2022.06.25
本日のフジヤ【スタッフ レビュー&ハウツー】,
Canon(キヤノン) EF 35mm F2 IS USM 実写レビュー
Canonのテレコンバーターは歴代3種類が発売されています。
2×のタイプはI型~III型まで全てのタイプで、光学設計の見直しが行われており、少しずつ画質の向上が図られているようです。
しかし、価格の問題もありますし、あまり使わない人もいるので、わざわざ高額な最新型を買う意味があるのか、価格と性能のバランスをどのあたりにするか、迷うところです。
という訳で、3種類の画質をテストしてみました。カメラはEOS5DMarkIII、レンズはCanon EF70-200mm F2.8L IS II USMです。
初期型は明らかに性能が劣りますが、II、III型の画質は、それほど違わないという結果でした。
しかし、III型は、新超望遠レンズとの組み合わせでのAFの高精度化、高性能化を売り文句にしているコンバーターなので、動く被写体を撮影するならやはりIII型を使用した方がいいでしょう。
ちなみに今回のテストは全てMFでピント合わせを行いました。
デジタル一眼で使用するなら、I型は避けて、動体の精度を求めるならIII型、被写体が、静物メインならII型を選択してもいいかもしれません。II型の中古は意外とコスパが高そうです!