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2016.12.20
専門店・プロレビュー,

SIGMA(シグマ) sd Quattro Hをテストしました!

本日はSIGMA「sd Quattro H」の発売日です!以前DP MerrillやQuattroを使っていた事もあり、個人的にSIGMAは思い入れのあるメーカーです。そのSIGMAからミラーレス一眼の最高峰「sd Quattro H」がついに発売となりました。このスペックのカメラが13万円を切る価格とは!、いい時代になったものです。

 

当店でも本日よりデモ機を展示しましたので、早速簡単にテストしました。ちょっとイレギュラーですがAPS-Cサイズ用のレンズ(A30mmF1.4)をクロップをOFFにして、APS-Hサイズでテストしました。とりあえず周辺のケラレも無いようです(メーカーは推奨していない使い方なのであくまで個人の裁量でお願いします)。

 

sd Quattro発売の段階で、AFが弱いというのが一般的な評価だったと思います。私自身も、店頭でテストした際に「これはちょっと・・・」と思った覚えがあります。実際に使って、実用に耐えるレベルなのか?そのあたりも意識しながら使ってみました。

 

このように最短付近で、被写体が小さい場合、なかなか合焦しない場合が多いのですが、ちゃんと合焦しました。思ったより好感触です。

 

結論から言えば、私は実用に耐えると感じました。確かに速くはありませんでしたが、スナップや風景が被写体なら十分に実用に耐えると感じました。このカメラの超高画質が一番生きる被写体ですしね。むしろ最近のカメラの画面全体に測距点がある、ほとんど瞬間的に合焦するAFに自分が甘えてるな?と気づきました(笑)。

 

被写体は風でゆらゆら揺れていたのですが、子気味良く合焦しました。A30mmF1.4の柔らかいボケがキレイです。本当はクロップして使うレンズなのですが、APS-Hサイズで使っています。周辺のケラレもなくこのまま使えそうですが、メーカー推奨ではない様なのでオウンリスクで使いましょう。

 

今回はJPEGで撮影していますが、本来はやはりRAWで使うべきカメラかと思います。相当のパワーのパソコンとメモリが必要のようです。時間が無くて画質についてきちんと確認する事は出来ませんでしたが、このシャープさは流石フォビオンです!

 

いつもの場所でテストしました。

 

中央の切り出し写真です。今回はRAWではなくJPEGでの撮影でしたが、さすがフォビオン!怖いほどシャープですね。
 
さすがに周辺部は少し甘いです。これは本来クロップして使うべきレンズをAPS-S Hサイズで使っているからだと思います。

 

以前Merrillを使っていた身としては、JPEGの画質が素晴らしく向上しているのに驚きました。JPRGで撮るとMerrillは明らかにちょっと眠かったのですが、sd Quattro Hは十分シャープです。これなら状況に応じてRAWとJPEGを切り替えて使えそうです。

 

カメラ同様にA30mmF1.4の性能がいいのに驚きました。少しクセがありますが、美しいボケです。

 

テストしていてだんだん欲しくなって来ることがあるんですが、今回は完全にこのパターンです。特にAFが実用に耐える性能だったのは大きいです。以前Merrillを使っていた時も撮影がとても楽しいカメラだったのですが、同じ楽しさを味わいつつ、レンズ交換が出来て楽しさ2倍です!スナップや風景メインのカメラマンの方には是非おすすめしたいカメラです。

 

>>> SIGMA sd Quattro H


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