SDカードとSSDメディアを使用して、収録・再生が実行できるプロ仕様の放送デッキ「HyperDeck Studio HD Pro」
HyperDeck Studioでは、放送品質のビデオファイルを直接SDカードおよびSSDメディアに収録できます。新しいデザインのHyperDeck Studioシリーズは、近代的なデザインで、より多くのコーデックに対応しており、静音設計の冷却システムを採用しています。全モデルは、H.264、Apple ProRes、DNxHDファイルのいずれかに、PCMまたはAACオーディオで収録できます。また、4KモデルはH.265ファイルにも対応。収録が終わったら、メディアをあらゆるコンピューターにマウントし、お気に入りのビデオソフトウェアでファイルを扱えます。個別収録においては、タイムコードとリファレンスジェネレーターも内蔵しているため、複数のユニットを同期可能。このようなパワフルな機能を多数搭載しているため、HyperDeck Studioは放送、ライブプロダクション、複数画面のデジタルサイネージに最適です。
エレガントなデザインのプロ仕様の放送デッキ
HyperDeck Studioレコーダーの新モデルは、完全に再設計され、数十種類の新機能を搭載。高位機種は、新しい放送スタイルのフロントパネルコントロールを搭載しており、リアパネルの接続の数が増えました。LCDスクリーンはライトモードとダークモードに対応しており、トランスポートコントロールボタンは、しっかりとした、使い心地の良いプロ仕様の設計。Proシリーズには、適度な抵抗の機械加工のサーチダイヤルが搭載されており、ソフトなゴム加工が施されているため使用感に優れています。また、サーチダイヤルは従来型の放送デッキのようなクラッチに対応しています。デュアル・メディアスロットを搭載しているため、収録を中断することなくカードを交換可能。高位機種は、フロントパネルにヘッドフォン接続とスピーカーも搭載しています。
4機種から選べるHyperDeck
HyperDeck Studioは4機種を展開しているため、あらゆるタイプの作業に対応できます。3G-SDIベースのHD Miniモデルは、H.264、ProRes、DNxHDファイルをSDカードに収録・再生でき、UHS-IIカードまたは外付けUSBディスクを使用する場合は1080p60までのSDおよびHDフォーマットをサポート。HD Plusモデルは、優れたトランスポートコントロール、フロントパネルヘッドフォンよびスピーカー、フィル&キー出力に対応した6G-SDI、SDIモニタリングを搭載しており、1080p60までのH.264、2160p30までのProResおよびDNxHDに対応。フルラック幅のHD Proモデルは、HD Plusモデルの機能に加え、2つのSSDスロット、およびクラッチ機能に対応した機械加工のサーチダイヤルを搭載しています。
Plusモデルの全機能に加え、SSDスロットおよびSDカードスロットをそれぞれ2つ搭載。クラッチに対応した機械加工のサーチダイヤル、SDIモニター出力、XLRタイムコード接続もサポート。
ライブプロダクション、放送、アーカイブに最適
<マスターレコーダー>
全モデルは、H.264、ProRes、DNxファイルの収録に対応しているので、放送マスターの収録に最適です。PCMまたはAACオーディオも使用でき、4KモデルではUltra HDファイルの収録時にH.265を使用可能。番組を放送局に送信したり、YouTubeにアップロードするために必要な機能がすべて搭載されています。
<個別収録>
全モデルはタイムコードとリファレンスジェネレーターをサポートしており、他のHyperDeckにループ出力可能。つまり、ラックに複数のHyperDeck Studioを設置して個別収録できるため、ライブイベント終了後にマルチカム編集が行えます。また、SDI出力にカメラを同期でき、SDI入力はフレーム同期します。
<デジタルサイネージ>
HyperDeck Studioの全モデルはHDMI出力を搭載しており、大画面テレビやプロジェクターに接続できるため、デジタルサイネージに最適。内蔵のシンクジェネレーターを使用すれば、複数のHyperDeckを組み合わせて、複数画面を用いた巨大なビデオウォールを作成できます。ファイルのアップロード用のFTPや、リモートコントロール用のプロトコルにも対応しています。
<放送アーカイブ>
