時に必要になります。

これらの撮影では、NDフィルターがほぼ必ず必要になるので、購入を検討しましょう。

NDフィルターの値と選び方

レンズに装着したNDフィルターイメージ

NDフィルターには減光できる量によって値があります。例えば、ND16といったらフィルター無し→ND2→4→8→16と4段階減光できることを表します。

一般的なNDフィルターの値は2段(ND4)~6段(ND64)くらいですが、迷ったら強めを選ぶことをおすすめします。

最近のデジタルカメラは高感度性能が高く幅広いISO感度が実用的に使える上、手ぶれ補正が搭載されているので、基本的に値が強くて困ることはほとんどありません。

動画撮影時のNDフィルターの選び方

動画カメラNDフィルター装着イメージ

動画撮影ではシャッタースピードを1/30~1/60前後から変えることがほとんどできません。

絞りはピントの合う範囲を調整するのに使いますから、露出は基本的にISO感度とNDフィルターで調整することになります。そのため、動画撮影ではNDフィルターが必須アイテムとなるのです。

さらに、動画でも低感度で撮影した方が画質は良くなるので、値の違う複数のNDフィルターを使い分ける必要があります。

便利なバリアブルNDフィルター

Kenko バリアブルNDフィルターの画像

動画撮影では多くの値のNDフィルターが必要ですが、1枚のフィルターで値が可変するタイプのフィルターがあります。バリアブルNDフィルターです。

わずらわしいフィルター交換の手間が省けるので、動画ユーザーには愛用者の多いフィルターです。

バリアブルNDフィルターは、安価な粗悪品を使うと、色ムラなどの問題が出るケースがあるので、メジャーなメーカーの製品を購入する事をおすすめします。

おすすめのNDフィルター5選

52S PRO1D Lotus ND32

52S PRO1D Lotus ND32の画像

Kenko PRO1D Lotus ND シリーズの特徴は撥水・撥油コーティングが施されていることです。

付け外しが多いNDフィルターは、手で触ってしまったりして汚れが付きやすいので、汚れをクリーニングしやすい撥水・撥油コーティングが最も効果を発揮するフィルターのひとつと言えます。もちろん、使い勝手だけでなく、性能的にもカラーバランスを損なわない優れたNDフィルターとなっています。

【商品情報】Kenko 52S PRO1D Lotus ND32

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Kenko 52S PRO1D Lotus ND32バナー画像

marumi EXUS ND

marumi EXUS NDの画像

marumiの高性能フィルターシリーズ「EXUS」のNDフィルターです。高品質なガラスと高性能なコーティングで安心して使える製品となっています。

値や口径など多くのバリエーションを持ち、品質、性能、価格のバランスがいいので、複数枚のNDフィルターを用意しなければならない動画ユーザーにもおすすめです。

【商品情報】marumi EXUS ND4(減光)フィルター

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marumi EXUS ND4(減光)フィルターバナー画像

NiSi 可変ND TRUE COLOR ND VARIO

NiSi 可変ND TRUE COLOR ND VARIOの画像

1〜5ストップ(ND2〜32)の範囲でND濃度を調整できる、可変NDフィルターです。

ストッパーを搭載することでX状ムラの発生を抑制、フィルターを付けた時もマスターレンズと同じ色あいを保ちます。ゴーストやフレアを抑えるナノコーティングや、メンテナンスしやすい撥水防汚コーティングも魅力です。

【商品情報】NiSi 可変ND TRUE COLOR ND VARIO

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NiSi 可変ND TRUE COLOR ND VARIOバナー画像

marumi マグネット式角型フィルター

marumi マグネット式角型フィルターの画像

marumi マグネット式角型フィルター シリーズはマグネットを使ってワンタッチで脱着出来る角型フィルターです。NDフィルターだけでなくハーフNDなど多彩なバリエーションを持ち、高度なフィルターワークが可能になっています。

特にハーフNDでは、明暗差の境目が中心になくても、フィルターを上下して調整することができるので便利です。

【商品情報】marumi マグネット式角型フィルター

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marumi マグネット式角型フィルターバナー画像

Kenko バリアブル NDX II

Kenko バリアブル NDX IIの画像

動画ユーザーに人気の、効果を可変させる事が出来るNDフィルターがバリアブルNDフィルターです。Kenko バリアブル NDXは効果をND2.5~ND450相当(使用範囲)に可変出来るので、1枚でNDフィルターが必要な殆どのシチュエーションに対応できます。

少し高価ですが、品質の良さでプロカメラマンからも支持されている製品です。

【商品情報】Kenko バリアブル NDX II

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Kenko バリアブル NDX IIバナー画像

NDフィルターの使い方

NDフィルターは露出を調整する為のフィルターですが、取り付けた際の露出自体は通常カメラが決めてくれるので使うのはそれほど難しくありません。

難しいのは付け外しのタイミングではないでしょうか。

ここでは写真、動画それぞれの付け外しの際の注意点と、付け外しに便利なアイテムについてご紹介します。

付け外しのタイミング

NDフィルター取り外しイメージ

NDフィルターを取り付けるタイミングを見極めるのは意外と難しいところがあります。

シャッター速度とISO感度にいつも気を配っていないと、気付いたらシャッタースピードが足りずに露出オーバーになっていた、といったことになってしまいます。

逆に取り付けのタイミングが速過ぎるとISO感度が高くなってしまい画質が損なわれる可能性もあるので、NDフィルターを使う際にはいつも以上にシャッター速度やISO感度に気を配っておく必要があると言えるでしょう。

動画撮影ではISO感度にも注目

動画ISO感度表示画面

動画撮影では、基本的にISO感度で露出を適正に保っているので、常にISO感度に注意をはらっておく必要があります。

オーバー側に適正露出を外す事が多い動画撮影では、NDフィルターを付け忘れる事は少なく、逆に、NDフィルターを外すのを忘れて、高いISO感度で撮影を続けてしまい、画質が悪くなってしまったという事が多い気がします。

最低感度以上に最高感度にも気を付けてフィルターを外すタイミングを外さないようにしましょう。

NDフィルターのメンテナンス方法

NDフィルターをメンテナンスしている画像

頻繁に脱着するNDフィルターは、他のフィルター以上に汚れやすく頻繁にクリーニングしておく必要があります。

NDフィルターのメンテナンスは、レンズや他のフィルターと同様、ブロアーでホコリなどを吹き飛ばした上でレンズクリーニングペーパーで汚れを拭うといった方法です。

動画ユーザーは撮影中に頻繁に手でさわる事からキズなども付きやすいので、定期的に買い替えることをおすすめします。

まとめ

・NDフィルターは露出を決める第4の要素です
・大口径レンズを開放で使うならNDフィルターは必須と言えます
・動画の露出コントロールは基本的にISO感度とNDフィルターで行います
・用途によりハーフNDやバリアブルNDといった特殊なNDフィルターも便利です

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