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2020.05.31
本日のフジヤ【スタッフ レビュー&ハウツー】,

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 実写レビュー

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE のレビューです。

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 本体①

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE は、写りについてもハイレベルなレンズですが、何と言ってもその特徴はコンパクトで非常に軽量な事です。

 

フィルター口径は58mm、全長は約69mmで、重量230gは一般的には標準レンズの重さでしょう。

 

デザインもシンプルで、SONY α7シリーズと相性が良さそうです。

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 本体②

 

しっかりした花形フードと、使い易いレンズポーチが付属します

 

既に発売されている同社の AF 24mm F2.8 FE 、AF 45mm F1.8 FE と併せて、高性能で汎用性の高い、使い易いお散歩用単焦点レンズセットが組めるのも、ポイントです。

 

なんと、上記3本のレンズ全て合わせてもその重量は500gを切る485g!

 

撮影者の肉体的負担を減らしてくれるのも、このセットの特筆すべき点です。

 

そんな、SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE をSONY α7RIVに付けて、お散歩写真を撮りに行って来ました。

 
フィルター径 58mm
最短撮影距離 0.69m(最大撮影倍率:0.13倍)
最小絞り F22
対応センサーサイズ フルサイズ
マウント SONY E
全長 約69mm
重量 約230g
付属品 レンズフード、専用ポーチ
 

実写レビュー

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例①
作例①:SONY α7RIV f1.8 1/500 ISO100 露出補正-0.7

 

暗い林へと続く小道を発見。

 

旺盛に茂る雑草に覆われた小道を進む勇気は無かったので、SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE を使って写真を撮るだけにしました。というか、写真を撮るのが目的で歩いているわけですが。

 

程よい圧縮効果とボケ感で、少し不気味な森の奥の雰囲気が伝わります。

 
SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例②
作例②:SONY α7RIV f11 1/80 ISO1000 露出補正-0.3

 

新緑に萌ゆるこの時期、場所を選べば公園でも本格的な風景写真を撮る事が可能です。

 

黒く濁った水面に映る緑が鮮やかで綺麗です。

 

近所の公園では自然風景だけを撮ろうと思うと、広角~標準は余計なものがフレームインしてしまいますが、中望遠レンズなら遠近感も自然で、それっぽい写真が撮れます。

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例③
作例③:SONY α7RIV f7.1 1/100 ISO100 露出補正-0.3

 

池に写った雲の間を泳ぐ鯉が、まるで空を飛んでいるように見えて咄嗟にシャッターを切りました。

 

どんどん泳いで行ってしまう鯉を追いかけながらでしたが、SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE のオートフォーカスはスピーディーで、ストレスなくシャッターが切れました。

 

公園の散歩でも一期一会があって、やっぱり写真は楽しいです。

 
SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例④
作例④:SONY α7RIV f8.0 1/60 ISO100 露出補正±0
 

中望遠レンズは歪みが少なく、物の形を正確に写し取るのにも向いたレンズです。

 

小さな瓶の中に蓮が浮かべてありました。

 

水面を覆う小さな浮草の葉が、何かの幾何学文様を描いているようで、お寺の中だった事もあり、どこか宗教的なものを感じます。

 

f8まで絞っての撮影ですが、かなり細かい部分までシャープに描写されており、SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE の高性能さが伺えます。

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例⑤
作例⑤:SONY α7RIV f1.8 1/640 ISO100 露出補正±0

 

公園の中に田んぼが作ってありました。

 

水を入れた田んぼは、代掻きをして平らになるまでただの水たまりです。黒い土の色と、雑草の緑の対比が綺麗です。

 

中望遠レンズは、人が注意してものを凝視する画角などと言われるように、綺麗だなと感じた部分にレンズを向ければ、そのまま画になってくれるので扱いやすいレンズだと思います。

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例⑥
作例⑥:SONY α7RIV f1.8 1/100 ISO100 露出補正-0.3

 

シダの群生が、目にまぶしいほどの緑のじゅうたんをつくっていました。

 

植物によって、緑の色合いは少しづつ違いますが、意外にもジメジメとして日陰に育つシダの葉の緑が、この日出会った最高の緑でした。

 

