
今年一年お世話になったカメラをキレイにお手入れしませんか?
カメラ・レンズの清掃をする際のポイントやおすすめのクリーニング用品をご紹介!
目次
カメラ・レンズのお手入れ手順
カメラ・レンズのお手入れ手順
レンズ表面をさわって傷をつけてしまうことを恐れる方は多いかと思いますが、最近のレンズ表面のコーティングはとても硬く、簡単には傷がつかないので、極端に神経質になる必要はありません。野外で使うことがほとんどのレンズは汚れるのが当たり前なので、自分である程度の清掃は出来るようになっておいて、レンズの性能を最大限活かした撮影をしましょう。
【STEP1】 まずは、シュシュッとブロアーでゴミを吹き飛ばしましょう!

レンズ清掃をする際に最も重要なことは、レンズを拭く前にレンズ表面の大きなゴミや砂粒をブロアーなどを使って吹き飛ばしておくことです。
この作業を怠ると、レンズ表面についた硬い砂粒などによって簡単に傷が付いてしまいます。布やハンカチでレンズを拭いて傷をつけてしまうことがありますが、これも実は拭く前にブロアーを使わなかったことが原因である場合がほとんどなのです。
特に風の強い日や、砂浜などで撮影した後は注意しましょう。
ブロアー
- ・ブロアーとは空気を吹きかける道具です。カメラのレンズや内外部の隅についたホコリやゴミを取り除くのに役立ちます。ブロアーにはスポイトのような形状で、手でシュポシュポと握って使うタイプと、缶の中のガスを吹きかけるタイプ があります。
フジヤカメラおすすめ【ブロアー】はコチラ!
-
-
U.N UNX-1343[シリコンブロアーS BLACK]
手のひらサイズの小型シリコンブロアーS。ブロアー全体がシリコンゴムでできている為、カメラボディーやレンズに優しく安心。小型ながら強力な噴射力。また長時間作業で使用しても手が疲れにくいブロアーです。
-
【STEP2】 専用ペーパーとクリーニング液で優しく汚れを拭きとりましょう!

レンズを拭く際にはブロアーでゴミを吹き飛ばした後、専用のペーパーとクリーニング液を使ってレンズを傷めないよう優しく汚れをふき取ります。汚れが少ないなら、クリーニングペーパーだけを使って乾拭きしてもいいでしょう。
注意するポイント
- ・レンズを大切にするあまり、汚れてもいないレンズを何度も拭くのはレンズを傷めるリスクが増すだけなのであまりおすすめしません。何事もほどほどに。
- ・撮影後には毎回レンズ清掃をするのがおすすめです。付着した汚れからカビが発生する事態を防げますし、急な撮影でもレンズが綺麗な状態で撮影にのぞめるからです。
フジヤカメラおすすめ【リーニングペーパー/クリーニング液】はコチラ!
-
3i(サンアイ) 光学レンズ専用クリーナー「蔵Cura」
個人的におすすめなクリーニングペーパー/クリーニング液は3i(サンアイ)の「蔵Cura」という製品です。ムラになりづらく、アルコールフリーなのでレンズを痛めることも少ない製品で、洗浄力だけなら他にいいものがあるかもしれませんが、使い易く感じて長らく愛用しています。同じく蔵Curaのクリーニングペーパーも厚手で使い易く、ペーパーと液のセットもあるので、こちらもおすすめです。
-
3i(サンアイ) 蔵Cura クリーニング用ペーパークロス MICRO WIPER (ミクロワイパー)CP-100
ミクロの汚れ内部まで繊維が侵入して汚れを掻きとるクリーニングペーパー。厚手で使い易いです。ペーパーと液のセットもあるので、こちらもおすすめです。
-
FUJICOLOR FUJICOLOR レンズクリーニング・リキッド 30ml
フィルム時代からある定番製品。リキッドは蔵Curaよりも少しムラになりやすく使い勝手は劣りますが、汚れを落とす能力は高いので、油分などがこびりついてしまった時や、汚れたジャンク品のレンズなどの清掃には重宝します。ペーパーは油トリガミのような質感で、お世辞にも使いやすいとは言えませんが、長く使われて来た実績があり安心して使えるところがポイントです。
-
富士フイルム レンズクリーニングペーパー 50枚入
薄葉紙に特殊加工を施したレンズ清浄用のペーパー。レンズクリーニングリキッドと併用するとレンズに傷を付けることなく清浄することができます。
-
KING クリーニングクロス K-CCP30-BE
カメラアクセサリーのメーカーKINGが出しているクリーニングクロスです。トレシーなどよりも厚手で、使用されている超極細繊維「ベリーマX」のくさび状断面構造により、クリーニングリキッドが無くても汚れを落とすことが可能となっています。
布に汚れが残っていると際付着の可能性があるので、こまめに洗濯して使うようにしましょう。
【STEP3】 お掃除が終わったら、最後の仕上げに保護フィルター!
