卓上での使用を意図して設定されているので、片手でフロントパネルを操作可能。適度に傾斜しているため、サーチダイヤルを使用する際に手首に負担がかかりにくく、コントロールボタンは指先に配置。ATEM Mini Extremeと同じ高さと傾斜角度であるため、組み合わせて使用する際に完璧にマッチ。機械加工のサーチダイヤルは、回転に慣性が働き、使用感に優れたソフトなゴム加工が施されているため、これは、多数のメディアを検索する際に最適。従来型の放送デッキと同様のボタンも搭載。リアパネルには、ビデオ、電源、ネットワーク、コントロール接続を搭載。

H.264、ProRes、DNxファイルに対応、真の放送マスターを収録可能。オーディオをPCMかAACから選択することも可能。ATEM Miniスイッチャーと共に使用する際の高品質のマスタリング、番組を放送局に送信したり、YouTubeにアップロードするために必要な機能をすべて搭載。

大型のサーチダイヤルを搭載しているので、クリップライブラリを簡単に閲覧可能。前クリップに戻るためのボタンを使用すると、クリップの頭出しを実行。CLIPボタンを押すと、現在のクリップの最後で再生を停止。ATEMスイッチャーでは、イーサネットを介してHyperDeck Shuttleをリモートコントロール。

高速に使用できるコントロールパネルを搭載。また、ボタンは従来型の放送デッキと似ています。収録ボタンを押すだけで、ファイルへのビデオ入力の収録を瞬時に開始。収録メニューで設定したファイルフォーマットで収録。再生、頭出し、次クリップへの移動を実行できるボタンも搭載。ボタンはBlackmagic Design独自のカスタムデザインで、極めて高品質。機械加工のサーチダイヤルでは、シャトル、ジョグ、スクロールが実行できるため、すばやくクリップを見つることが可能。デッキコントロール機能はすべて、イーサネットネットワークを使用して、遠隔からトリガー可能。

一般的なSDカードおよびUHS-IIカードへの収録をサポート。SDカードは小型で極めて低価格なので、放送メディアとして最適。また、外付けUSBディスクにも収録でき、USBハブやBlackmagic MultiDockでUSBディスクを使用している場合、複数のディスクに収録、ノンストップ収録が可能。H.264で収録する場合、ファイルが非常に小さく収まるため、容量が小さな低価格のカードにも長時間の収録が可能。1TBのカードに1080p59.94のH.264を最長157時間収録。1枚の1TBのカードにHDで6日間以上、収録を継続可能。

他の種類のメディアに収録する必要がある場合、USB-C拡張ポートに接続した外付けフラッシュディスクに収録が可能。編集に使用するディスクアレイにも収録できるため、ポストプロダクションを始めるにあたってファイルのコピーに時間を費やす必要はありません。ディスクをコンピューターにマウントするだけで、すぐに編集を開始。Blackmagic MultiDock 10Gは4つのSSDメディアスロットを搭載、HyperDeck Shuttleに接続することで、SSDメディアに対する互換性を追加可能。設定メニューには、外付けディスクを管理するオプションも搭載。

今日最も幅広く使用されているコーデックに対応。放送品質のDNxおよびProResファイルフォーマット、NTSC、PAL、720p、1080p、さらには真のインターレースフォーマットである1080iでの収録には、容量の小さなH.264を使用可能。60:1から285:1の圧縮率を用いて、完全な放送品質で極めて小さなファイルに収録可能。オーディオは、非圧縮のPCM、またはYouTubeにファイルをアップロードする場合はAACから選択。WindowsのexFAT、MacのHFS+両方のディスクフォーマット形式に対応、いずれのプラットフォームでもディスクをマウント・読み取り。単一のビデオファイルに長尺のイベントの収録も対応。

パワフルなインターフェースを搭載。HDMI入力はカメラやATEM Miniなどのスイッチャーに接続でき、HDMI出力はプレゼン用にモニターに接続したり、長尺のメディアプレーヤーとしてATEM Miniスイッチャーに接続するために使用可能。HyperDeck ShuttleからCM、プロモーションビデオ、ミュージックビデオをATEM Miniで再生可能。リアパネルには12V DC電源入力が搭載されており、電源が同梱。1Gイーサネットのインターフェースでは、コントロールおよび遠隔でのファイルのアップロードが可能。USB-C拡張ポートは、大容量の外付けディスクへの収録、ソフトウェアアップデート、ウェブカメラの出力として使用可能。SDカードスロットは、SDカードとUHS-IIカードの両方に対応。