HyperDeck Studioは、あらゆるSDおよびHDフォーマットに対応しているため、Digital Betacam、Betacam SP、1インチ、Uマチック、VHSなどの放送デッキから過去のテレビ番組をアーカイブするのに最適です。直接H.264に収録できるので、ストレージを最大限に活用可能。アナログデッキにはMini Converter Analog to SDIを追加するだけです。
全モデルは、H.264、ProRes、DNxファイルの収録に対応しているので、放送マスターの収録に最適です。PCMまたはAACオーディオも使用でき、4KモデルではUltra HDファイルの収録時にH.265を使用可能。番組を放送局に送信したり、YouTubeにアップロードするために必要な機能がすべて搭載されています。
<個別収録>
全モデルはタイムコードとリファレンスジェネレーターをサポートしており、他のHyperDeckにループ出力可能。つまり、ラックに複数のHyperDeck Studioを設置して個別収録できるため、ライブイベント終了後にマルチカム編集が行えます。また、SDI出力にカメラを同期でき、SDI入力はフレーム同期します。
<デジタルサイネージ>
HyperDeck Studioの全モデルはHDMI出力を搭載しており、大画面テレビやプロジェクターに接続できるため、デジタルサイネージに最適。内蔵のシンクジェネレーターを使用すれば、複数のHyperDeckを組み合わせて、複数画面を用いた巨大なビデオウォールを作成できます。ファイルのアップロード用のFTPや、リモートコントロール用のプロトコルにも対応しています。
<放送アーカイブ>
HyperDeck Studioは、あらゆるSDおよびHDフォーマットに対応しているため、Digital Betacam、Betacam SP、1インチ、Uマチック、VHSなどの放送デッキから過去のテレビ番組をアーカイブするのに最適です。直接H.264に収録できるので、ストレージを最大限に活用可能。アナログデッキにはMini Converter Analog to SDIを追加するだけです。
明るいカラーLCDステータス表示
HyperDeck Studioは、従来のデッキスタイルのトランスポートコントロールを採用。ジョグ、シャトル、スクロールを実行できるサーチダイヤルなどを搭載しています。コンパクトなLCDには、タイムコードおよびトランスポートの情報に加えて、収録・再生中のクリップのサムネイルがフルカラーで表示されます。さらに、各カードの収録状況、ビデオフォーマット、フレームレート情報、オーディオレベルも同じ画面に表示されます。LCDにはモニタリング用のビデオに加え、正確なオーディオレベルメーターが表示され、VUまたはPPMで切り替え可能。使い慣れたVTR式のコントロールと内蔵LCDスクリーンにより、HyperDeck Studioはすばやい操作が可能なだけでなく、操作方法も簡単に習得できます。
従来型の放送デッキコントロール
HyperDeck Studioは、従来型の放送コントロールパネルを搭載しているため、高速な操作が可能。収録ボタンを押すだけで、ファイルへのビデオ入力の収録を瞬時に開始します。また、メニューから収録ファイルフォーマットを変更可能。再生、巻き戻し、早送り、前のクリップまたは次のクリップへの移動を実行するトランスポートコントロールボタンを搭載しています。Proシリーズには、機械加工のサーチダイヤルが搭載されており、シャトル、ジョグ、スクロールが実行できるため、すばやくクリップを見つけられます。フロントパネルでボタンを押すと、背面のRS-422リモート出力にループされるので、複数のHyperDeckをコントロール可能。PlusおよびProシリーズは、フロントパネルにスピーカーとヘッドフォンソケットも搭載しているので、ライブでオーディオをモニタリングできます。
SDカード、UHS-IIカード、SSDに対応
HyperDeck Studioの全モデルは、一般的なSDカードおよびUHS-IIカードへの収録をサポートしているため、高額なカスタムメディアは必要ありません。Proシリーズは2つのSSDスロットも搭載しているため、2種類のメディアを使用可能。SDカードとSSDは小型で極めて低価格なので、放送メディアとして最適です。H.264で収録する場合、ファイルが非常に小さく収まるため、容量が小さな低価格のカードにも長時間の収録が可能。また、外付けUSBディスクにも収録できます。1TBのカードに、H.265では2160p60 Ultra HDで最長58時間、H.264では1080p59.94で最長157時間の収録が可能です。つまり、1枚の1TBのカードにHDで6日間以上、収録を続けられます。
