HASSELBLAD カメラ

中判カメラのメーカーとして名高いスウェーデンのHASSELBLADは、プロ志向のカメラを造るブランドです。シンプルで堅牢、デザイン的にも優れた6×6判の中判カメラは当時のプロカメラマンの多くが使用した名機です。特にレンズシャッター式の500C/Mは、完成された操作性とフォルムでベストセラーとなりました。デジタル時代になってからも、高性能なラージフォーマットセンサーを使用したミラーレスカメラが高い評価を得ています。

ZEISSレンズ

HASSELBLADのカメラを語る上で、ZEISSレンズの存在は欠かせません。カメラマンにとって世界最高のレンズメーカーZEISSのレンズを使える事が、HASSELBLADを使う大きな理由のひとつだったからです。 T*コーティングを施されたZEISSレンズは、メリハリのある高コントラストな描写で多くのプロカメラマンから高い支持を得ました。

標準レンズ80mm

HASSELBLADが採用した6×6判の中判カメラは、80mmの焦点距離が標準レンズとなります。ZEISSのプラナーで設計されたHASSELBLAD用の80mm f2.8レンズは、幾つかのバリエーションを持ち、その全てが名玉と名高いものばかりです。

名機500C/M

HASSELBLADを代表するモデルであり、中判カメラを代表する名機といっていいのが500C/Mです。長期にわたり製造されたロングセラーカメラで、幾つかのバリエーションがあります。又、レンズは勿論、フィルムマガジンやスクリーンが新しいモデルと共用できるシステムカメラなので、特にスクリーンは明るくピント合わせがし易いアキュートマットに交換して使うユーザーが多数でした。