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2019.01.15
専門店・プロレビュー,

LEICA AKADEMIE in Japan - Leica SL Workshop 実写編

座学を終え、小休憩を挟みまして、ついに実技の時間がやってまいりました!

 

LEICA AKADEMIE in Japan - Leica SL Workshop 撮影風景①

 

かわいらしいモデルさんを相手にまずはオリバー氏がお手本を見せてくれます。

 

さすが講師の方。英語でコミュニケーションをとりながらポーズを要求しては素早くSHOT!流れるような動きでしたね。

 

LEICA AKADEMIE in Japan - Leica SL Workshop 撮影風景②

 

そして

 

「さあ君たちも!」

 

まずは試したいレンズを各々選びます

 

LEICA AKADEMIE in Japan - Leica SL Workshop 撮影機材

 

・・・満を持して我々参加者達がぎこちない感じで撮影を開始WW もうね、モデルさんも我々もなんか緊張しちゃって。すごい静かで厳かな撮影会になっていましたw

 

最初に試させて頂いたレンズは先程も触れた

 

APO Vario Elmarit SL f2.8-4/90-280mm!

 

もうSLレンズの重さ、大きさには驚きませんw
数ショット撮って気づいたのは、とても「良く写る」こと。そして操作のしやすさでした

LEICA AKADEMIE in Japan - Leica SL Workshop 作例①

 

AF速度も速く、MFでのピント合わせも楽に出来ていました。もうね、さすがにライカのAPOですよ。しーーーっかり解像しておりました。このズームレンズほんとにいい。ロマンに溢れてる上に使いやすい。これはかなりの自信作なのではないでしょうか。

 

お次は
SUMMILUX-SL 50mm f/1.4 ASPH.!!
前回は手に取ることができなかったので全くご紹介できませんでしたが、以前からこのレンズが非常に気になっておりました。SUMMILUXといえば多くのライカユーザーの憧れであります!さて今回の作品はどのような仕上がりなのでしょうか。

 

使用感!
単焦点レンズ50ミリの中ではZEISS社のBatisほどの大きさがあり、ほぼ一番大きい50ミリレンズの部類に入りますが、SLに装着してみると程よい大きさで非常に扱い易いサイズです。

 

LEICA AKADEMIE in Japan - Leica SL Workshop 作例②

 

LEICA AKADEMIE in Japan - Leica SL Workshop 作例③

 

LEICA AKADEMIE in Japan - Leica SL Workshop 作例④

 

実写も非常に良好です。解像感も素晴らしく、ボケ・空気感。質感もライカレンズらしくしっかり描写されていました。個人的には、やはりズームレンズより使い易く、今回はモデル撮影ということもあってVARIO-ELMARIT-SL f2.8-4/24-90mm ASPH.よりもこちらのほうが写真をとっていてノッてくる感じがありました。(やはりライカは単焦点レンズの開放で撮るのがロマンですからね! )いやぁ、流石SUMMILUX!ですね!良い。

 

気になった点はMFピントリングの微調整がしにくいことです。ピント追い込みの際、反応が少し鈍いといったらよいのか、MF時、絞り開放だと被写界深度も非常に浅くなる為、EyeResRファインダーをもってしてもピント合わせが少しもたついてしまう場面が多かったです。

 

お次は
APO SUMMICRON SL 90mm F2 ASPH !!

 

LEICA AKADEMIE in Japan - Leica SL Workshop 作例⑤

 

さて、90ミリ。個人的にはあまり使うことのない単焦点レンズですが、離れた位置からの背後のボケ。被写体の立体感も素晴らしいの一言です。ポートレイトにはぜひとも一本持って行きたいレンズです。もっといろいろ試したいシチュエーションはありましたが今回は室内での撮影でしたのでこのような感じです。室内ならば、今回は試せませんでしたが75ミリのノクティルックスも非常によさそうです。

 

その後画像編集の説明があり、最後にオリバー氏がおっしゃっていたのが
「このカメラに慣れるためにはとにかく練習して欲しい」
ということでした。もちろんそれは、どのカメラにも言えることですよね。しかしこのカメラにおいては非常にオリバー氏の話に大いに共感することができました。なぜならこのライカSL。ご存知の方もおられると思いますが「要使い込み」のカメラであります。
多くのデジタルカメラの背面部には多くのボタンがあり、どんな機能なのかがボタン自体もしくはボタンの近くににプリントしてあったりします。
しかしこれがSLの背面です

 

LEICA SL背面

  見てくださいよこの美しいフォルムを!無駄を一切排除したスタイリッシュなデザインを!!!いやぁ~本当にかっこいいですよね~。タッチパネルの液晶モニターをいろいろ触って、ボタンもいろいろ押してみて・・それでも操作がホントに分からなくて・・ww 担当の方に聞いては試し、聞いては試し。でなんとか撮影していました。一朝一夕で使いこなせるわけがありませんでしたね・・・。このカメラの機能の素晴らしさを知るにはもうすこし練習が必要だなぁと思いましたし、できることならもっと使い込んでみたかった!まったくもって時間が足りなかったです~~~。操作自体は楽しかったのですけどねえ・・・。

 

すぐには無理かもしれませんが、カメラ操作に慣れれば必ずや信頼できる相棒になってくれることでしょう。交換レンズの描写も性能も申し分ありませんし、他メーカーにはない極上の満足感だって味わえてしまいます。各メーカーから続々とフルサイズミラーレス機が発売され、この世は群雄割拠のミラーレス戦国時代のようになっていますが、このSLは唯一無二の存在だと思います。

 

皆さまもこれを機にライカSLをスマートに使いこなして東国一のいや、世界一のSL使いになってみてはいかがでしょうか!?・・・そのためにはまずご注文が必要になりますw 皆さまからのご注文、スタッフ一同心よりお待ちしております!!


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