デュアル・メディアスロットでノンストップ収録
HyperDeck Studioの全モデルはデュアル・メディアスロットを搭載しているため、継続的な収録が可能。収録中のカードがフルになると、自動的に次のカードに収録が継続されます。これは、長時間のライブイベントの収録に最適です。ホットスワップ可能なので、フルになったカードを空きカードに交換する間も別スロットで収録が継続されます。各スロットはステータスインジケーターを搭載しており、収録中は赤、再生中は緑に点灯するため、使用中のカードを簡単に確認可能。また、全モデルで長時間の収録を単一のファイルに収録できるため、簡単にファイルの送受信などが行えます。HyperDeck Studioは修理も簡単。各カードスロットは、個別のプリント基板を使用しているため、繰り返しの使用によりスロットが劣化した場合は交換できます。
外付けUSB-Cメディアディスクに収録
他の種類のメディアに収録する必要がある場合、USB-C拡張ポートに接続した外付けフラッシュディスクに収録が可能。USB-Cフラッシュディスクは、SDカードやSSDより物理的に大きいため、容量に制限がありません。また、編集に使用するディスクアレイにも収録できるため、ポストプロダクションを始めるにあたってファイルのコピーに時間を費やす必要はありません。ディスクをコンピューターにマウントするだけで、すぐに編集を開始できます。Blackmagic MultiDock 10Gは4つのSSDメディアスロットを搭載しているため、HyperDeck Studio MiniおよびPlusに接続することで、両モデルにSSDメディアに対する互換性を追加可能。内蔵LCDには、外付けディスクを管理するメニューも搭載されています。
人気のProRes、DNx、H.264、H.265ファイル
HyperDeckは、今日最も幅広く使用されているコーデックに対応。全モデルはDNxおよびProResをサポートしています。さらに、全モデルは、NTSC、PAL、720p、1080pおよび真の1080iインターレースフォーマットでの収録で、フル10-bitの4:2:2までのH.264に対応。4KモデルはUltra HDの収録時にH.265を使用できます。つまり、60:1から285:1の圧縮率を用いて、完全な放送品質で極めて小さなファイルに収録可能。オーディオは、非圧縮のPCM、またはYouTubeにファイルをアップロードする場合はAACから選択できます。全モデルは、exFATとHFS+ディスクフォーマットに対応しており、単一のファイルに長尺収録します。PlusおよびProシリーズは、フィル&キー再生用にProRes 4444もサポートしています。
1. DC電源入力
放送スタイル4ピン12V電源接続。
2. リモート入出力
RS-422デッキコントロール、複数のデッキへループ。
3. リファレンス入出力
複数のデッキを同期するためのシンクジェネレーターを内蔵。
4. HDMI入出力
カメラ、プロジェクター、テレビへの収録・再生。
5. AC電源入力
デュアル100~240V AC電源で完全な冗長性を確保。
6. 10Gイーサネット
リモートデッキコントロールおよび高速でのファイル転送に対応。
7. USB-C
外付けディスクやディスクアレイに収録。
8. SDIモニタリング出力
3G-SDIモニター出力、グラフィックオーバーレイに対応。
9. タイムコード入出力
内部ジェネレーターからのタイムコード接続。
10. 12G-SDIビデオ
2160p60までのProRes、DNx、H.264、H.265に対応。
放送スタイル4ピン12V電源接続。
2. リモート入出力
RS-422デッキコントロール、複数のデッキへループ。
3. リファレンス入出力
複数のデッキを同期するためのシンクジェネレーターを内蔵。
4. HDMI入出力
カメラ、プロジェクター、テレビへの収録・再生。
5. AC電源入力
デュアル100~240V AC電源で完全な冗長性を確保。
6. 10Gイーサネット
リモートデッキコントロールおよび高速でのファイル転送に対応。
7. USB-C
外付けディスクやディスクアレイに収録。
8. SDIモニタリング出力
3G-SDIモニター出力、グラフィックオーバーレイに対応。
9. タイムコード入出力
内部ジェネレーターからのタイムコード接続。
10. 12G-SDIビデオ
2160p60までのProRes、DNx、H.264、H.265に対応。
高度な放送インターフェース
