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2020.06.10
本日のフジヤ【スタッフ レビュー&ハウツー】,

Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) 実写レビュー

星景写真向きのフィルター Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) を試してみました。

 

Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) 本体①

 

星の写真を撮る際、ソフトフィルターがよく使われます。

 

ソフトフィルターを使う事で、星の光をにじませ、明るい星を大きく、暗い星を小さく表現する為です。

 

しかし、風景と一緒に撮る星景写真の場合、シャープに描写したい風景にもソフト効果が出てしまう、というデメリットがありました。

 

Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) 本体②

 

Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) は、星にかかるソフト効果を、星景写真で人気の プロソフトン(A) の半分にし、風景へのソフト効果を最小限に抑えているフィルターです。

 

風景を出来る限りシャープに描写し、それでいて星にもある程度のソフト効果を期待したい、そんなユーザー向けの製品となります。

 

実写レビュー

 
Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) 作例①
作例①
 

時節柄、暗い夜空を求めて遠出をするわけにもいかず、又、若干雲のある生憎のコンディションの中でのテスト撮影で、写真がいま一つですみません。

 

Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) は、星の光のにじみ方は控えめで、肉眼で見たリアルな感じに近いです。

 

その分、景色の部分の滲みは最小限なので、ソフト効果の少ないシャープなイメージに写ります。

 
Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) 作例①拡大-1
作例①拡大-1
 

作例①の木々の部分を拡大しました。

 

枝や葉の輪郭が細かく描写され、ソフトフィルターの存在はほとんど感じられません。

 

レンズの性能がそのまま出ている感じです。

 
Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) 作例①拡大-2
作例①拡大-2
 

同じく作例①の星の部分を拡大しました。

 

明るい星の周りには光のにじみが出て大きく、暗い星は小さく表現されていますが、拡大しないと、どちらも殆ど点として表現されるため肉眼に近い感じになります。

 

にじみの大きさが控えめなおかげで、賑やかな、印象的な星景写真というよりは、リアルに近い印象です。

 
Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) 作例②
作例②
 

条件があまり良く無くて、空が明るいという事が一番の理由だと思いますが、星景写真としてはちょっと物足りない感じです。

 

Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) の光のにじみ方は小さく、賑やかというよりは、リアルな感じを優先するユーザー向きだと思います。

 

脚色が少ない分、条件が良くなれば良くなるほど、感動が伝わる表現が可能になりそうです。

 
Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) 作例③
作例③
 

空を星空らしい青い色合いにしたくて、ホワイトバランスをタングステン光にして撮影しました。

 

街のある方角が明るくなってしまい、星の光が写らず残念です。

 

街灯があった為、手前に写った街路樹が明るく再現されました。拡大してシャープネスを見てみます。

 
Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) 作例③拡大
作例③拡大
 

いくらかソフトがかかっているのが分かりますが、コントラストの低下はわずかで、レンズの性能が十分に出ています。

 

やはり、Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) は、風景を重視した星景写真に威力を発揮しそうです。

 

今回使用したレンズは SONY (ソニー) FE 16-35mm F2.8 GM ですが、葉の一枚一枚まで克明に描写されていて見事です。

 
Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W) 作例④
作例④
 

風景を入れずに、星空だけを撮ってみました。

 

この日一番暗い方角に向けて撮ったので、多くの星が写りましたが、それでも光のにじみが小さく、賑やかとまではいきません。

 

PRO1D プロソフトン クリア(W) で、星空を賑やかにするには、地上の光の少ない高山など、相当な好条件が必要だと思います。

 

まとめ

かなりの好条件を必要とするフィルターだと感じました。

 

通常の撮影だと、どうしても星の光のにじみが足りなくて、物足りなさを感じてしまいます。

 

反面、一緒に写る風景の描写は、思った以上に損なわないので、例えば高山で山と星の両方をフレームインさせる星景写真など、風景部分の描写に重きを置いて、さらに暗い条件のいい星空なら、大きな威力を発揮しそうです。

 

これから夏場にかけて、高所での星景写真を撮り易い時期に入って来ます。

 

いつか使いこなして、リベンジしたいと思います。

 

ケンコー プロソフトンクリア

>>> Kenko(ケンコー)PRO1D プロソフトン クリア(W)


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