AtomHDRエンジンは、一般的なカメラやゲームコンソールからのLog/PQ/HLG入力を、SUMO19Mの高画質パネルに完全にマッピングするだけでなく、10stop以上のダイナミックレンジにリアルタイムで調整を行うことができます。
さらにHDR映像をHDMIまたはSDIからHDまたは4Kで、Rec709/HLG/PQで他のデバイスに出力します。
カメラのセンサーから最高のイメージを得るためにはLogで撮影する必要があります。
そしてAtomHDRエンジンだけが、Logでの撮影とリアルタイムでの露出確認を簡単に実現することができます。
これにより、すべてのカメラのHDRの潜在能力を引き出すことができます。
SUMO19Mは、スタジオ内での709/HLG/PQによるSDR/HDRに対応した編集とグレーディングのための確認用モニタとしても最適です。

今日の映像製作現場では、カメラやプロダクションに関係なく優れたSDRや心を感動させるHDRをクライアントに提供できる事を要求されます。
カメラのセンサーを介してLogで記録された映像は、AtomHDRを使用することで映像製作において広いラチチュードと自由度を得ることができますので、ノイズのない美しいSDR画像と高いダイナミックレンジを持つHDR画像を得ることができます。

SUMO19MはHDRやSDR、4K 60pやHD 240p、12G-SDIやHDMI2.0などに対応したモニタリングのための製品です。
SUMOから録画機能が削除されただけの製品ではなく、ボタンベースのモニターをエミュレートするようにユーザーインターフェイスが再設計されています。
すべての精密スコープ機能は、スクリーンにオーバーレイ表示されているボタンからスマートフォンを操作するように簡単にアクセスすることができるようになっています。

SUMO19Mは、HDMIまたは2系統の12/6/3G-SDIによって最大4K60pまたはHD 240pに対応しています。
それだけでなく、専用の入力切替ボタンが新しく設計されたユーザーインターフェイス上に用意されています。
これにより、ソースのA/B比較を行ったり、HDMIやSDIの出力を選択した入力ソースに割り振って切り替えるスイッチャーとしての機能も備えています。

非常に明るい1200nitのディスプレイは、昼間の屋外でも正確にモニタリングすることができます。
また、広い視野角により、たくさんの人が一度に映像を確認することができる他、X-Rite社のi1DisplayProを使用してキャリブレーションを行うことで、HDRやRec790の正確なモニタリングを実現しています。

SUMO19MのスロットにHDD/SSDを装着することで、無制限の数のカスタムLUTをメディアからロードすることができます。
カメラ用のお気に入りのLUTを作成したり、製作チームでの撮影素材の一貫性を持たせるのに役立ちます。
また、製作物を確認するすべての人たちは全く同じ映像を見ることが可能です。