HyperDeck Studioはモデルによって、様々なビデオおよびオーディオインターフェースを搭載しており、3G-SDI、6G-SDI、12G-SDIなど、必要に応じて機種を選択できます。全モデルは、テレビやプロジェクターへの接続用にHDMIを搭載。また、ProおよびPlusシリーズにはSDIモニタリング専用の出力も搭載されており、オンスクリーンステータスにも対応しています。ProおよびPlusシリーズは2つのSDI出力を搭載しているため、ProRes 4444ファイルを再生でき、ライブプロダクションスイッチャーでのキーイング用にフィルとキーを同時に出力可能。内蔵タイムコードとリファレンスジェネレーターの接続はループできるため、複数のユニットを同期させて個別収録を行えます。4Kモデルは10Gイーサネットを搭載しているため、ファイルをネットワークで高速にコピーできます。また、全モデルはAC電源とロック式DC電源も搭載。
3G-SDI、6G-SDI、12G-SDIモデルから選択可能
マルチレートSDIであるため、最も幅広く使用されているビデオフォーマットに対応しています。SDIおよびHDMI接続は自動的にビデオフォーマットを切り替えるので、モデルによってSD、HD、Ultra HDフォーマットを扱えます。SDフォーマットはNTSCとPAL、720p HDフォーマットは720p50および720p59.94p、1080iインターレースHDフォーマットは1080i50および1080i59.94、1080p HDフォーマットは1080p23.98、24、25、29.97、30、50、59.94、60pを含みます。また、1080 PsFフォーマットにも対応。4Kモデルでは、2160p60までのUltra HDフォーマットをサポートしています。さらに、4Kモデルは30pまでの2Kおよび4K DCIレートにも対応。HyperDeck Studioは、3G-SDIのHDビデオではLevel AおよびBもサポートしています。
放送アニメーション用のフィル&キー出力
HyperDeck Studio PlusおよびProシリーズは、ProRes 4444 HDファイルを2つの個別のSDIフィル&キー出力に再生できます。ProRes 4444ファイルのアルファチャンネルは、ライブプロダクションスイッチャーでリアルタイムでキーイングできるように、キーSDI出力に自動的に変換されるため、HyperDeck Studioを放送アニメーション用のグラフィッククリップの再生に使用できます。また、HyperDeck Studio 4K ProはUltra HDでフィル&キーの再生が可能。キーチャンネル出力付きのアニメートしたローワーサードタイトルやスティンガーを使用して、極めてクリーンな複数レイヤーのタイトルを実行できます。さらに、Blackmagic DesignのATEMシリーズなどのスイッチャーをHyperDeck Studioにイーサネットを介して接続すると、トランジションに同期した再生をトリガー可能。
ビデオソフトウェア接続用のUSBウェブカム出力
HyperDeck StudioはUSB接続を使用したウェブカム出力をサポートしているため、多様なコンピューターソフトウェアと互換性があります。外付けUSBディスクに収録していない場合、HyperDeckのUSBコネクターをコンピューターに直接接続すると、あらゆるビデオソフトウェアでライブビデオを扱うことが可能。HyperDeckは放送品質のビデオソースですが、コンピューターは一般的なウェブカメラであると認識します。つまり、あらゆるビデオソフトウェアと互換し、フル解像度の1080 HD品質が得られます。HyperDeck StudioのUSBウェブカム機能は、Zoom、Microsoft Teams、Skypeなどのあらゆるビデオソフトウェアで使用でき、Open BroadcasterやXSplit Broadcasterなどでライブ配信可能。
高度なHDRサポート&モニタリング用の3D LUT
高度なHDRフォーマットをサポートしているので、最新の劇場映画ワークフローにいつでも対応可能。すべてのHDRステータス情報はSDI接続にエンベッドされるため、ダウンストリーム機器はHDRファイルが再生されていることを検出できます。収録中、SDIおよびHDMI入力はHDRビデオフォーマットを自動的に検出し、ファイルに適切なHDR情報をタグ付けします。PQおよびHLGフォーマットの静的メタデータは、ST2084規格に基づいて扱われます。LCDの色域は今まで以上に広いため、Rec.2020およびRec.709のカラースペース両方を扱うことが可能。HyperDeck Studio PlusおよびProシリーズでは、3D LUTをモニタリング出力にロードできるため、ルックを追加したり、フィルムガンマをビデオガンマに変換できます。
