動画撮影ではカメラやモニター、配信機器の接続などに、ビデオケーブルを使います。各コネクターに合わせた多くの種類が使われ、一般的にメジャーなHDMIケーブルだけでなくプロ向けのシネマカメラやカムコーダーではSDIケーブルが使われます。SDI信号を伝送するSDIケーブルには、いくつかのコネクタ形状と、伝送速度により12G-SDIや6G-SDIとったタイプがあります。動画撮影ではプロとアマチュアで異なるケーブルが使われるのも特徴と言えるでしょう。
ビデオケーブルには大きく分けてHDMIとSDIケーブルがあります。一般的なミラーレスカメラではHDMIを使うのが普通ですが、プロ向けのビデオカメラでは、長距離のデータ送信が可能、高いビットレートでデータ送信が可能、ケーブルが固定出来るなど信頼性が高い、といった理由でSDIケーブルが使われる事が多くなっています。HDMIケーブルのコネクターにはタイプA、C、Dといった大きさの違う種類があります。
HDMIケーブルには3種類のビデオコネクターがあります。一般的なテレビなで見かけるタイプA以外にも、小型のカメラやモニターなどではタイプCやタイプDといった小型のコネクターも使われます。これにより、HDMIケーブルには機材に対応した多くの種類が用意されるのです。
動画撮影では様々なタイプのケーブルが使われます。映像信号を伝送するのにはHDMIケーブルやSDIケーブル、音声では3.5mm、2.5mmなどのステレオミニジャック、XLR端子ケーブルなどがあります。アマチュア向けとプロ向けで使われるケーブルが違う事が多いのも動画撮影の特徴で、映像信号ではSDIケーブルがプロに好まれ、音声では本格的なマイクはXLR端子を使うのが一般的です。
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