ズーム全域で開放F2.8の明るさを維持した本格的な超広角ズームでありながら、実用性の高い小型軽量化を達成。普段使いに最適な望遠端20mm(35mm換算：30mm相当)はスナップ撮影や記念撮影に、広角端11mm (35mm換算：16.5mm相当)では迫力のある超広角撮影に挑戦できるなど、小型軽量の使い勝手のよさと大口径F2.8の明るさを活かし、さまざまな撮影シーンで、これまで以上に自由度の高い撮影が可能。

長さ86.2mm、質量335gと、大口径F2.8超広角ズームとして驚きの小型軽量を実現。APS-Cサイズミラーレスカメラボディとの組合せにおいても、サイズや重さに妨げられることなく、常に軽快な撮影を楽しむことが可能。静止画撮影だけでなく、小型三脚やジンバルを使用した動画撮影でも快適。

レンズ構成は10群12枚。2枚のGM（ガラスモールド非球面）レンズをバランスよく配置し、中心から周辺に及ぶ画面の全域において高い解像性能を維持。特殊硝材XLD(eXtra Low Dispersion)レンズ1枚、LD(Low Dispersion：異常低分散)レンズ2枚を採用することで、諸収差が良好に補正されたクリアな画質を実現。ゴーストやフレアの発生を今まで以上に極限まで抑え、逆光条件でも被写体のディテールを緻密に描き出すことができる、BBAR-G2 (Broad-Band Anti-Reflection Generation 2) コーティングも採用。圧倒的なヌケとクリアな表現を実現。

広角側において従来の超広角ズームレンズの近接撮影能力を大幅に上回る最短撮影距離（広角端11mm：0.15m、望遠端20mm：0.24m）を実現。広角側の最大撮影倍率は1：4と驚異的で、超広角特有のパースペクティブを活かしたワイドマクロ撮影や大口径ならではの明るい開放F値でボケ味を活かした表現が可能。

先行して発売されたAPS-Cサイズミラーレス用ソニーEマウント大口径F2.8標準ズームのModel B070と、2本あわせても質量はわずか約860g。F2.8通しの明るさで、11mmから70mm (35mm換算：16.5mmから105mm相当)までの幅広い画角を2本のレンズでカバーできるため、システム全体のサイズと質量を大幅に抑えることが可能。タムロン社製ソニーEマウント用レンズの多くと共通の、フィルター径を67mmとしているため、PLフィルターやNDフィルターをはじめとした各種フィルター、レンズキャップなどの共用が可能。

静粛性に優れ動画撮影にも適したステッピングモーターRXD(Rapid eXtra-silent stepping Drive)を採用。

快適な撮影をサポートする簡易防滴構造・防汚コートを採用。

ソニー製カメラに搭載されている「ファストハイブリッドAF」「瞳AF」など各種カメラ機能に対応。