プロ仕様のマルチチャンネルSDIオーディオ
HyperDeck Studioは、プロ仕様のマルチチャンネルSDIオーディオに対応しており、最大16チャンネルを収録可能。SDI入力から収録している場合、メニューでオーディオのチャンネル数をリアルタイムで2ch、4ch、8ch、16chから選択できます。SDIモニタリングステータス・オーバーレイはオーディオメーターを表示でき、有効にしたチャンネル数を同時に表示するので、選択に応じて2ch、4ch、8ch、16chのメーターを確認できます。オーディオメーターは正確な挙動を使用するように設計されており、LCDメニューでVUまたはPPMメーターに切り替え可能。HyperDeck Studioは単なるビデオレコーダーではありません。高品質のサウンドにも対応しています。
超高速のネットワークファイル転送
HyperDeckの全モデルは、シンプルなFTPクライアントソフトウェアを使用して、リモートでメディアファイルをアップロードできます。HyperDeck Studio 4K Proは10Gイーサネットを内蔵しているため、超高速のファイル転送が可能。これは、SDカードやSSDメディアディスクより高速です。リモートデッキコントロールには、全モデルで簡単に習得できるテキストベースのプロトコルを使用しているので、Telnetなどのシンプルなターミナルアプリを使用して、コントロールコマンドをテスト可能。HyperDeckにログインして「play」または「record」と打ち込むだけで、コマンドを実行できます。至って簡単です。大型のUSB-Cディスクアレイに接続したHyperDeckに、コントロールプロトコルとファイル転送を組み合わせると、インジェスト、メディア管理、再生用の優れた放送サーバーとなります。
従来型のRS-422放送デッキコントロール
RS-422は、1980年代初期から放送デッキで最も幅広く使用されているコントロール用インターフェースです。Sonyにより開発されたRS-422は、ほぼ全ての放送機器に使用されていると言っても過言ではありません。HyperDeck Studioは幅広い種類のプロトコルに対応しており、放送システムに直接接続できます。また、ディスクレコーダーの管理用にAdvanced Media Protocolのコマンドもサポート。RS-422コントロールソリューションを構築する際に、30/60pでID 0xF0E0、25/50pで0xF1E0、24pで0xF2E0と表示されるため、HyperDeck Studioに接続されていることが確認できます。サポートしているリモートコマンドの詳細はマニュアルに記載されており、弊社ウェブサイトのサポートページにてダウンロード可能。
内蔵タイムコード&シンクジェネレーター
全モデルにタイムコードとシンクジェネレーターが内蔵されているため、複数のユニットを使用して、デジタルサイネージやマルチチャンネルの収録が行えます。各HyperDeckは、内部の同期およびタイムコードジェネレーターに直結した、リファレンスおよびタイムコード専用の出力を搭載。ジェネレーターは、入力にリファレンスまたはタイムコードが接続されない限り”フリーラン”で機能します。これらが接続されると、ジェネレーターは自動的にロックします。つまり、HyperDeck間でループして、複数のレコーダーを完璧にタイミングが合った状態で使用できます。
パワフルなBlackmagic OSを搭載
Blackmagic OSは、高性能の映画・放送機器用に設計されており、HyperDeck Studioの全機能を管理します。瞬時に電源をオンできるのはBlackmagic OSだけです。また、ビデオ、タイムコード、オーディオメーターに対応したLCD、オーバーレイ付きのモニタリング、メニュー、高速ネットワーク、複数ディスクメディア管理、3D LUT、複数言語に対応しています。オンスクリーンLCDメニューは、HyperDeck Studioをカスタマイズできる設定を搭載しており、新たにライトモードとダークモードもサポートしました。Blackmagic OSは世界レベルのネットワーク性能を誇り、HyperDeck Studio 4K Proでは10Gイーサネット接続を介して、1.2ギガバイト/秒のデータ転送速度に対応しています。
13ヶ国語のユーザーインターフェース