開放から十分なシャープネスを有する、SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE は、細密描写を必要とする風景写真にも、高いレベルで対応出来ると思います。

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例⑦
作例⑦:SONY α7RIV f1.8 1/80 ISO100 露出補正-0.3

 

夕暮れが迫る中、少し移動して、よくテスト撮影で訪れる高幡不動へ。

 

手前に緑鮮やかなモミジの木を入れて、朱色の五重塔を狙いました。

 

コンパクトな設計の為か、SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE は、開放では周辺の口径食が大きく出ます。が、この写真では、周辺に向かってレモン型になっていく玉ボケが、逆に面白い効果となったと思います。

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例⑧
作例⑧:SONY α7RIV f1.8 1/80 ISO125 露出補正-0.7

 

紫陽花の時期にはまだ早すぎ、ほんの少し、小さな花を付けている株が見られるだけでした。

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE の最短撮影距離は0.69m(最大撮影倍率:0.13倍)と、マクロに強いわけでは無いのが少し残念です。

 

感覚としては「え?もう寄れないの!」と感じるシーンが何回かありました。

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例⑨
作例⑨:SONY α7RIV f1.8 1/80 ISO100 露出補正-0.3

 

夕暮れせまる光線状態は、暗く色が無くなっていく一方、逆に鮮やかなものがより鮮やかに引き立つ時間帯でもあります。

 

本堂に巡らされた色鮮やかな幔幕と、黒い建物との対比が綺麗でした。

 

ブレやすい望遠レンズでは、開放f値がいくつであるかが、撮影の可否や画質を決定する事もあります。

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例⑩
作例⑩:SONY α7RIV f1.8 1/80 ISO160 露出補正-1.0

 

以前別なレンズのテスト記事でも書きましたが、紫陽花の鮮やかな花びらっぽい部分は花ではなくガクです。

 

ちょっとシーズンには早い紫陽花の色を、夕やみせまる薄明の中撮影しました。

 

さて、そろそろ帰ってビールの時間です。今回はレンズが軽かったおかげで、体力的に楽なテスト撮影となりました。

 

画質

 

開放と少し絞った時で、画質に多少の差があると感じたので、それぞれの描写を見てみます。

 

初めに絞ったf8での描写です。

 
SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例④拡大枠

枠内を拡大

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例④拡大

 

立体感、シャープネス、解像感いずれも申し分ないレベルです。

 

テストで使用したα7RIVは、超高画素のレンズの質にかなりうるさいカメラですが、十分使える画質だと思います。

 

次に開放f1.8の描写を見てみます。

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例⑨拡大枠

 

枠内を拡大

 

SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE 作例⑨拡大

 

開放時と絞った際の画質差があるように感じたのですが、気のせいだったようです。

 

開放においても、立体感、シャープネス、解像感いずれも申し分ないレベルで、絞った時との画質差も少ないようです。

 

いずれもα7RIVでも十分実用に耐える高画質さで、価格を超越していると思います。

 

まとめ

 

軽量、コンパクトでとてもいいレンズです。

 

1本でもいいレンズですが、AF 24mm F2.8 FE 、AF 45mm F1.8 FE と組み合わせれば、お散歩用無敵レンズセットが出来上がる気がします。

 

マクロに少し物足りなさを感じるので、同系列の90mmマクロがあると更に充実したシリーズになる気がします。

 

少し言いずらいのですが、使っていてLマウントが欲しくなりました。SIGMA fp と組み合わせて使えば、最小、最軽量のフルサイズミラーレス一眼システムが出来そうです。

 

コンパクトで軽いという事が、撮影のストレスを大幅に軽減してくれ、より楽しく写真に取り組めると思います。

 

「軽量」というコンセプトのレンズはまだ珍しいと思いますが、次世代のニーズとして今後注目されるかもしれません。

サムヤンレンズ

>>> SAMYANG (サムヤン) AF 75mm F1.8 FE ソニーE

>>> SAMYANG(サムヤン)AF 24mm F2.8 FE / AF 45mm F1.8 FE / AF 75mm F1.8 FE 《3本で総重量485g!軽量フジヤカメラセット》 ソニーE

 
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