こんばんは!担当:Kです。
先日OLYMPUSより発表された、E-M5MarkIIIを新宿のOLYMPUSプラザに見に行って来ました。
恥ずかしながら、OLYMPUSプラザを訪れるは初めてだったのですが、最寄りの新宿駅からなら、地下道を移動できるので天候が悪くても苦にならず、駅から近いのでとても便利です。
サービスセンターとギャラリー、ショールームが一つのビルに集約されているので、OLYMPUSユーザーなら一度足を運んでみる価値があると思います。
ショールームでは現在(2019.10.21)、プロカメラマンの方が撮影した、E-M5MarkIIIの実写サンプルが、大伸ばしのプリントで飾ってあります。
画質の細かい部分を確認するなら、やはりプリントが一番なので、これからE-M5MarkIIIの購入を検討しているなら、一度目にしてもいいと思います。
勿論、プロカメラマンの写真は、構図や露出、アイデアなど参考になる部分が沢山あります。
早速E-M5MarkIIIとご対面。平日の午前中という事で、まだお客さんも少なく、手に取ってゆっくり見る事が出来ました。
外観だけ見ると、MarkIIとの違いが少なく新鮮味に欠けますが、基本的なオペレーションが大きく変更になっていないおかげで、カメラを買い替えた時に、改めて操作を覚える手間が少なくていいのが、いいですね。
シャープなエッジで構成されたデザインは、往年の名機OM-4Tiをほうふつとさせます。
E-M5MarkIIIは、センサーや、AFがE-M1MarkIIと同じになり、更に手振れ補正は0.5段E-M1MarkIIより効きがいいにもかかわらず、重さは150g以上軽くなっています。撮影用に持っていったE-M1MarkIIと実際に比べてみると、思った以上に軽く感じました。
ミドルグレードのカメラは、軽量で機動性のいいメイン機としても、コンパクトで持ち運びが楽なサブ機としも使える事が望ましと思いますが、OLYMPUS E-M5MarkIIIはまさにそのどちらにもなれるカメラだと思います。
しかし、この表情はやりすぎです・・・変顔の一瞬を切り取られました・・・レスポンスの良さから、一瞬を逃さず撮れるOLYMPUSの能力が裏目に出ました・・・
専用のグリップも見せてもらいました。
E-M5MarkIIIをメイン機として使う際、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO や M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROと言った、重いレンズも装着して使用する事もあると思います。
E-M5MarkIIIのグリップは、コンパクトさを第一にデザインされている為小さく、大型のレンズを使う場合少し安定性に欠きます。
そんな時の為に、別途グリップが用意されているあたり、さすがOLYMPUSです。
試しにM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROを装着して構えてみましたが、グリップがあると握りが安定して、重いレンズでもフォールディングし易くなります。
たとえグリップを装着しても、同じくグリップを装着したE-M1MarkIIよりはかんり軽量で小型なので、E-M5MarkIIIの良さが損なわれる訳ではありません。
カメラについて詳しくお話を伺ったプラザ東京の小笠原さん。
カメラの開発にも携わった事がある凄い人ですが、温かいお人柄と、並々ならぬカメラへの情熱で、楽しいお話が沢山聞けました。
ご自身も写真を撮られるフォトグラファーという事で、E-M5MarkIIIのより強力になった手振れ補正を利用して、新しい写真表現のアイデアがあるとの事(内容は秘密です(笑))。
ご自身で写真を撮る方が、開発の近くにいる事は、我々一般ユーザーにも心強い限りです。
E-M5MarkIIIのおススメポイントを伺った際、E-M1MarkIIより小さい電池を使っていながら、殆ど同数のカットを撮影出来る挙げるあたり、写真を撮ってる人だな~と感じました。
又、マイクロフォーサーズの優位性に、マウントからセンサーまでの距離が長めにとってある事を挙げておられたのも印象的でした。
センサーに対して、垂直に光を入れられる事や、ゴミが写りずらい事をその理由に挙げられていて、OLYMPUSが、性能だけでなく実用面での使い勝手を重視している事がうかがえました。
実機を触れるだけでなく、プロカメラマンが撮影した実写サンプルを見られたり、メーカーの人から直接カメラの良さを教えてもらえたり、楽しい時間を過ごせました。
OLYMPUSユーザーの方や、これからOLYMPUSカメラの購入を考えていらっしゃる方は、一度足を運ぶ価値があると思います。