HyperDeck Studioは複数の言語に対応しているため、辞書を片手に操作する必要はありません。対応言語は、日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、イタリア語、ポルトガル語、トルコ語、ポーランド語、ウクライナ語です。初めてHyperDeck Studioを起動すると、言語選択のメニューが表示されます。また、LCDメニューでいつでも他の言語に変更可能。言語が選択されると、LCDメニューに加え、SDIモニタリング出力のオーバーレイも選択された言語に変わります。HyperDeck Studioは世界各地での仕事に対応できるレコーダーです。
あらゆるビデオソフトウェアと配信サイトを使用可能
HyperDeck Studioは、事実上ほぼすべてのポストプロダクションソフトウェアと互換性を持つファイルで収録します。また、H.264で収録する場合、HyperDeck StudioからYouTube、Facebook、Vimeo、Twitterなどの配信サービスにファイルを直接アップロード可能。さらに、HyperDeckはポストプロダクションで使用するのと同じフォーマットを使うため、DaVinci Resolve、Apple Final Cut Pro、Adobe Premiere Pro、Avid Media Composerなどの人気の編集ソフトウェアを使用できます。FusionやAdobe After EffectsなどのVFXソフトウェアも使用可能。HyperDeckはコンピューターでフォーマットされたディスクに収録するため、あらゆるコンピューターにディスクをマウントするだけで、トランスコードやファイルの変換を実行せずに編集を始められます。
オンエアを途切れさせない冗長性
プロレベルの放送では、信頼性を高めるために冗長性が必要です。HyperDeck Studioには、オンエアを途切れさせないための冗長性があります。全モデルにデュアル・メディアスロットが搭載されており、Proシリーズでは4つのメディアスロットに対応しているため、スロットの一つに不具合が生じてもオンエア状態を維持できます。さらに、HyperDeck Studio HD Miniでは、完全に独立した3台のレコーダーを1Uラックに設置でき、HyperDeck Studio HD Plusは2台を1Uラックに設置可能。HyperDeckの全モデルはAC電源およびロック式DC電源を備えているため、外付けバッテリーパックをDCコネクターで接続すれば、電源にも冗長性が得られます。
ポータブル使用&ラックマウント対応
持ち運び可能な放送ソリューションが必要な場合、1/3Uラック(約13cm)幅のコンパクトなデザインに、多数の機能を搭載しているHyperDeck Studio HD Miniが最適。1Uラックに3台のレコーダーを設置できます。オプションのTeranex Mini Rack Shelfを使用すると、3台並べてマウントし、標準の機材ラックにボルト留めできます。あるいは、HyperDeck Studio MiniをTeranex Mini - Analog to SDI 12Gなどの他のモジュールと組み合わせれば、同じラック内で入力をアナログからSDIに変換できるのでアーカイブ作業に最適。HyperDeck Studio HD Miniは、ラックマウントせずに単独でデスクトップで使用する場合にも優れたデザインです。
スイッチャー、ディスクドック、カメラと互換
HyperDeckは、スイッチャー、カメラ、配信ソリューションなど、多数のBlackmagic Design製品と使用可能。MiniおよびPlusにはSSDスロットが搭載されていないため、Blackmagic MultiDock 10Gを追加することで標準のSSDを使用でき、HyperDeckの他機種からのメディアと互換性が得られます。HyperDeck Studioはすべてのディスクを管理し、自動的にMultiDockのディスクに収録します。MultiDockをHyperDeck Studio Proと使用すれば、SSDを追加できるため、さらに長時間の収録に対応可能。HyperDeck StudioはATEMスイッチャーと使用するとマスタリングレコーダーとして機能します。また、フィル&キー付きのクリップ再生機として使用したり、個別収録用にスイッチャーの入力をループするのにも最適。
仕様
- 接続
- SDIビデオ入力
- 1
- SDIビデオ出力
- 2
- SDIモニタリング出力
- 1
- SDIレート
- 270Mb、1.5G、3G、6G
