スマートフォンで気軽に動画を撮影できるようになり、また次世代移動通信システム5Gにより今後ますますネットへの動画の投稿が増えていくことが予想されます。これに伴い一眼レフ・ミラーレスカメラも動画撮影機能が向上し、ワンランク上の映像制作を可能としています。特に4”x4”のWSND-ESは、主に一眼レフ・ミラーレスカメラで動画を撮影するユーザーを対象として開発されました。

動画撮影では静止画のときとは異なる観点からシャッタースピードを調整する必要があります。静止画では画像がブレないためにシャッタースピードを早くしますが、動画では人間の目に合うように自然なブレとなるシャッタースピードを設定します。一般的には最大でフレームレートの2倍までが適正とされています。そのため、最適なシャッタースピードで撮影するためには、NDフィルターがかかせません。

丸型のスクリューインタイプの可変ND（バリアブルND）フィルターは、1枚で低濃度から高濃度まで幅広い範囲の減光を可能にする非常に便利なフィルターです。
しかしながら複数のレンズを使い分けたり、フィルターネジが無い広角レンズを使用するなど、多彩なレンズバリエーションが必要とされる撮影下では、マットボックスを使用したフィルターワークが求められます。

1枚のガラス表面へのコートでありながら耐スクラッチ性能を大幅に向上しました。

可視光から近赤外まで広帯域で忠実に色を再現。高濃度NDで発生しがちな赤被りを抑えます。

外周に施したシーリングによりハンドリングが容易になります。またフィルターガラス端での内面反射を抑えます。

低反射コート、撥水・防汚、帯電防止コートを施すことで、過酷な撮影現場環境下においても、メンテナンスの手間を大幅に削減することができます。