お掃除の後には保護用のフィルターを付けておくこともおすすめです。レンズ前面は非常に汚れやすい部分なので、フィルターを付けておくことで、汚れるのはフィルター自体になり、レンズを直接清掃するよりもハードルが一気に下がります。
注意するポイント
- ・フィルターを付けていることで安心してしまう為か、フィルター自体に汚れが付着しているのを多く見かけます。フィルターが汚いとレンズ同様写りが悪くなる場合もあるので、普段からの清掃を心がけた方がいいでしょう。
marumi(マルミ)やKenko(ケンコー)などから、表面が撥水処理されていて汚れが付着しにくく、落としやすいモデルが数種類出ておりおすすめです。
フジヤカメラおすすめ【保護フィルター】はコチラ!
【ここもCHECK!】 レンズ後面の清掃
レンズ交換を頻繁に行う方なら、レンズの前面だけでなく後面(後玉)をうっかりさわって指紋を付けてしまった経験を持つ方も多いのではないでしょうか。
実はセンサーに近いレンズ後面の汚れや傷は、画質への影響が大きいと言われているので、レンズ後面の汚れは前面以上に気にかけておく必要があります。
注意するポイント
- ・レンズの拭き方は前面と同様ですが、傷を付けないようブロアーを念入りに行うなど、より慎重に行った方がいいでしょう。
【ここもCHECK!】 レンズ内の清掃は!?
レンズ内の清掃は、残念ながら個人で行うことは出来ません。メーカーや専門の業者にメンテナンスをお願いすることになります。
特にレンズ内にカビが生えてしまうと、通常はレンズの交換が必要になります。春から夏にかけて湿度が上がる日本はカビが生えやすい環境と言えます。普段からクリーニングなどメンテナンスを怠らず、保管場所などにも気をつけるようにしましょう。保管には一定の温度・湿度を保てる【防湿庫】の利用もオススメです。
注意するポイント
- ・レンズの種類や清掃する部分、取り扱う業者によって価格は違いますが、最低でも1万円以上のコストがかかるのが普通です。レンズの交換が必要になった場合、修理代は高額となり買いなおした方が安くつくケースすらあります。
- ・経験的には長期間の放置でトラブルが生じることが多いようです。写真を撮らなくても、たまに防湿庫から出して動かしてあげるのも必要ではないでしょうか。
フジヤカメラおすすめ【防湿庫】はコチラ!
-
-
-
SIRUI(シルイ) SIRUI HC110
HCシリーズは高性能な除湿と電子制御により素早く湿度調節ができる。光触媒のユニットを搭載した防湿庫です。内部の湿度調節により、大切なカメラやレンズ、電子機器等をちりやほこりから守ります。液晶画面を採用しており簡単に湿度、温度を管理・把握できます。
【ここもCHECK!】 鏡筒も忘れずお手入れ
写りに影響はないとは言え、鏡筒もセーム革など柔らかい布で拭くといったクリーニングをしておく方がいいでしょう。
特に夏場は汗などが渇いて白くあとが残ることもあるので、手で直接触れる機会が多いフォーカスリングなどは、ゴムや樹脂部品を傷めない程度に薄めたアルコールなどで拭っておいた方がいいかもしれません。
また、細かい隙間に入ったホコリなどは、歯ブラシや竹ひごなどを使うと綺麗に取り除くことが出来ます。
注意するポイント
- ・レンズの種類や清掃する部分、取り扱う業者によって価格は違いますが、最低でも1万円以上かかる場合が多いです。特にレンズ内にカビが生えてしまうと、通常はレンズの交換が必要になるので修理代は高額となり、場合によっては買いなおした方が安くつくケースすらあります。普段からクリーニングなどメンテナンスを怠らず、保管場所などに気をつけるようにしましょう
絞り込み
中古商品の状態表記について
- 未使用/未開封品
- 原則的にメーカー保証書のない、新品同様の未使用品です。
- A
- キズや塗装落ちが目立たちにくい、使用頻度の少ない中古商品です。
- AB+
- わずかにキズや塗装落ちのある、使用頻度の少ない中古商品です。
- AB
- キズや塗装落ちがある標準的な中古商品です。
- AB-
- キズや塗装落ちの目立つ通常に使用された中古商品です。
- B
- かなりの使用感があり使い込まれた中古商品です。
- 現状品
- 使用する上で不便さを感じる部分的に故障した中古商品です。
当社中古保証の対象外となります。
- コレクション
- ほとんど機能しません、分解・部品取り用の中古商品です。
当社中古保証の対象外となります。