- HDMI2.0ビデオ入力
- 1
- HDMI2.0ビデオ出力
- 1
- 内蔵スピーカー
- モノ
- オーディオ出力
- 6.35mmヘッドフォンジャック x1
- スクリーン
- 2.2インチLCD
- タイムコード接続
- XLR入力 x1、XLR出力 x1
- リファレンス接続
- BNC入力 x1、BNC出力 x1、3値シンクまたはブラックバースト
- SDIオーディオ入力
- 16chのエンベデッドオーディオ
- SDIオーディオ出力
- 16chのエンベデッドオーディオ
- HDMIオーディオ入力
- 8chのエンベデッドオーディオ
- HDMIオーディオ出力
- 8chのエンベデッドオーディオ
- リモートコントロール
- RS-422入力 x1、RS-422出力 x1
- レコーダーコンフィギュレーション
- ユーザーインターフェースまたはBlackmagic HyperDeck Ethernet Protocol経由
- イーサネット
- 1Gb/s
- コンピューターインターフェース
- USBタイプC 3.1 Gen 2 x1(最大10Gb/s)外付けドライブ収録、ウェブカム出力、ソフトウェア設定およびアップデート用
- フォーマット
- SDビデオフォーマット
- 525i59.94 NTSC、625i50 PAL
- HDビデオフォーマット
- 720p50、720p59.94、720p60 1080i50、1080i59.94、1080i60 1080p23.98、1080p24、1080p25、 1080p29.97、1080p30、1080p50、 1080p59.94、1080p60 1080PsF23.98、1080PsF24、 1080PsF25、1080PsF29.97、 1080PsF30
- 2K DCIビデオフォーマット
- 2Kp23.98 DCI、2Kp24 DCI、 2Kp25 DCI、 2Kp29.97 DCI、2Kp30 DCI
- Ultra HDビデオフォーマット
- 2160p23.98、2160p24、2160p25、 2160p29.97、2160p30
- 4K DCIビデオフォーマット
- 4Kp23.98 DCI、4Kp24 DCI、4Kp25 DCI、4Kp29.97 DCI、4Kp30 DCI
- SDI規格
- SMPTE 259M、SMPTE 292M、SMPTE 296M、SMPTE 372M、SMPTE 424M、SMPTE 425M level AおよびB、 SMPTE 2081-1、SMPTE 2081-10、 SMPTE 2084、SMPTE 2108-1
- 対応SDIメタデータ
- HD RP188、クローズドキャプション CEA-708。SDIでサポートしているHDR メタデータ
- 対応HDMIフォーマット
- 525i59.94 NTSC、625i50 PAL、 720p50、720p59.94、720p60、 1080i50、1080i59.94、1080i60、 1080p23.98、1080p24、1080p25、 1080p29.97、1080p30、1080p50、 1080p59.94、1080p60、 2Kp23.98 DCI、2Kp24 DCI、 2Kp25 DCI、2Kp29.97 DCI、 2Kp30 DCI、 2160p23.98、2160p24、2160p25、 2160p29.97、 2160p30、 4Kp23.98 DCI、4Kp24 DCI、 4Kp25 DCI、4Kp29.97 DCI、 4Kp30 DCI
- オーディオサンプリング
- テレビ標準サンプルレート(48 kHz/ 24-bit)
- ビデオサンプリング
- 4:2:2 YUV
- 色精度
- 10-bit
- カラースペース
- REC 601、REC 709、REC 2020。33ポ イントの3D LUTをSDIモニター出力に 適用可能
- HDRサポート
- Hybrid Log-Gamma、ST2084 300、 ST2084 500、ST2084 800、ST2084 1000、ST2084 2000、ST2084 4000、 ST2084
- 対応マルチレート
- SD、HD、6G-SDIの自動検出
- コピー防止
- 著作権で保護されたHDMIソースからの キャプチャーはできません。コンテン ツをキャプチャー・配信する前に、著 作権の所有を確認してください。
- メディア
- メディア
- 2.5インチディスクスロット x2
SDカードスロット x2
