バリアブルNDXII 82mm (可変式NDフィルター)

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新開発の偏光膜により忠実な色再現を実現。さらに進化した究極の可変式NDフィルター
バリアブルNDXIIは、前枠を回転することで減光量を調整できる可変式NDフィルターです(ND2.5~ND450相当 ※1)。一眼動画撮影で露出オーバーを防ぐのに欠かせないフィルターで、静止画でのスローシャッター撮影にもお使いいただけます。

2011年に発売した「バリアブルNDX」は可変式NDフィルターの中でトップクラスの性能の製品ですが、「バリアブルNDXII」はそれをさらに進化させました。新開発の偏光膜採用により色のニュートラル性をアップし、新たに着脱可能なレバーを採用しました。また回転枠の可動範囲を90°とすることで操作性を高めました。そして性能アップしながらも、価格は従来品よりお求めやすい価格に設定いたしました。

※1 濃度をMAXに近づけた時に映像にX状のムラを生じることがあります。使用するレンズの焦点距離が短いほどこの現象は起こりやすくなります。

色カブリせずに減光できる。

可変式NDフィルターはPLフィルターを2枚重ねたような構造により濃度を変える仕組みのフィルターです。従来のバリアブルNDXはフィルター無しと比べるとわずかに黄色みがかっていました。「バリアブルNDXII」は新開発の偏光膜採用によりニュートラルな色味を実現した究極の可変式NDフィルターです。

可動範囲90°、着脱可能なレバー付き。

動画撮影で便利なレバーが付属します。また回転枠の可動範囲を濃度の最小(min)から最大(MAX)までの90°とすることでスムーズな撮影を可能にしました。レバーは必要に応じて着脱できます。レバーをつける位置を2か所設けており、ご自身の操作しやすい位置にセットできます。レバーは予備を含め2つ付属します。

可変式NDフィルターのメリット(撮影時の手間を解消)

通常のNDフィルターは撮影シーンに応じてND4やND8などをつけかえる必要があります。可変式NDフィルターは前枠を回転させるだけで、自在に減光量を調整することができます。また濃いNDフィルターを使う場合、構図決定やピント合わせのたびにフィルターの付け外しを行う必要がありました。 しかし可変式NDフィルターは最も明るい状態で構図決定・ピント合わせをし、そのまま前枠を回転させて任意の濃度にセットできるので、フィルターの付け外しの手間がありません。

偏光効果を起こさない設計

バリアブルNDXIIは独自の設計により、ND濃度を変えた時の色調のズレを極力抑えています。 PLフィルターを2枚重ねてセットすると減光効果を得られることは以前から知られています。この仕組み上、通常のNDと比べて解像度の低下や色味の変化が発生し、市販されている可変式NDフィルターでは解像力が低下したり色ムラが発生するものがあります。 しかしケンコーのバリアブルNDXIIは、同様の原理を応用しながらも独自の設計により色調のズレを極力おさえています。また偏光膜を使用しながらもPLフィルターのような反射除去効果はなく、減光効果のみ得ることができます。

使用上のご注意

ND効果をMAXに近づけた時に映像にX状のムラを生じたり、青みがかったりする場合がありますので、濃度調整にはご注意ください。焦点距離が短いほどムラは出やすくなります。「使用可能な濃度範囲の目安」をご確認ください。
正しい明るさに表現するために露出補正が必要な場合があります。
枠の表記は目安です。構造上min及びMAXの位置とフィルター効果にわずかな誤差を生じることがあります。またminとMAXの中間にある点は絞り段数を表すものではございません。減光量はカメラに表示される露出の値をご確認ください。可変式NDフィルターはmin側の減光量の変化は緩やかで、MAX付近で急激に減光量が落ちます。
一眼レフでスローシャッター撮影する場合、ファインダーからの逆入射光の影響が生じます。アイピースシャッターなどによりファインダーの遮光を行なってください。
本製品には偏光膜を採用しています。偏光膜は熱および紫外線により劣化する性質があります。7年程度をめどに買い換えをお勧めいたします。
ガラス4枚を使用する構造上、通常のフィルター枠より厚い枠となっております。目安として28mm以下の焦点距離ではケラレが発生する場合がございます。
偏光膜を使用していますが、PLフィルターの効果はありません。
太陽撮影には適してません。
フィルターサイズは77mmと82mmの2サイズのみです。その他サイズのレンズでは、ステップアップリングを併用してください。

一眼動画撮影の必需品

動画撮影の場合、フレームレート(fps)によって適正なシャッタースピードが決まっています。通常はフレームレートの2倍までが適正です。
【例】
60fpsの場合、適正シャッタースピードは1/125s
30fpsの場合、適正シャッタースピードは1/60s
シャッタースピードが速すぎると、動画として見た時に、動きがつながらずパラパラした不自然な動画に見えてしまいます。そこで、NDフィルターを使用してシャッタースピードを適正な値に設定すれば自然で滑らかな映像を撮ることができます。特に背景をぼかすために明るい絞り値で撮影する時には欠かせません。

絞りを開けた撮影時の白飛びを防ぐ

晴天時にF1.4やF1.2といった大口径レンズで絞りを開けて撮影すると、シャッタースピードを1/8000秒にしても白飛びしてしまう場合があります。そんな時バリアブルNDXIIで減光すれば、白飛びを防ぐことができます。

静止画でのスローシャッター撮影に

NDフィルターがない場合、シャッタースピードを遅くするためには最小絞り近くまで絞り込み、その結果画質低下を引き起こしてしまいます。バリアブルNDXIIを使用すれば、レンズの解像度を保つ絞り値の状態でスローシャッターを実現します。水流や人、車など動く被写体のブレを活かした表現が可能になります。

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