比較的リーズナブルで高性能な電子ジンバルFeiyuTech(フェイユーテック)のα1000、2000(私も買いました!)がマイナーチェンジしました。
主な変更点は、
1.カメラ取り付け部分の使い易さアップ
2.ユーザーがファームアップする事で耐荷重がアップ
の2点です・・・
って、めちゃめちゃ重要な部分が変わってるじゃないですか!!!!!
ジンバルへのカメラの固定・・・実は私も使っていて、気になっていた部分です。
カメラ取り付けが、ネジをきつく締めても甘く、気づくとカメラが斜めになっている事が多々ありました。又、不安定なジンバルにカメラを載せた状態でネジを締めなければならず、取り付けずらいという事もありました。
上記の2点、マイナーチェンジで解決しています。
先ず、取り付け方法は、カメラを専用のシュープレートに取り付け、プレートをジンバルに装着するタイプに変更されています。写真はa2000のカメラ取り付けプレートです。写真はa2000のシュープレート。ネジも力の入り易いタイプです。
又、重量のあるカメラが載る事が想定さる、a2000は(耐荷重2,000g(後述しますが、ファームアップで2,500g))、レンズのサポートアームが付いて、より安定した取り付けが可能となりました。
ユーザーがファームアップをする事で耐荷重が、
a1000は耐荷重 1,000g → 1,700g
a2000は耐荷重 2,000g → 2,500g
にアップします。どういう事ですか!ほとんど反則ですよ・・・
これは、PanasonicのGH5ユーザーには朗報なのではないでしょうか?動画に人気の広角レンズの組み合わせ、GH5:725g(バッテリー、カード1枚含む)+動画で人気のLEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm/F2.8-4.0 ASPH.(315g)=1,040g は微妙にa1000の耐荷重を上回ってしまうのです!
通常のミラーレス一眼なら、a1000で殆どのカメラが載りそうです。これは実質コストダウンになるので、非常に喜ばしい事ですね!
注意が必要なのは、1,700gの重量をシングルハンドルで支えるのは、かなり重くて腕が疲れます。一眼レフなら、耐荷重ではなく、ツーハンドルである、という理由でa2000を選択した方がいいかもしれません。
マイナーチェンジ前のユーザーとしては、正直言って悔しいです。明らかにマイナーチェンジ後の方が良くなっています。
有料でもいいので、旧モデルを新モデルにアップグレードする事が出来ないか聞いてみたのですが、現時点では予定は無いようです。
新モデルのa1000、2000は価格まで含めて、欠点が改善されさらに良くなりました。ジンバルならではの浮遊感のある映像を比較的リーズナブルに、手軽に撮れるフェイユーテックは入門用としてもおススメです!