USB-C 3.0拡張ポート x1 (SD、HD、2K DCI、Ultra HD、4K DCIでの外部収録用) - メディアの種類
- SATA-IIまたはSATA-III 2.5インチ・ソリッドステートドライブ。UHS-IおよびUHS-II SDカード
- メディアのフォーマット
- exFAT(Windows/Mac)または HFS+(Mac)にフォーマット可能
- コントロール
- 内蔵コントロールパネル
- トランスポートおよびデバイスコント ロール用のボタン x16、電子クラッチ 付きのサーチダイヤル、2.2インチカラ ーディスプレイ
- 外部コントロール
- RS-422デッキコントロール、SDI開始/ 停止、タイムコードトリガー。 Blackmagic HyperDeck Ethernet Protocolを含む。リモートFTPファイル アップロードに対応
- 対応コーデック
- ProRes HQ QuickTime、ProRes 422 QuickTime、ProRes LT QuickTime、ProRes Proxy QuickTime(2160p30までのあらゆるフ ォーマット)。再生のみでProRes 4444 QuickTime(1080p60まで)、SDI AおよびB出力を介してフィル&キーを自動でルーティ ング。DNxHD 220x、DNxHD 220x MXF、DNxHD 145、DNxHD 145 MXF、DNxHD 45、DNxHD 45 MXFで720pおよび1080p HD フォーマット(60fpsまで)。DNxHR HQX、DNxHR HQX MXF、DNxHR SQ、DNxHR SQ MXF、DNxHR LB、DNxHR LB MXFで 2K DCIおよび2160pフォーマット(30fpsまで)。H.264 SDI 4:2:2 10-bit、H.264 High 4:2:0 8-bit、H.264 Medium 4:2:0 8-bit、 H.264 Low 4:2:0 8-bitであらゆるプログレッシブフォーマット(1080p60まで)。
- ソフトウェア
- 同梱ソフトウェア
- Blackmagic OS
Blackmagic HyperDeck Setup
内部ソフトウェアアップグレード システム起動時、またはUSBポートを介してBlackmagic HyperDeck Setup経由。
- オペレーティングシステム
- Mac 10.15 Catalina、Mac 11.1 Big Sur あるいはそれ以降のバージョン
Windows 10(64-bit) - ディスプレイ
- ビデオ、オーディオ、タイムコードモニタリングおよびメニュー設定用の2.2インチLCDを内蔵。
SSDメディアスロットを囲むLEDインジケーターライト、SDメディアスロット上部のLEDインジケーターライト - 電源条件
- 電源
- 内蔵100-240V AC(50/60Hz) x2
4ピンXLR 12V DC入力 x1(外部電源およびバッテリー用) - 使用電力
- 100W(最大)
- オプションのアクセサリ
- HyperDeck Extreme Control
- インストール
- 高さ:1Uラック
- サイズ
- 482mm(W)×44.2(H)×236.4(D)
- 重量
- 2.11kg
- 作動環境
- 作動温度
- 0°~40°C(32°~104°F)
- 保管温度
- -20°~60°C(-4°~140°F)
- 相対湿度
- 0%~90%(結露なし)
- 保証
- 12ヶ月限定メーカー保証
中古商品の状態表記について
- ランク表記
- 状態説明
- 新品同様品(A)
- キズや塗装落ちが目立たちにくい、使用頻度の少ない美品です。
- 美品(AB+)
- わずかにキズや塗装落ちのある、使用頻度の少ない良品です。
- 良品(AB)
- キズや塗装落ちがある標準的な良品です。
- 並品(AB-)
- キズや塗装落ちの目立つ通常に使用された並品です。
- 傷み/難有り品(B)
- かなりの使用感があり使い込まれた老朽品です。
- 現状品(B-)
- 使用する上で不便さを感じる部分的故障品です。
- コレクション
- ほとんど機能しません、分解・部品取り用です。
当社の中古6ヶ月保証の対象外となります。
ご購入金額の合計(送料を除く)が税込11,000円未満となる場合の下取交換につきましては、買取金額アップの適用は一律で10%となります。
15%の適用とはなりませんのでご注意ください。
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