HDMI入出力内蔵。民生用カメラ、モニター、テレビ、ビデオプロジェクター、ATEM Miniスイッチャーも接続。HDMIインターフェースは、自動的にビデオフォーマットを切り替えるため、SDとHD機器の両方に対応可能。SDフォーマットはNTSCとPAL、720p HDフォーマットは720p50および720p59.94、1080iインターレースHDフォーマットは1080i50および1080i59.94、1080p HDフォーマットは1080p23.98、24、25、29.97、30、50、59.94、60pを含みます。また、1080 PsFフォーマットにも対応。

内蔵テレプロンプター

大型のサーチダイヤルを搭載、テレプロンプターとしても使用可能。収録メニューでテレプロンプターに切り替えるだけで、標準のRTFテキストファイルを台本として読み込み。台本は、TextEditなどのテキストエディターで作成。複数の台本を切り替えるには、前/次クリップボタンを使用。JOGとSCRボタンを両方同時に押すと、従来型のテレプロンプターのように台本をライブでスクロール可能。サイズ、色、書体や配置などもRTFファイルから読み取ることが可能。台本は標準の12ポイントで作成でき、HyperDeckがプロンプターのディスプレイに合わせて自動的にサイズを調整。

ネットワークファイル転送

シンプルなFTPクライアントソフトウェアを使用して、リモートでメディアファイルをアップロード可能。1Gイーサネットを内蔵しているため、高速のファイル転送が可能。リモートデッキコントロールには、全モデルで簡単に習得できるテキストベースのプロトコルを使用、Telnetなどのシンプルなターミナルアプリを使用して、コントロールコマンドをテスト可能。HyperDeckにログインして「play」または「record」と打ち込むだけで、コマンドを実行でき、非常にシンプル。大型のUSB-Cディスクアレイに接続したHyperDeckに、コントロールプロトコルとファイル転送を組み合わせると、インジェスト、メディア管理、再生用の優れた放送サーバーに。

Blackmagic OSによる制御

高性能の映画・放送機器用に設計、HyperDeck Shuttleの全機能を管理。瞬時に電源をオンできるのはBlackmagic OSだけ。ビデオ収録、タイムコード、メニューオーバーレイ、高速ネットワーク、複数ディスクメディア管理、複数言語に対応。メニューはビデオ出力にオーバーレイされ、HyperDeck Shuttle HDをカスタマイズできる設定が搭載。メニューはライトモードまたはダークモードに変更可能。Blackmagic OSでは世界屈指のネットワークパフォーマンスが得られるため、HyperDeck Shuttle HDは、1Gイーサネット接続を使用して、高速のネットワーク転送を実行。

13ヶ国語のユーザーインターフェース

複数の言語に対応。対応言語は、日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、イタリア語、ポルトガル語、トルコ語、ポーランド語、ウクライナ語。初めてHyperDeck Shuttle HDを起動すると、言語選択のメニューが表示。いつでも他の言語に変更可能。言語が選択されると、ビデオモニタリング出力にオーバーレイされたメニューが選択した言語に切り変わり、世界各地での仕事に対応。

あらゆるビデオソフトウェアと配信サイトを使用可能

事実上ほぼすべてのポストプロダクションソフトウェアと互換性を持つファイルで収録。H.264で収録する場合、HyperDeck ShuttleからYouTube、Facebook、Vimeo、Twitterなどの配信サービスにファイルを直接アップロード可能。ポストプロダクションで使用するのと同じフォーマットを使うため、DaVinci Resolve、Apple Final Cut Pro、Adobe Premiere Pro、Avid Media Composerなどの人気の編集ソフトウェア、FusionやAdobe After EffectsなどのVFXソフトウェアも使用可能。コンピューターでフォーマットされたディスクに収録するため、あらゆるコンピューターにディスクをマウントするだけで、ファイルをコピーせずに編集を開始。

スイッチャー、ディスクドック、カメラと互換

スイッチャー、カメラ、配信ソリューションなど、多数のBlackmagic Design製品と使用可能。HyperDeck ShuttleにはSSDスロットが搭載されていないため、Blackmagic MultiDock 10Gを追加することで標準のSSDを使用でき、HyperDeckの他機種からのメディアと互換。複数のディスクを管理。多数の収録フォーマットに対応し、ATEMスイッチャーと併せてマスタリングレコーダーとして、事前に収録したクリップをライブプロダクションに追加するためのクリッププレーヤーとしても最適。ソフトウェアで再生ファイルをレンダリングする際は、ProResまたはDNx、あるいはH.264 Main Profileを使用。